
高齢化の進行や医療現場の人手不足を背景に、病院やクリニックでの見守りカメラ導入が進んでいます。とくに病室内にカメラを設置するケースは、転倒事故の防止や急変時の迅速対応といった安全面での効果が期待される一方で、プライバシーや倫理面への配慮が欠かせません。
本記事では、病室に見守りカメラを設置するメリットとデメリット、さらにトラブルを防ぐための具体的な注意点について、実務目線で詳しく解説します。これから導入を検討している医療機関のご担当者様は、ぜひ参考にしてください。
病室に見守りカメラを設置する主なメリット
1.転倒・転落事故の早期発見と防止
病室内で最も多い医療事故の一つが、患者の転倒・転落です。とくに高齢患者や術後の患者、認知機能が低下している方は、ベッドからの転落や夜間の歩行時に転倒するリスクが高まります。
見守りカメラを設置することで、ナースステーションからリアルタイムに患者の様子を確認でき、異常な動きや離床行動をいち早く察知できます。転倒の「発生後」に対応するのではなく、「発生しそうな兆候」を捉えられる点が大きなメリットです。
2.急変時の迅速な対応
患者の急変は、いつ起こるか分かりません。モニター機器だけでは把握しきれない体動や表情の変化を、映像で確認できることは大きな強みです。
たとえば、けいれんや呼吸状態の異常、ベッド上での不自然な動きなどをカメラで確認できれば、巡回前でも迅速に対応が可能になります。結果として、重篤化の防止や医療安全の向上につながります。
3.夜間の巡回負担軽減と業務効率化
夜間は看護師の人数が限られるため、全室を頻繁に巡回することは大きな負担になります。見守りカメラがあれば、まずモニターで状況確認を行い、必要な部屋のみ訪室するという効率的な運用が可能です。
これにより、不要な訪室による患者の睡眠妨害を減らしつつ、スタッフの身体的・精神的負担を軽減できます。
4.医療トラブル時の客観的記録
万が一、転倒事故や医療トラブルが発生した場合、映像は重要な客観資料になります。状況の正確な把握が可能となり、原因分析や再発防止策の検討に役立ちます。
また、患者や家族からの問い合わせに対しても、事実に基づいた説明が可能となり、無用な誤解を防ぐ効果が期待できます。
病室に見守りカメラを設置するデメリット
1.プライバシー侵害への懸念
最大の課題は、患者のプライバシー問題です。病室は生活空間に近い性質を持ち、着替えや排泄、家族との面会など、極めて私的な場面が存在します。
常時撮影されていることに不快感やストレスを感じる患者も少なくありません。導入にあたっては、十分な説明と同意が不可欠です。
2.患者との信頼関係への影響
「監視されている」という印象を与えてしまうと、医療者との信頼関係に悪影響を及ぼす可能性があります。とくに精神科病棟や長期療養病棟では、心理的配慮がより重要です。
安全確保のための設置であっても、その意図が適切に伝わらなければ逆効果になる恐れがあります。
3.情報漏えいリスク
映像データは個人情報そのものです。不正アクセスや内部不正、データ流出が発生すれば、病院の信用失墜につながります。
クラウド型システムを利用する場合は、通信の暗号化やアクセス権限管理など、十分なセキュリティ対策が求められます。
4.導入・運用コスト
カメラ本体、録画機器、配線工事、ネットワーク整備など、初期費用は決して小さくありません。さらに、保守点検や機器更新といったランニングコストも発生します。
費用対効果を十分に検討した上で、段階的な導入を行うことが望ましいでしょう。
病室に見守りカメラを設置する際の注意点
1.事前説明と書面による同意取得
設置前には、患者および家族に対して目的・撮影範囲・録画の有無・保存期間などを明確に説明し、書面で同意を得ることが重要です。
「安全確保のため」であることを丁寧に伝え、拒否する権利があることも明示することで、トラブルを未然に防げます。
2.撮影範囲の最小化
プライバシー保護の観点から、撮影範囲は必要最小限にとどめるべきです。ベッド周辺のみを映すよう角度を調整し、トイレや洗面スペースは原則として撮影対象外にするなどの配慮が求められます。
場合によっては、プライバシーマスキング機能や録画停止機能を活用することも有効です。
3.アクセス権限の厳格管理
映像を閲覧できるスタッフを限定し、ID・パスワード管理やログ記録を徹底することが必要です。誰が、いつ、どの映像を閲覧したのかを追跡できる体制を整えておくことで、不正抑止につながります。
4.院内規程の整備
見守りカメラの運用ルールを明文化し、職員研修を実施することが重要です。目的外利用の禁止、録画データの保存期間、外部提供の可否などを明確に定めておく必要があります。
ルールが曖昧なまま運用を始めると、内部トラブルやコンプライアンス違反の原因になります。
5.法令遵守の徹底
個人情報保護法や医療関連ガイドラインに基づいた運用が必須です。地域や自治体によっては独自の指針がある場合もあるため、事前確認を怠らないようにしましょう。
病室への見守りカメラ導入は「安全」と「尊厳」の両立が鍵
病室への見守りカメラ設置は、医療安全の向上に大きく貢献する一方で、患者の尊厳やプライバシーに深く関わる取り組みです。
単に機器を設置すればよいというものではなく、目的の明確化、十分な説明と同意、厳格な情報管理体制といった「運用設計」こそが成功の鍵を握ります。
今後ますます人手不足が深刻化する医療現場において、見守りカメラは有効な支援ツールとなり得ます。しかしそれは、患者の権利を尊重する姿勢があってこそ成立するものです。
安全性と尊厳を両立させた運用を実現し、患者と医療従事者双方にとって安心できる環境づくりを目指しましょう。
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