防犯カメラの電気代はいくら?計算方法・X-ProシリーズIPカメラの試算・節電のポイントまで徹底解説

防犯カメラは24時間365日フル稼働するのが基本です。「設置したいけれど電気代がどのくらいかかるのか心配」という声はよく聞きます。結論から言うと、防犯カメラの電気代は思っているより安価です。本記事では電気代の計算方法をわかりやすく解説し、NSKダイレクトショップのX-ProシリーズIPカメラ・NVRを例にした具体的な試算を行います。

なお、本記事の電気代試算は東京電力エナジーパートナー・従量電灯Bの2026年5月時点の料金単価を使用しています。電力会社・契約プランによって単価が異なりますので、実際のお住まいの電力会社の数値に合わせて計算してください。

電気代の計算方法——基本の式を覚えておこう

防犯カメラの電気代を計算するには、「消費電力(W)」と「使用時間」と「電力量料金(円/kWh)」の3つがわかれば計算できます。

基本の計算式

1時間あたりの電気代(円)= 消費電力(W)÷ 1,000 × 電力量料金(円/kWh)

1日あたりの電気代(円)= 1時間あたりの電気代 × 24時間

1か月あたりの電気代(円)= 1日あたりの電気代 × 30日

1年あたりの電気代(円)= 1か月あたりの電気代 × 12か月

2026年5月時点の東京電力従量電灯Bの電力量料金

東京電力エナジーパートナーの従量電灯B(2026年5月時点・税込)の電力量料金は以下のとおりです。

最初の120kWhまで:29.80円/kWh、120kWhを超え300kWhまで:36.40円/kWh、300kWh超過分:40.49円/kWh

一般的な家庭の電力使用量は月200〜300kWh程度のケースが多く、本記事では計算しやすいように第2段階の36円/kWh(小数点以下を切り捨て)を使用して試算します。お住まいの電力会社・契約プランの単価が異なる場合は、上記の式の「電力量料金」の部分を差し替えて計算してください。

※電力量料金は燃料費調整額・再エネ賦課金の変動により毎月変化します。正確な金額は東京電力エナジーパートナーの公式サイトをご確認ください。

X-ProシリーズIPカメラの電気代試算

X-ProシリーズIPカメラの消費電力の特性

X-ProシリーズIPカメラはPoE(Power over Ethernet)対応のため、NVR(ネットワークビデオレコーダー)またはPoEスイッチングハブからLANケーブルを通じて電力が供給されます。カメラ個別に電源コンセントが不要なため、電力コストの管理がNVR側で一元化できます。

カメラ1台あたりの消費電力は動作状態によって変化します。

昼間の通常動作(赤外線LED非点灯):5〜8W程度

日中は可視光で映像を撮影するため、赤外線LEDが点灯しません。消費電力が最も少ない状態です。

夜間の赤外線暗視動作(赤外線LED点灯):8〜15W程度

暗所で赤外線LEDが自動点灯して暗視映像に切り替わります。赤外線LEDの点灯により消費電力が増加します。

カメラ本体の最大消費電力:約13W(NX-B502WF-AI・電動ズームAIバレット型の目安)

以下の試算では、NX-B502WF-AiバレットカメラのPoE消費電力を13Wとして計算します(製品仕様は商品ページでご確認ください)。

カメラ1台(NX-B502WF-AI・13W)の電気代試算

1時間あたり:13W ÷ 1,000 × 36円 ≒ 約0.47円

1日あたり(24時間稼働):0.47円 × 24時間 ≒ 約11.3円

1か月あたり:11.3円 × 30日 ≒ 約339円

1年あたり:339円 × 12か月 ≒ 約4,068円

NVR本体(4CH・HDD 1台搭載・約20W)の電気代試算

NVR(NX-N401HR・4チャンネル・HDD 2TB搭載)の消費電力はHDD稼働時で約20〜25W程度が一般的な目安です。ここでは20Wで試算します。

1時間あたり:20W ÷ 1,000 × 36円 ≒ 約0.72円

1日あたり(24時間稼働):0.72円 × 24時間 ≒ 約17.3円

1か月あたり:17.3円 × 30日 ≒ 約519円

1年あたり:519円 × 12か月 ≒ 約6,228円

システム合計(カメラ4台 + NVR1台)の電気代試算

住宅の標準的な4台構成(玄関・駐車場・裏口・庭)の年間電気代試算です。

カメラ4台分(4,068円 × 4台):約16,272円/年

NVR本体1台:約6,228円/年

合計:約22,500円/年(月換算:約1,875円/月)

