徘徊防止とスタッフとのトラブルを抑止する

介護施設は年々、増えており日本は高齢者に対するサービスも世界に先駆けて広がっています。特に認知症が始まってしまった場合、徘徊対策は急務であり最悪の場合、行方不明、となり事件に巻き込まれてしまう可能性もあります。

防犯カメラでトラブルを抑制し何かあった時の証拠映像として活用することはできます。しかし徘徊防止となると何らかのの仕組みを使わなければ難しく、そこで注目されているのが顔認証です。今回は防犯カメラの顔認証機能について解説していきます。

見守りカメラとしての防犯カメラ

近年防犯カメラを見守りカメラとして使われることが増えてきました。エントランスや共用部廊下、ルームにカメラを設置することで何かあった時にトラブルにすぐ気付くことができますので、気付くのが遅れてしまい大惨事となってしまったということもありません。

また本人の了承を得ることで、各居室に見守りカメラも設置されています。要介護度の高い方であれば、少しでも目を離すことができない状態でもあります。そのため居室のカメラがついていればベットからずりおちてしまったり、倒れてしまった場合でも気付くことができますので、居室に見守りカメラを置くことで解決することができます。

また双方向通話機能があればカメラを通じて会話をしたり、具合がいいのか悪いのかコミュニケーションをすることができます。また最近では温度や湿度を計測して表示することができる見守りカメラも登場しました。

職員による暴力、虐待

近年、ニュースになることもあり話題を集めていましたが職員による虐待もあります。あまりに過酷な環境で働くことによって、正常な判断が出来なくなり、目の前のご老体をいじめる、これは許されるべき行為ではありません。そうした暴力や虐待は見えないところで陰湿に行われるのが常ですので防犯カメラを設置することで、抑制することができます。

居室内に設置すればプライバシーの問題など出てきますので本人と代理人の方の了承を得た上で設置する必要がありますが、暴力や虐待を考えると設置した方がメリットが多く、また離れた場所でも見守ることができるので安心です。

徘徊防止に顔認証を活用

徘徊防止として防犯カメラを活用する際に顔認証機能は非常に使える機能の一つです。出入口に顔認証端末を用意して、登録者のみ夜間外出が可能にする設定にしておけば、職員の少ない時間帯で徘徊が起こることを防ぎます。

また顔認証システムにアラーム機能を連携させれば、顔認証で通過した際に徘徊がありそうな場合、つまり顔認証で非承認された場合はアラームで通知するなどすればリアルタイムで徘徊がないかどうかを確認することができます。

テロ対策にも使われる顔認証システムとは

近年、顔認証の技術は進んでおり、通常の防犯カメラに顔認証機能が搭載されることが増えてきました。防犯目的で設置しつつ顔認証を使うことでプラスアルファの付加価値をつけたAI防犯カメラが続々と登場してきました。

職員の勤怠管理としても活用

顔認証できるのであれば、個人を特定することができますので、その機能を利用して勤怠管理に活用することも可能です。勤怠管理ソフトは顧客に応じてカスタマイズされているので、顔認証システムとAPI連携することで勤怠管理システムとして活用することができます。

顔認証を勤怠管理システムとして使うメリットとしてはなりますましを防ぐことができます。タイムカードなどは不正を働こうと思えばどれだけでも簡単に行うことができますが、顔認証であればそれはとても難しく本人でなければ認証することができません。そのため顔認証を使った勤怠管理システムが今注目されています。

防犯カメラでトラブルを解決

介護施設で起こる大きな問題として、徘徊やスタッフの虐待を取り沙汰されています。そうした中で防犯カメラを活用することによって解決できる問題もたくさんありますのでまずは防犯カメラで対策してください。どのような防犯カメラがよいのか不明な点がありましたらぜひ問い合わせフォームよりお問い合わせください。

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