防犯カメラにフレームレートについて

今回は防犯カメラのフレームレートについて解説します。フレームレートとはFPSと表記され30FPSや15FPSと表記されます。コマとも呼ばれています。通常、防犯カメラは静止画をパラパラ漫画のように再生することで動画にしています。フレームレートとは1秒間の静止画の枚数になります。

例えば30FPSは1秒間に30枚の静止画を動画にしていますので、10FPSに比べて滑からな映像になります。

最適なフレームレート

動画は種類によってFPSが異なります。例えば映画館で見るフィルム動画24FPSです。人間が肉眼で見ているフレームレートが約30FPSと言われており、地デジ放送は30FPSになります。

防犯カメラの映像はライブ映像と録画映像の２種類があります。ライブ映像は今現実で起きている映像で、録画映像は録画された映像です。ライブ映像はフレームレートは30FPSで録画データは5FPS程度が基本となっています。理由は録画容量の問題です。

フレームレートが倍になると単純に録画日数が半分になりますので、30FPSと５FPSで６倍近く録画日数に差が出てきますので、30FPSでの録画は難しいのが現状です。

公益社団法人　防犯設備協会が推奨する録画フレームレートは5FPSと言われています。１秒間に５枚の静止画があれば、その間にカメラを通りすぎることは困難です。最低限のフレームレートにすることで録画日数を伸ばします。

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