これはカメラ4台が最大消費電力で24時間フル稼働した場合の上限の試算です。実際には昼間(約12時間)は赤外線LEDが点灯しないため消費電力が5〜8W程度まで下がります。昼間の消費電力を6Wとして計算すると、実際の年間電気代はさらに低くなります。

実際の年間電気代(昼夜の消費電力差を考慮した試算)

**昼間(12時間・6W)の1日あたり電気代:**6W ÷ 1,000 × 36円 × 12時間 ≒ 2.6円/台

**夜間(12時間・13W)の1日あたり電気代:**13W ÷ 1,000 × 36円 × 12時間 ≒ 5.6円/台

**1日あたり合計(カメラ1台):**2.6円 + 5.6円 ≒ 約8.2円/台/日

**カメラ4台 + NVR(17.3円/日)の1日合計:**8.2円 × 4台 + 17.3円 ≒ 約50円/日

**年間合計:**50円 × 365日 ≒ 約18,250円/年(月換算:約1,520円/月

カメラ4台 + NVR1台の標準的な住宅への導入で、月額1,500〜1,900円程度の電気代が目安です。これは防犯カメラとしての費用対効果を考えると、非常に小さなランニングコストと言えます。

台数別・構成別の電気代早見表

カメラ1台の年間電気代(最大消費電力別)

消費電力(W) 1日あたり 1か月あたり 1年あたり
5W 約4.3円 約129円 約1,548円
8W 約6.9円 約207円 約2,484円
13W 約11.2円 約336円 約4,032円
15W 約12.9円 約388円 約4,665円

NVR本体の年間電気代(消費電力別)

消費電力(W) 1日あたり 1か月あたり 1年あたり
15W 約12.9円 約388円 約4,665円
20W 約17.3円 約518円 約6,220円
30W 約25.9円 約777円 約9,331円
50W 約43.2円 約1,296円 約15,552円

自分で計算する方法

お手持ちの防犯カメラ・NVRの消費電力が仕様書(取扱説明書・製品ページ)に記載されていれば、以下の式で電気代を計算できます。

年間電気代(円)= 消費電力(W)÷ 1,000 × 24時間 × 365日 × 電力量料金(円/kWh)

例:消費電力10Wのカメラを36円/kWhの料金で使用する場合

10 ÷ 1,000 × 24 × 365 × 36 ≒ 3,153円/年

お住まいの電力会社の電力量料金単価を使って計算してみてください。

ワイヤレス防犯カメラセットの電気代試算

NSKダイレクトショップのワイヤレス防犯カメラセット(カメラ+モニター一体型)は、X-ProシリーズIPカメラとは異なり、カメラは乾電池またはACアダプター、モニターはACアダプターで動作します。

モニター(液晶モニター一体型・約10W)の年間電気代:

10W ÷ 1,000 × 24 × 365 × 36 ≒ 約3,153円/年(約263円/月)

カメラ(ACアダプター給電・約5W)1台の年間電気代:

5W ÷ 1,000 × 24 × 365 × 36 ≒ 約1,577円/年(約131円/月)

カメラ4台 + モニター1台の年間電気代:約9,461円/年(約789円/月)

ワイヤレスカメラセットはX-ProシリーズIPカメラより消費電力が少ないため、電気代がさらに低くなります。

防犯カメラの電気代を節約する3つのポイント

ポイント① 動体検知録画・イベント録画を活用する

NVRに「動体検知録画(動きがあった時だけ録画する)」または「AIイベント録画(人物・車両が検知された時だけ録画する)」を設定することで、HDDへの書き込み頻度が下がります。HDD自体の消費電力は常時録画と動体検知録画で大きな差はありませんが、HDDの寿命延長・録画データの管理効率化というメリットがあります。

ポイント② 省エネHDDを選ぶ

NVRに搭載するHDDを「監視カメラ向け省エネモデル」または「スピンダウン機能付きモデル」にすることで、HDD単体の消費電力を削減できます。長時間アクセスがない場合にディスクの回転を停止するスピンダウン機能があるHDDは、録画が発生していない時間帯の消費電力を抑えられます。

