NVR(ネットワークビデオレコーダー)とは?DVRとの違いや使い方を解説します

NVRとはIPカメラの映像を録画する装置です。IPカメラには録画機能がないものがあったり、マイクロSDカードでの録画が主流となっておりますので長時間の録画が難しく、NVRを活用することでより長時間録画が可能になります。またNVRと似た仕組みでNASやVMS、CMSなど似たような仕組みがたくさんある中でそれらの違いについても解説いたします。

NVR(ネットワークビデオレコーダー)の特徴

NVRの特徴はIPカメラの映像をハードディスクに録画できる機器です。NVRに似た言葉でDVRがありますがどちらも機能としては同じ機能になります。DVRと比べてNVRはIPカメラを録画する保存装置という位置付けです。NVRの特徴としては複数のIPカメラを一ヵ所で管理し、モニタリングと録画データの保存ができるという点です。そのためカメラの台数に応じてNVRの種類が異なります。

PoEを搭載しているNVRであれば、カメラとNVRをLANケーブルでつなぐ事によって、映像を出力することが可能です。PoEについては以前、別の記事にまとめましたのでそちらもご覧ください。

PoE搭載のIPカメラとは?メリットや設置の注意点について解説します。

IPカメラはデジタル映像になるので、画質がキレイなのも特徴です。フルハイビジョン200万画素から500万画素の高画質なタイプの防犯カメラに対応しています。4K出力のNVRであれば、500万画素のカメラを高画質で映し出すことができますのでおすすめです。

NVR(ネットワークビデオレコーダー)のメリット

NVRのメリットとしては、複数のIPカメラを収納できるという点です。IPカメラの映像を分割表示したり、シーケンシャル表示することによって、大規模な現場での効率的な監視を可能にします。カメラ4台用、8台用、16台用のNVRがあり、IPカメラの台数によって選定します。またNVRには専用のアプリとクライアントソフトがありますので、24時間いつでもモニタリングが可能です。またP2P通信を使えば、遠隔のどこからでもモニタリングが可能になるので、離れた現場の映像をいつでも確認することができます。

IPカメラ(ネットワークカメラ)の遠隔監視P2P機能とは

NVR(ネットワークビデオレコーダー)のデメリット

NVRのデメリットはほとんどありませんが、強いて挙げるならコストが掛かるという点です。もっともコストを抑えて導入するならば、IPカメラにマイクロSDカードを入れて運用するのが一番、価格を抑えて導入することができます。NVRを導入することで、費用が掛かりますので、コストをとにかく抑えたい方には不向きと言えます。またNVRはインターネットに接続されておりハッキングのリスクがありますので、パスワードは初期地にしておかずに必ず設定するようにしましょう。

防犯カメラのハッキングについて、実際の状況と対処法にについて

NASやVMSとの違い

似たような言葉でNASやVMS、CMSといった言葉があります。ここではそれらの違いについても解説いたします。まずNASですが、NASとは(Network Attached Storage)の略でネットワークで接続するハードディスクです。NASもハードディスクという点ではNVRに似ているのですが、あくまで録画のみなのでその他の分割機能などは対応していません。また検証済みのNASでないと使えない場合が多いので事前にメーカーに確認するようにしましょう。

またVMSはVideo Management Softwareの略でIPカメラをパソコンで管理するためのソフトウェアです。複数のカメラを登録できますし分割表示、IPカメラの管理統合が可能です。録画んい関してはVMSではできませんので、あくまでIPカメラやNVRをパソコンで管理するためのソフトウェアとなります。

NVRが活用される場所

NVRは様々な場所で活用されていますが、ここでは実際にNVRの使用が想定される利用シーンについて解説いたします。NVRはIPカメラの管理、モニタリング、録画を可能にするシステムなので多くの場所での利用を想定されています。一般の自宅やオフィス、工場から倉庫まで利用される場所はほとんどの場所と言っても過言ではないでしょう。録画だけでなく常時モニタリングしながら、現場の状況を確認するあらゆる現場での活用が期待されています。これからIPカメラの導入を検討されているはNVRの導入を検討しましょう。

AI機能

NVRにはAI機能が搭載されています。様々なAI機能がある中で、代表的なのは顔認識機能です。顔認識とは人の顔をNVRが認識し登録している顔と別の顔が通った場合にアラームを出すことができます。顔認識技術は最近では様々な場所で使われうようになりましたが、NVRに顔認識機能が搭載されることが増えました。また人や車両のみをAIが選別して検知することで、誤検知を圧倒的に減らすことができるようになりました。従来の動体検知に比べて、AI機能を使うことで誤検知を減らし効率よく監視できます。NVRのAI検知機能については以前、別の記事にもまとめましたのでそちらもご覧ください。

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NVR(ネットワークビデオレコーダー)を活用しましょう

IPカメラを管理統合し録画もできるNVRのメリットはお分かり頂けたかと思います。ぜひNVRを導入しましょう。

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