駅の開通していな場所でもバスを使うことで、移動できる点から多くの利用者がいるバスですが、バスの車内に防犯カメラを設置することで、多くのメリットがあります。バスと言えば行政が運営している市バスや民間の観光バスまで様々ですが、バスに防犯カメラを設置することは、運営者側も利用者側にもメリットがあります。今回はそんなバスの防犯カメラについて解説していきます。
バスでよくあるトラブル
バスは老若男女多くの人が利用します。そして車内は広いものではなく狭い空間に人が密集することになりますので、それだけ人と人との距離が近くなりますので、スリや置き引きなど発生しやすくなります。特に財布やカバンなど気を抜いた隙に窃盗を働く犯罪者もバスを利用しますので注意が必要です。
また乗客の悪質なクレームなども発生しています。本来はバス停でしか乗降できませんが降りるバス停を間違えたので今すぐ降ろして欲しいなどと平気でクレームする利用者もいます。規則に沿わないのでできないことを伝えても応じない場合、バスの運行を停止し対応する必要が発生し他の乗客に迷惑が掛かる恐れがあります。
市バスなどは基本的に運転手しかいませんので、社内の様子を常に確認しておくことはできません。また観光バスにしてもガイドさんが常に車内の様子を見ているわけではありませんので、何かしらの対策を講じる必要があります。
市バスの防犯カメラ対策
市バスに防犯カメラを設置することで多くのトラブルを解決することができます。まず防犯カメラを設置することで、犯罪を抑止することができます。防犯カメラを設置しておき周辺に防犯カメラ設置中のステッカーを貼っておくことで、見られているという意識を醸成して犯罪の抑止に効果を発揮します。
また防犯カメラの映像は録画データとして残しておくことができますので、万が一トラブルがあった際は証拠データを警察に提供することで、捜査に役立てることができますし、トラブルの早期解決を図ることができます。
また防犯カメラの遠隔監視機能を使うことで、離れた場所からバスの内部を遠隔監視できますので、運航に支障がないかもし支障があるようであれば、現地の搭乗員と連携し動くなどできます。今までは人が必要であったことに対して防犯カメラで解決することができますので、費用とコストを抑えて防犯対策をすることができます。
バス車内の安全を守る
バスの乗客、運転手を守るために防犯カメラの設置は欠かせないものとなっています。防犯カメラを設置することで多くのトラブルを解決し、多くの犯罪を未然に防ぐことができます。防犯カメラには多くの種類や性能のカメラが存在していますが、その中で必要な機能は特に限られたものとなっています。
防犯カメラの画角によっても見え方は異なりますので、バスに防犯カメラを設置する際は専門の工事業者に依頼するようにしましょう。バスの内部は高温であり振動もありますのでそれに合わせて防犯カメラシステムを選ぶ必要があります。
プロの工事業者であれば設置場所、配線方法を含めて提案することが可能になります。防犯カメラの設置方法に工夫をするだけで防犯効果を高めることができます。例えば防犯カメラが設置してあるものの、レンズの向きがどの方向に向いているか分からなければそれだけで相手に対するプレッシャーが掛かりますので、効果を発揮します。
また電源の取り方もバスならではの取り方が必要になりますので、電源を直結で取るのか、それとも社内アクセサリー、シガーソケット、コンセントなど防犯カメラに合わせた施工方法がありますのでご注意ください。
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