防犯カメラを設置する際に、ブラケットを使用します。防犯カメラは現場に合わせて設置しますので、天井や壁あらゆる環境でも設置できなければ意味がありませんので、そうした場合にブラケットを使用します。取り付けるカメラによってブラケットの長さは変わってきますので、現場に合わせて選ぶ必要があります。
現場に合わせたブラケットを選ぶ
まずは現場に合わせたブラケットを選ぶようにしましょう。天井、壁に設置するブラケットから両方の面に設置できるものなど多様なブラケットがあります。例えばショッピングモールなど天井高が高い場合、ロングフィクサーと呼ばれる長尺のブラケットでカメラの位置を下げて設置する必要があります。長さが調整可能なブラケットであれば現場での防犯カメラの映像に合わせた最適な位置を決めることができますのでおすすめです。
またブラケットの種類にも注意が必要です。例えば鉄製のブラケットであれば時間と共に経年劣化ーによる錆が発生します。そのため沿岸部で使用する場合は錆には注意しながら使う必要があります。錆防止用のスプレーも市販されていますのでそうしたものを利用したり、ステンレス素材のブラケットにするなど対策します。
ブラケットは設置できる防犯カメラの重さにも注意が必要です。耐荷重の小さいブラケットだと防犯カメラを設置しても自重でカメラの向きが変わってしまう可能性があります。そうした場合使われるのはBOX型の防犯カメラです。BOX型の防犯カメラとは室内で使用される防犯カメラで重量も軽く設置しやすいという特徴を持っています。
使う場所や用途に合わせてブラケットを選ぶようにしましょう。
設置方法に迷ったらまずはブラケットを
ブラケットは設置が難しい場所や環境において効果を発揮します。そのためまず設置方法に迷った場合はブラケットを検討してみてください。例えば壁面に防犯カメラを設置する場合に壁が死角となり画角の半分以上を占めてしまう場合にブラケットで設置する位置を延長することで画角内の死角を無くすことができます。
防犯カメラを設置する場合は死角をなくすことが重要です。その場合にブラケットを使用することで防犯カメラを設置する効果を最大限発揮することができます。
ブラケットは防犯カメラだけでなく、レコーダーやモニターを設置する際にも使えます。モニターであれば卓上に設置して使うことが一般的ですが、壁掛けで設置しなければいけない場合にブラケットを使うことで壁掛けモニターとして使うことができます。モニターを壁掛けすることでスペースを有効活用することができますので、壁掛けできるスペースがあれば壁掛けするのが一般的です。
防犯カメラはブラケットに付けて設置しましょう。
防犯カメラはブラケットに設置することで通常であれば設置が難しい場所でも設置することができるようになります。昔は防犯カメラとブラケットは別になっており現場の状況に合わせてブラケットを選ぶのが一般的でしたが、近年ではブラケット一体型の防犯カメラが登場しました。防犯カメラは購入したその日から設置できるのが当たり前となってきましたので、ブラケットを別途購入するということは少なくなってきました。
しかし前述したように防犯カメラを設置することが難しい場所、最適な画角を得るにはブラケットを使って設置する必要があります。ブラケットを使って設置することで死角を少なくして無駄のない効果的な防犯が可能になります。ぜひ設置の際はブラケットを検討しましょう。
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