図書館に防犯カメラを設置して防犯対策、注意点やポイント

公共施設として特に利用者の多い図書館ですが、不特定多数の人間が出入りすることで防犯対策をしっかりしなければ、図書館の本や備品も盗難がされやすく、対策をしなければ常にそうした窃盗を働く者の自由になってしまいます。図書館の本は過去に発売した本から、最新の本までありますので、図書館がよく使われるのがよく分かります。

基本的には無料で利用できますので、特に防犯対策をしていない図書館など、市民の善意を元に運営されていますが、そうした善意を逆手にとって不正を働く者がいるのも事実です。

図書館でできる防犯対策

図書館を管理していくのにスタッフは時間を使いますので、図書館の本が盗難されているかどうかを見ていくかは難しいのが現状です。図書館の本は無料で貸し出ししていますので、借りていけばいいのに、なぜ借りずに勝手に無断で持ち出すのでしょうか。それはただ単純に返却することが面倒であり、ただ返しに行くのがめんどくさいといった場合に、受付で貸し出し依頼をせずに、持ち出すのです。それは盗難と変わりません。

また持ち出した本を電子書籍にすために、バラバラに裁断して廃棄したり、中には図書館のスタッフによる盗難もあります。そうした行動をスタッフの目だけで見ることは難しく、そうした場合に何らかの防犯対策をしなければ、盗難がなくなることはありません。

24時間監視し続ける防犯カメラが役に立ちます。防犯カメラが設置してあることで見られているという意識が醸成されて、犯罪を未然に防ぐことができます。まずは防犯カメラを設置することで、犯罪抑止効果を高めることができます。

図書館に防犯カメラを設置

本の盗難を防止するために、もっとも効果的な防犯対策は防犯カメラの設置です。防犯カメラが設置してあることで、盗難する前に犯行を諦めやすくなりますので、まずはカメラを設置することで、犯罪を抑止することができます。また夜間は赤外線暗視カメラで暗視撮影できますので、24時間撮影し続けることができます。

防犯カメラを設置して、防犯目的でカメラが設置してあることをポスターで告知することによって、本を盗難することを監視していることを周知し効果を発揮します。

防犯カメラの映像はモニターに映し出されますので、その映像を訪問者に見えるように設置することで、設置してある防犯カメラがダミーカメラでないという点をアピールして盗難防止に繋げます。

防犯カメラ映像を録画して活用

防犯カメラは監視目的だけでなく、録画データをハードディスクに保存することで、あとから録画データを見返すことができます。どれだけ防犯カメラを設置しても盗難される時は盗難されます。そうした場合に録画データが役に立ちます。ハードディスクは24時間稼働しており何かあった時は録画データを見返すことで、窃盗する犯人を特定することができますので、被害届けを出すことでトラブルの早期解決に役に立ちます。

ハードディスクの容量が上限に達すると、上書き録画が開始されるのでハードディスクの容量によって録画日数が決まってきます。そのため録画データを保存しておきたい日数を逆算してレコーダーを決めることをおすすめします。

一例として1TBのハードディスクであれば一か月程度録画できるようになっていますので、それを基準にレコーダーの選定と防犯カメラの選定をするといいでしょう。また実際に録画したデータをバックアップとしてUSBメモリに残すことできますので、実際に被害があった場合の運用も簡単に行うことができます。

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