アナログハイビジョン方式とは、同軸カメラの信号方式の種類

同軸ケーブルを使った防犯カメラシステムでは、ひと昔前はアナログカメラと呼ばれていました。信号方式はアナログとなり画質に関しても35万画素程度の画質となっていました。近年の防犯カメラは高画質化が進んでおり、アナログハイビジョン方式と呼ばれる信号方式になっています。アナログなのにハイビジョン？というのがよく分からないので今回は防犯カメラの信号方式の違いについて解説します。

そもそもアナログとデジタルの違いについて

アナログ信号は波で表現されます。その波は連続した波で表されています。連続した波なので数値は「ゼロとイチの間の無数の数値」を含んでいます。対してデジタル信号は「ゼロとイチの数値」となるため余計な情報が含まれておらず、情報量がコンパクトになります。アナログ信号はその特性上ノイズがのりやすいですが、映像信号を送る方式の違いというだけで他に違いはありません。

アナログハイビジョンの種類

アナログとデジタルの違いは信号方式の違いなので、基本的にはできることは変わりません。そのためアナログ方式であろうとフルハイビジョン200万画素の画質で映像データを送ることができます。アナログのブラウン管から地上デジタル放送の液晶テレビに変わったので、アナログでフルハイビジョン画質が見れるということに驚かれますが、技術的には問題なく見ることができます。

AHD方式とは

AHDとはAnalogue High Definitionの略称です。デジタル映像をアナログ信号に変換して送る方式で、同軸ケーブルを使ったシステムです。世界で最も普及している信号方式になりますので、汎用性の高い映像信号と言えます。

韓国の「Next Chip社」AHD規格をライセンスフリー化しているので、いち早くフルHD化に対応したと言われています。

720P画質のAHD1.0から1080ＰのＡＨＤ2.0で最近は500万画素モデルのＡＨＤカメラも登場しています。

HD-TVI方式

HD-TVIはHigh Definition Transport Video Interfaceの略です。米国のTechpoint社の規格になります。最新のHD-TVI3.0は4Ｋ解像度にも対応しており高画質なモニタリングが可能です。有名なところでは中国国営メーカーのHIKVISION社が採用している信号方式です。互換性を持ったDVRも多くありますので、比較的導入は簡単にできますが、日本国内ではあまり見ない信号方式です。

HD-CVI方式

HD-CVIとはHigh Definition Composite Video Interfaceの略です。中国のDahua社のチップセットによる信号規格です。Dahua社以外ではライセンスしていませんので、互換性のありDVRやカメラでないと使用できないので注意が必要です。日本国内では流通量の少ない規格です。

CVBSとは

画素数が30万画素程度のいわゆるアナログカメラです。ブラウン管のテレビをご存じの方なら分かると思いますが、あの程度の画質の信号方式になります。アスペクト比は4：3になるので映像は正方形に近いような映像でした。互換性はなかったのでアナログに対応しているカメラとレコーダーなら使うことができました。

当店おすすめのアナログハイビジョンシステム

当店ではアナログハイビジョンシステムを採用しており、130万画素ハイビジョン画質のタイプと200万画素のフルハイビジョン画質カメラをラインナップしています。屋外で使用できる赤外線暗視カメラやマグネットで取り付けられる小型カメラと用途に合わせてお選びいただけます。

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商品番号：NS-F100C

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らくレコeye

４G・LTE通信可能なネットワークカメラ

インターネット回線がなく電源も取れないよう場所でも遠隔監視が可能なネットワークカメラが登場しました。ソーラーとバッテリーで24時間365日稼働します。フルハイビジョン画質でPTZレンズを搭載しているので全方向モニタリングが可能なカメラです。SIMカードも検証済みのSIMカードをご用意しておりますのでぜひご覧ください。

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