鳥取県は中国地方の北東部に位置しており、鳥取砂丘をはじめとする白砂青松の海岸線が続き、南には、中国地方の最高峰・大山をはじめ、中国山地の山々が連なっています鳥取では多くの農業が盛んで、米、野菜、果実、畜産など良質な農産物を各地へ供給しています。海岸線に広がる砂丘地帯では、ラッキョウ、長芋、白ネギなどが主に生産されています。
また犯罪の発生状況に関しては、刑法犯認知件数が最下位ワースト47位となっており全国的に見ても治安のよい街となっております。また人口比率で割り出した犯罪遭遇率は全国でワースト36位となっています。
鳥取県の犯罪発生状況
鳥取県の犯罪発生状況としては、令和3年の刑法犯認知件数が1,923件となっています。殺人や強盗などの重要犯罪が38件、空き巣、自転車盗、ひったくりが129件となっています。刑法犯の認知件数自体は少ないですが、鳥取県の人口は全国でもっとも少なく、刑法犯認知件数が少ないのも納得ですが、犯罪遭遇率は高いので、防犯対策を怠ることはできません。
また鳥取県での令和3年の空き巣の認知件数は38件となっておりそのうち27件が無締りとなっています。まだまだ無施錠で外出してしまう家庭がありそうした隙を付いて空き巣に入られてしまうのです。
鳥取県の防犯対策
鳥取県では犯罪被害者の方が安心して暮らせる街作りをするための、「鳥取県犯罪のないまちづくり推進条例」を平成20年6月に制定しました。防犯指針の中には通勤中、通学中、散歩の際のながら防犯の実施、通学路における人の目の付きにくい場所、路地や道路などの周知、放課後教室などとの不審者情報の共有、見守り活動の実施など安全確保に向けた取り組みなどが盛り込まれています。
また鳥取県では青色回転灯を搭載したパトロールカー制度を導入しています。基本的には青色回転灯を付けることは禁止されていますが、警察から自主パトロールを行うことを認められた団体のみ青色回転灯を搭載したパトロールカーを走行させることを許可されています。老若男女すべての人々が安心して暮らせるように地域のボランティアと協力して防犯啓蒙活動を実施しています。
鳥取県防犯連合会
鳥取県防犯連合会は、犯罪や事故のない明るく住みよい社会の実現を目標とし昭和62年に設立されました。県民一人一人が自分の街は自分で守るという高い防犯意識を持ち、犯罪未然に防いでいくことを目的としています。地域防犯活動における啓蒙運動や、防犯対策の調査研究、自転車防犯登録事業など活動は多岐に渡ります。
鳥取県のエリア一覧
・鳥取市・米子市・倉吉市・境港市・岩美郡岩美町・八頭郡若桜町・八頭郡智頭町・八頭郡八頭町・東伯郡三朝町・東伯郡湯梨浜町・東伯郡琴浦町・東伯郡北栄町・西伯郡日吉津村・西伯郡大山町・西伯郡南部町・西伯郡伯耆町・日野郡日南町・日野郡日野町・日野郡江府町
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