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IPカメラは特性上、遅延が発生します。今回は遅延が発生する原因と改善方法について解説いたします。IPカメラの遅延が発生して困っている方の参考になれば幸いです。
IPカメラの遅延が発生する原因
IPカメラの遅延が発生する原因は様々ですが、まず考えられるのはビットレートが高すぎるという問題です。ビットレートとは1秒間に処理できるデータ量を表しています。単位はbps(Bit Per Second)で表されます。ビットレートは画質に比例して大きくなるので4Kカメラなどはビットレートが大きくなります。ビットレートが高すぎると実際の時間と遅れた時間でライブ映像が表示される原因にもなります。
またインターネットの通信速度が遅いと遅延が発生する可能性があります。光回線であれば最大1GBPSを謡っていることもありますので、遅延は少ないかもしれませんがSIMルーターなどであれば回線速度は落ちますので遅延の可能性は高くなります。またSIMルーターであればLTE通信になるので、電波が弱い場所でも遅延がおきます。
IPカメラの遅延を解決する方法
IPカメラの遅延が発生した場合は原因に合わせた設定や環境に合わせる必要があります。ビットレートの数値を適正な設定に変更することで改善する可能性があります。ビットレートの数値が画質にも影響を与えますので適正な数値に設定するようにしてください。また映像圧縮方式をH.265 に対応しているIPカメラであれば変更するようにしてください。通信速度が遅かった場合、通信速度を早くするために電波環境を改善したりすることで遅延が改善する可能性があります。通信環境を改善する方法としては、WIFIであれば5Ghz帯を使う、SIMカードであれば電波が届くキャリアに変更するなどによって改善する可能性があります。
ワイヤレスIPカメラの遅延
IPカメラの遅延の場合にワイヤレスIPカメラの遅延についてもご説明します。ワイヤレスIPカメラとは、2.4Ghz帯のWIFIを使用しますので、電波干渉などによって遅延が発生する可能性があります。ワイヤレスIPカメラの遅延は設置環境によって大幅に変わりますので、設置環境を見直すことが重要です。電波は目に見えないので、遅延が発生した場合、なかなか改善が難しいという問題があります。電波の改善方法についてはこちらの記事をご覧ください
IPカメラで遅延を減らして監視しましょう
IPカメラで設定により遅延を改善するために、様々な設定変更することで最適なIPカメラの設定するようにしましょう。特にIPカメラは専門的な知識を必要とする設定なので遅延が発生した場合に設定で解決する場合が多いのでまずは設定内容を確認するようにしてください。
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