クラウド録画できる防犯カメラとは？メリットとデメリットを解説します

防犯カメラは設置することで、犯罪を抑止する効果があるだけでなく、映像を証拠取りすることで、実際にトラブルがあった時に活用することができます。録画方法は用途と予算に応じて変わりますが、代表的なもので「ハードディスクやSSD」を搭載したレコーダーによる録画と、「SDカードに録画する方法」そして「クラウド録画」の３種類になります。

今回は「クラウド録画」について解説していきます。

クラウド録画とは

クラウド録画は近年、注目を浴びている録画方法です。従来の録画方法はローカルでの録画となっており、記録媒体が壊れた場合に、録画データが全て消失してしまいました。ローカル録画はランニングコストが掛かりませんので、初期費用のみでよいのがメリットですが、録画データが消失した場合にハードディスクを交換しなければならず、ミラーリングなど冗長化しておかなければいけませんでした。

クラウド録画であればサーバー側でハードディスクを冗長化しているので、インターネットで通信をしている限りは録画データが消えることはありません。そのため万が一の録画データの消失リスクを低減できます。

サーバーは複数のデータセンターで管理しているため、その運営に費用がかかります。運営費用代として月額のランニングコストが発生します。

クラウド防犯カメラのメリット

クラウド録画できる防犯カメラのメリットはたくさんあります。クラウド録画防犯カメラと比較されるのは、ローカル録画防犯カメラですが、メリットとデメリットを検討して選ぶようにしましょう。

ストレージ故障のリスクを軽減

クラウド録画防犯カメラはストレージの故障リスクが抑えられます。ローカル録画の場合レコーダーのハードディスクは消耗品となるため、故障した場合録画データが消失します。何か事件があった時に録画データが消失してしまうと導入した意味がありませんので、クラウド型防犯カメラにすることによって、リスクを軽減することができます。

AI検知機能サービス

クラウド型防犯カメラはクラウドAIを活用した検知機能を使うことができます。人、動物、荷物、車両を区別して認識するので、検知した際にスマホに通知を送ることができます。従来のトレイルカメラに搭載されている検知機能は動きを検知する機能を搭載していますが、すべての動きに反応してしまうので、誤報も多く問題でした。

クラウド防犯カメラのAI検知機能活用することで、人や動物などクラウドAIで検知し通知することで誤報を減らすことが可能になりました。

クラウド防犯カメラのデメリット

クラウド防犯カメラのデメリットについても解説します。

インターネット環境に依存する

クラウド型防犯カメラはインターネット環境に依存しますので、インターネットにつながっていないと録画することができません。インターネットは災害など外的要因で使えなくなったりしますので、物理的なセキュリティを強化したいのであればローカル録画防犯カメラがおすすめです。

ランニングコストがかかる

ランニングコストは少ない金額とはいえ毎月かかってくる費用になりますので、時間とともに経費を圧迫していきます。ローカル録画防犯カメラであれば電気代だけで済みますので、ランニングコストがどうしても避けたい場合はローカル型録画の防犯カメラをおすすめします。

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実際の稼働時間に関しては１日20回の検知で約６か月間稼働可能です。充電はソーラー充電に対応しているので24時間365日録画できます。ぜひソーラーバッテリーPTZをご検討ください。

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