IPカメラのマルチストリームについて、ストリーミングプロトコルも解説します

IPカメラはマルチストリームと呼ばれる方式によって、映像を映し出しております。マルチストリームを理解しておくことで、ストレージを節約できますし、適切な解像度で表示することで、ストリーム帯域を節約することができます。そのため今回のストリームについて知識を得てIPカメラの運用に活用してください。

IPカメラのマルチストリーミングについて

IPカメラはマルチストリーミングと呼ばれる機能を持っています。ストリーミングとは配信という意味で、異なるストリームを同時に配信することができます。2つのストリームまたは3つのストリームを配信しています。メインストリーム、サブストリーム、モバイルストリームの3種類の配信となります。これらのストリーミング設定は解像度やフレームレートの変更、圧縮方式をそれぞれ変更することが可能ですので例えばメインストリームでは5MP、サブストリームはCIFサイズでにするなど適宜設定の変更が可能です。

録画ストリームについて

基本的にIPカメラの録画については、どのストリームを録画するのか設定することが可能です。例えばメインストリームのみ録画するのか、メインとサブを録画するのかを変更することが可能です。基本はメインストリームのみ録画してサブストリームはライブ映像を見ることが多いです。カメラ16台を接続したパソコンで16台をメインストリームで確認すると重すぎてフリーズする可能性もありますので、分割表示する時はサブストリームにして、録画はメインストリームにしておくというのが多い設定となります。

RTSPやRTMP

ネットワークカメラのストリーミングプロトコルの一つにRTSPとRTMPがあります。それぞれの特徴についても解説させていただきます。

RTSP

RTSPとはReal Time Streaming Protocolの略です。名前の通り映像と音声データのリアルタイム伝送する際に使われるプロトコルです。IPカメラで使われる用途としてはパソコンやスマートフォンでリアルタイム映像をモニタリングしたい場合に使われるプロトコルです。基本的にはポート番号554を使用します。

RTMP

RTMPとはReal Time Messaging Protocolの略です。Adbeが開発したストリーミングプロトコルで、主にライブ配信プラットフォームで使われるプロトコルです。YOUTUBEライブやTwitchで使われるプロトコルです。

IPカメラのマルチストリームについて

IPカメラのストリーミングについて適切な設定をすることで、ストレージが節約出来たり、表示の方法を最適化したりできることがお分かり頂けたかと思います。ぜひこの記事が参考になれば幸いです。

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