静岡県の防犯情報、傾向と対策

静岡県は日本一の山でもある富士山があることでも有名ですが、製造業が盛んな県としても知られています。従業者が4人以上の事業所は全国3位となっており、ロボット製造業の出荷台数の多さも全国4位となっています。

また観光の多い県でもあり富士山をはじめ、うなぎの養殖で有名な浜名湖や富士サファリパークなど、毎年多くの観光客が訪れています。刑法犯認知件数は全国で11位となっており、法犯犯罪遭遇率は全国で21位となっていますので、静岡県での多くの防犯活動が実を結んだ結果だと言えます。

静岡県の犯罪発生状況

静岡県の犯罪状況としては令和2年度の刑法犯認知件数が15,370件で検挙件数は8,043件となっており、検挙率は52.3%となっています。平成23年度の認知件数が35,900件なので、犯罪の数は減少しています。

犯罪種別における統計としては、殺人、強盗なの凶悪犯罪が129件で、暴行、傷害などの粗暴犯が1,822件、侵入盗やひったくりによる窃盗犯が9,922件、詐欺、横領など知能犯が705件とその他となっております。全体的な刑法犯は減少傾向にあるものの、特殊詐欺を含む知能犯が増えており、対策を強化しています。

静岡県警 公式HP

静岡県の防犯対策

静岡県では静岡県防犯まちづくり条例を推進しており、市区町村や県民と協力して防犯活動に取り組んでいます。静岡県警では毎日、犯罪発生状況をHPにて更新しており、地域への情報発信を実施しています。また静岡県では毎月末に防犯まちづくりニュースを発行して地域で起きている犯罪情報を発信しています。

静岡県防犯まちづくり条例

防犯まちづくりニュース

静岡県防犯設備士生活安全協議会

静岡県の防犯設備士により組織されている静岡県防犯設備士生活安全協議会では、静岡県の多くの防犯設備士による会員によって、地域の防犯、啓蒙活動を行っています。会員数は2018年の時点で20社を超えており静岡県の防犯活動に貢献しています。

静岡県防犯設備士生活安全協議会

静岡県のエリア一覧

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