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防犯カメラやワイヤレスカメラを購入した方で、映像が映らない、録画されないといった不具合が発生した場合に見るべきポイントを解説します。防犯カメラは精密機器になりますので、長く使い続けていくと不具合も起こりやすくなります。しかし実際に故障していた場合は有償修理となって出費が発生してしまったり、出張費がかかってしまったりしまいますので、まずご自身で対応できることを解説します。
故障かな？と思われた時にチェックするべきポイント
防犯カメラはセキュリティ機器になりますので、大切な財産や資産を守るために長く使いたいとお考えの方に、映像が映らない、異音がするなどのトラブルの際に見るべきポイントをご説明します。
電源が入っているかどうか
機器の電源が入っているかどうか確認してください。
【運用システム】
防犯カメラとデジタルビデオレコーダーにてモニターにつないでモニタリング運用している場合
・モニター全体が真っ暗になっている
モニター全体が真っ暗になっている場合は、レコーダーの電源ランプが付いているかどうか確認しましょう。レコーダーの電源ランプが付いていなかったり、HDDの音が聞こえない場合などは別の問題があるかどうかを確認するようにしましょう。
・モニターに分割表示画面やアイコンが表示されている
モニターにOSDメニューやアイコンなどは表示されているものの、防犯カメラの映像が映ってない場合は、防犯カメラの電源を確認するようにしましょう。防犯カメラの電源は本体の電源ランプを確認するか、赤外線暗視カメラの場合はカメラ全面を手で覆うことで赤外線が点灯するかしないかで判断することもできます。
再起動
システムのバグや小さな不具合であれば再起動で直る可能性もあります。防犯カメラはパソコンやスマートフォンと同じ精密機器になりますので、フリーズが起きてしまった場合など電源のオンオフで復旧する可能性があります。繰り返しフリーズが発生する場合は機器の故障の可能性がありますので、購入した販売店にお問い合わせください。
配線に問題ないかどうか
機器同士のケーブル配線、カメラとレコーダーであれば同軸ケーブルやLANケーブル、レコーダーとモニター間であればHDMIケーブルが抜けかけていないかチェックしてみてください。LANコネクターやBNCコネクターはロック機構(抜け止め)が付いていますので安心ですが、HDMIは抜け止めがついていないので、動かした拍子で抜けてしまったりしてしまいます。配線が抜けかけていないかチェックしてください。
実際によくある故障
ここでは実際によくある故障について解説します。もし該当する場合は販売窓口に確認してください。
電源が入らない
電源回りのチェックをした場合に、ACアダプターなどしっかり接続されているにも関わらず電源が入らない場合、故障の可能性があります。経年劣化による基板上のコンデンサーなど電子回路は繊細なため、故障しやすい電子パーツです。また電源ケーブルの断線や劣化などの可能性により電源が入らない場合もあります。
映像が映らない
防犯カメラの映像が映らない場合、経年劣化によるカメラの故障または水没による故障の可能性もあります。また映像は映っているがノイズが混じっている、白っぽく映像がぼやけているなどの場合も、レンズ内が結露していたり故障している可能性があります。また映像がピンクがかった映像になる場合はIRカットフィルターの動作不良による故障となります。
録画されない
電源は入る、映像は映るものの録画されない場合はハードディスクやSDカードの故障の可能性があります。ハードディスクは消耗品になりますので定期的なメンテナンスと交換をおすすめします。ハードディスクの寿命はおよそ25000～35000時間と言われていますので、およそ３年から４年程度で寿命がくる計算になります。寿命がくる前に交換を推奨します。
故障を防ぐ日々のメンテナンスポイント
防犯カメラは精密機器になりますので日々のメンテナンスをすることでより長く使うことができるようになります。実際にご自身でメンテナンスされる際は、高所作業など十分に注意した上で作業するようにしてください。
レンズのクリーニング
屋外に設置する防犯カメラであれば雨風に晒されますのでレンズ回りが特に汚れることになります。その際にレンズが汚れていると映像が白っぽくなったりぼやけてしまいキレイな映像で見ることができません。レンズは定期的に柔らかい布で拭いてキレイにしてください。
異音のチェック
カメラやレコーダーから異音が出ていないかチェックしましょう。機器に耳を近づけると小さなノイズ音が発生しますが、明らかな異音であれば故障の可能性があります。ピーという警報音のようなものであれば明らかに故障ですので早急な対応が必要です。
レコーダー回りのホコリチェック
レコーダー回りのホコリや汚れを定期的にクリーニングしてください。ブロアーやエアーダスターを使ってホコリを払った後に無水エタノールを付けた布で汚れを拭き取ってください。無水エタノールは揮発性が高く、伝導率は低いため電源部や回路基板の清掃にも使われています。防犯カメラやレコーダーの清掃に活用してください。
防犯カメラが故障かなと思った時に試してみてください。
防犯カメラの故障かな？と思われた方は実際に今回の記事を試してみてください。もし当店でご購入した防犯カメラであれば、お電話またはメールにてお待ちしております。
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