火事は命を失う危険高く、常に用心しておかなければ一瞬の油断した隙に被災することもあります。昔から火の用心と呼び注意を呼び掛けていました。自らの火の不始末であれば、注意することで防げたかもしれませんが、放火となるとそうもいきません。総務省消防庁による統計による令和3年1月~12月の火災件数は35,222件で、うち放火、放火の疑いによる火災は3,888件となっています。まだまだ放火は減らないのが現状で、少しでも放火件数を減らすために、何かしらの対策を取ることが重要です。そんな中役に立つのが防犯カメラです。
実際にあった放火の事例
11月7日午前2時ごろから同2時半ごろにかけ、東京都足立区新田で不審火が5件相次ぎ、空き家や町工場など3棟計約50平方メートルや、自転車などが燃えた。
引用元: 産経ニュース
11月5日午後3時45分ごろ、東京都足立区千住元町の空き家から火が出ていると119番通報があった。東京消防庁の消防車など17台が出動し、火は約1時間後にほぼ消し止められたが、木造3階建ての空き家約70平方メートルが全焼した。
引用元: 産経ニュース
3日午後4時20分ごろ、名古屋市中川区戸田3の西照寺から出火。いずれも木造平屋の本堂と住居部分の計700平方メートルを全焼した。南隣の浄賢寺にも燃え移り、木造平屋の住居部分のうち約100平方メートルを焼いた。
引用元: 中日新聞
このように数多くの放火事例がある中で、最初の火種火はほとんど小さなものから始まります。火は燃えるものが近くにあれば、徐々に勢いを増し密集した場所では収集が付けられないほど大きな火になる加納氏もあります。消防車17台が出動するレベルの火災では被害は甚大なものになり、取返しの付かないことになりかねません。そのため何らかの対策をすつころが重要になるのです。
防犯カメラで放火犯対策
放火の場合は不審火と呼ばれ火元のない場所からの火災がほとんどとなっており、一回だけの放火に関して犯人を特定するのが困難な現状があります。そうした中で犯人逮捕のために活用されるのが防犯カメラです。防犯カメラは設置してあるだけで抑止力になる以上に録画データを残しておくことで犯人逮捕のために録画データを利用することができます。
明確な理由がないにも関わらず放火を繰り返す行為は放火癖と呼ばれています。癖になってしまうと捕まるまで放火を繰り返すと言われており被害はどんどん大きくなります。防犯カメラの映像を分析して犯人逮捕につなげます。
また防犯カメラ監視中のステッカーとカメラをセットにして設置すれば、それだけで犯人に防犯カメラが設置してあることを周知させることができますので、抑止力として効果を発揮します。
防犯カメラの機能
実際に設置するカメラの機能としてはハードディスクやSSDを搭載したビデオレコーダーを設置してください。1TBのハードディスク容量があれば、カメラ1台で2週間から1ヶ月間録画することが可能になりますので、放火があっても録画データを確認することで犯人の後を追うことができます。
また広角カメラであれば設置した場所の映像を広く撮影することができますので広角カメラをおすすめします。またPTZカメラという選択肢もあります。PTZカメラはレンズを離れた場所から上下左右動かすことができるカメラです。PTZカメラのメリットとしては、周囲をくまなく撮影したい場合におすすめです。
放火や不審者対策に防犯カメラを活用
放火など悪質な犯罪には防犯カメラを活用してください。防犯カメラを事前に設置しておけば、何かトラブルがあった際にはすぐに活用することができます。何かあってからでは遅いのですぐに活用することをおすすめいたします。
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