ポイント③ 不要な時間帯のカメラ稼働を見直す

在宅中で監視が不要な時間帯(日中に自分が在宅している時間など)に特定カメラの録画を一時的に停止する設定も可能です。ただし防犯目的では「常時監視・常時録画」が基本ですので、セキュリティ上の判断が必要です。

実際には「最大消費電力より低い」ことが多い

元記事でも触れていたとおり、仕様書に記載される「最大消費電力」は最も電力を消費する状態での数値です。実際の稼働では最大消費電力を常時使用するわけではないため、実際の電気代は試算より低くなることがほとんどです。

昼間は赤外線LEDが点灯しないため消費電力が低くなる、AIイベント録画で処理負荷が常時ではない、夜間は監視が少ない場合にカメラの動作が抑制されることもあることから、試算値より実際は10〜30%程度低くなるケースが多いと考えられます。

防犯カメラの電気代は「防犯への投資」として考える

月額1,500〜2,000円程度の電気代で24時間365日の防犯体制が整えられるとしたら、それは非常に合理的な投資といえます。

警察庁の統計によると、侵入窃盗の1件あたりの平均被害額は数十万円に上るケースが多く、被害に遭った際の精神的ダメージ・修繕費・鍵交換費用を含めると、実際の損害はさらに大きくなります。月額数千円の電気代で「空き巣に狙われにくい家になる・万一の際に証拠映像を確保できる」という安心感を継続的に得られると考えると、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。

また、防犯カメラの月額費用は「初期費用(本体購入費)」と「電気代(ランニングコスト)」のみで、クラウドカメラのような月額サブスクリプション費用がかかりません。一度設置すれば長期間にわたって低コストで防犯体制を維持できます。

まとめ——防犯カメラの電気代計算式と試算結果

本記事の試算結果をまとめます(東京電力従量電灯B・36円/kWh・2026年5月時点)。

X-ProシリーズIPカメラ(13W)1台の年間電気代:約4,000〜4,100円(月約333〜341円)

X-ProシリーズNVR(20W)1台の年間電気代:約6,200円(月約517円)

カメラ4台 + NVR1台・システム全体の年間電気代:約18,000〜22,500円(月1,500〜1,875円)

電気代の計算式:消費電力(W)÷ 1,000 × 使用時間(時間)× 電力量料金(円/kWh)

お住まいの電力会社の電力量料金単価をこの式に当てはめることで、実際の電気代を計算できます。防犯カメラの仕様書・製品ページに記載されている「最大消費電力(W)」を確認してから計算してみてください。

防犯カメラ・NVRの消費電力・仕様の詳細については、各製品ページをご確認ください。

➡ X-ProシリーズIPカメラの選び方・消費電力の詳細はこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/11979/

➡ X-ProシリーズIPカメラの消費電力・電気代の詳細解説はこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/12314/

➡ X-Pro IPカメラシリーズの商品一覧はこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/category/item/x_pro/

➡ ワイヤレス防犯カメラセットの一覧はこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/category/item/normals/wireless-camera-set/

お問い合わせ:https://n-sk.jp/consumer/directshop/contact/

※本記事の電気代試算は東京電力エナジーパートナー・従量電灯B・2026年5月時点の電力量料金単価(36円/kWh)を使用した参考値です。電力会社・契約プラン・燃料費調整額の変動により実際の単価は異なります。最新の料金単価は各電力会社の公式サイトをご確認ください。 ※製品の消費電力は動作状態・設定・環境によって変化します。正確な仕様は各製品ページをご確認ください。

モニター付きワイヤレスカメラ(ハードディスク1TB)発売中

1TBのハードディスクを搭載したモニター付きワイヤレス防犯カメラが29800円の大特価で発売中です!製品1年保証も付いています。在庫限りのキャンペーンとなりますので、ぜひお見逃しなく!

HDD1TB搭載のワイヤレス防犯カメラ

電源、インターネット不要のソーラーバッテリーカメラX-2

クラウドファンディングサイトのマクアケで絶賛発売中です!ソーラーパネルとバッテリー内蔵で電源がない場所でも、遠隔監視が可能です。選べる録画モード、アラームで威嚇、ライトでしっかり防犯できます。この機会にぜひご覧ください!!

インターネット、電源工事不要の防犯カメラ

可愛い見た目の見守りカメラ

見た目が可愛い見守りカメラをWEB限定で9800円(税込)でご提供いたします。在庫限りとなりますのでこの機会にぜひご覧ください!

見守りカメラ詳細はこちらから