一戸建てに防犯カメラが必要な理由と設置の際の注意点

街中や近所の公園、施設で見掛けることも増えた防犯カメラですが、自宅に付けたいとご相談を受けることも増えてきました。特に郊外の一戸建てでは空き巣などの犯罪も起こりやすく防犯カメラを設置することトラブルや事件を未然に防ぐことができます。防犯カメラを一戸建てに設置する理由や一戸建てにおすすめの防犯カメラなどをご紹介いたします。

一戸建ては空き巣に狙われやすい

警察庁「令和元年の犯罪」（2020年9月）によると侵入窃盗の発生場所として、一戸建ては実に43.9パーセントという報告が上がっています。侵入窃盗の約半数は一戸建てで起こっているという事実から、今のうちから対策をしておくことで大切な資産を守ることができます。

マンションなどの共同住宅はオートロックであったり、高層階へのアクセスの難しさなどからあまり被害にあっておらず、また近隣住民の距離が近いということもあり侵入窃盗件数が低い傾向になります。

空き巣が嫌がる家の特徴

侵入窃盗を行う犯人が嫌がる家の特徴として、以下の点が挙げられます。

１、家の中に誰かいる。在宅中

2、死角がない

3、セキュリティシステムを導入している

まず１については家の中に人がいるのに侵入することは、ほとんどありません。そもそも居住者に危害を加えることが目的ではないので、在宅しているかどうかは犯人にとって重要な要素になります。また２については、空き巣が侵入する際に、時間を必要とします。侵入するまでの間に誰かに見られていないか、というのは非常に嫌がりますので死角が少ない一戸建てが理想的です。

また３に関しては今回の記事にもなっている防犯カメラで対策することができます。大手警備会社のセキュリティはかなり効果的ですが、費用が割高になってしまうのと逆に金持ちと思われてしまい侵入されやすくなるという本末転倒な事態もありますので、防犯カメラでコストを抑えて少しずつ始めることが効果的です。

一戸建てに防犯カメラを設置するメリット

一戸建てに防犯カメラを設置するメリットは大きく３つあります。

１、侵入を未然に防ぐ

２、トラブルがあった際の証拠として

３、地域にも貢献

１に関して犯罪を防ぐカメラでもある防犯カメラは最大の効果を発揮します。防犯カメラが付いているだけで、犯人は侵入をためらい空き巣の被害を未然に防ぐことができます。

それは近年、防犯カメラの普及が進んでいる最大の理由でもあります。防犯カメラが付いているだけで良いのであればダミーカメラでもいいのではないかと言われますが、厳密に言えばダミーカメラだけでは効果を発揮できません。理由としては侵入盗の犯人は知識を持っておりダミーカメラと本物を区別することができます。よほど精巧に作られたダミーカメラでなければ意味がありません。

ダミーカメラは以前別の記事にもまとめましたのでそちらもご覧ください。

ダミー防犯カメラを選ぶ際の注意点とメリット

２のメリットに関しても防犯カメラはかなりの効果を発揮します。基本的に防犯カメラは映像を撮影し録画データを残していますので何かトラブルがあった際は録画データが証拠として役に立ちます。

録画方法についても屋外での使用に適したSDカードであったり大容量の録画が可能なハードディスク、冗長性を高めたクラウド録画など多くのデータ保存方法が存在しています。

３に関しては防犯カメラを設置することで、地域全体の犯罪を抑制し地域の安全を守ることができます。地域で事件が起きた場合も防犯カメラの映像が決めてとなり事件が解決されることもありますので、防犯カメラは地域の安全を守るためになくてはならない存在になりつつあります。

一戸建てに防犯カメラを設置する際に注意する点

防犯カメラを一戸建てに設置する際は注意するべき点があります。一番に気を付けなければいけないのはプライバシーの侵害です。撮影した映像に近隣の住民が映ってしまった場合、そのデータをインターネット上に公開するとプライバシーの侵害に抵触する可能性があります。

最近ではインターネットを使った遠隔監視システムが主流となってきていますので、プライバシーの侵害には特に注意する必要があります。

一戸建てにおすすめの防犯カメラ

当社は防犯カメラの専門メーカーです。当店がおすすめする防犯カメラを紹介いたします。様々な機能の付いている防犯カメラですが、これはあると便利というおすすめの防犯カメラです。

１、ワイヤレス防犯カメラ

２、遠隔監視機能

３、センサーライト付き

まず最初にオススメするのがワイヤレス防犯カメラです。従来の防犯カメラCCTVシステムと呼ばれる有線ケーブルで接続された防犯カメラシステムが主流でした。しかしケーブルでの配線工事は専門の工事業者に依頼する必要があり、費用も掛かり大変でした。そこで登場したのがワイヤレスの防犯カメラで、カメラとDVRに電源を入れておけば、映像通信に関しては無線通信(Wi-Fi)で行うことができます。

そのため工事に関して購入者自身で設置工事ができる防犯カメラとなっています。最近では、バッテリーを内蔵して、スマホで遠隔監視するスマートカメラも登場しました。

２に関しては現地にインターネットがあれば、遠隔監視ができる防犯カメラです。なぜ遠隔監視が必要なのか、それは空き巣があるのは大抵の場合、家を留守にしている時だからです。家を留守にしている時に何かあった場合はすぐにスマホに通知が飛ぶ設定にしておくことで安心です。

３に関しては特に夜間、効果を発揮する機能です。防犯カメラとセンサーライトが一体化しているものであれば、夜間、侵入者があった場合にセンサーライトが光ることでより侵入しにくい環境を作ることができますので、あると安心の機能になります。

一戸建てには防犯カメラが必要

今回の記事では一戸建てに防犯カメラが必要な理由を解説しました。防犯カメラの価格もひと昔前に比べてかなりお求めやすくなり、導入するハードルは下がっています。まず安全安心のために防犯カメラを設置してみてはいかがでしょうか

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