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島根県は本州の日本沿岸部に位置する県で、県庁所在地の松江市は、宍道湖のほとりに位置しています。出雲市にある出雲大社は日本最古の神社で日本中から神様が集まる場所として有名なパワースポットにもなっています。日本沿岸部で獲れる新鮮な魚介類は、島根県の名物料理にもなり、多くの観光客が島根県を訪れています。
2021年時点での人口は66.5万人となっており、刑法犯認知件数は全国で2番目に低い水準となっています。人口比率で算出した刑法犯遭遇率に関してもワースト42位となっていますので、比較的に治安もよく安全な街でもあります。しかし犯罪は全くないわけではなく、常に危険にさらせれていることに変わりはありませんので、防犯対策をしっかりとることはとても重要なことです。
島根県の犯罪発生状況
島根県警によると令和４年度の刑法犯認知件数が1,834件でそのうちに殺人や強盗など凶悪犯が19件、強盗、傷害などの粗暴犯が113件、うち窃盗犯が1,155件となっています。窃盗犯については空き巣などの侵入盗や、ひったくりなどの窃盗についても含まれており、侵入盗は184件、非侵入盗は771件となっております。また近年、増加傾向にある特殊詐欺などの知能犯についても232件で、被害は増加傾向にあります。
島根県の令和4年の特殊詐欺被害の発生状況としては、56件で被害額は7200万円を超えました。単純に計算すると１件あたりの被害額は120万円相当となりますので、かなりの大金が詐欺被害にあっているとも言えます。
島根県の防犯対策
島根県では県民が安心して暮らせる街作りの一環として、島根県犯罪のない安全で安心なまちづくり条例を推進しています。県民による自主防犯活動並びに子供、高齢者、障害者に配慮した街作り、犯罪被害者の支援などが盛り込まれており島根県の安心、安全な街作りのために、島根県警と地域防犯ボランティア、県が一体となって防犯活動を推進しています。
定期的に街頭啓発キャンペーンを実施して、地域の防犯啓蒙活動に取り組んでおり、防犯啓蒙活動に取り組んでいるボランティア団体にはまちづくり賞表彰式を実施しています。また島根県警の取り組みとして街頭防犯カメラの運用を実施しています。令和３年時点では55カ所に防犯カメラが設置されており、録画データの照会は103回実施されました。今後も街頭防犯カメラは活用されていきます。
島根県防犯設備協会
島根県の防犯設備士、防犯設備業者が地域での防犯啓蒙活動や優良防犯設備を紹介し広めていくことで、島根県の防犯に役立つ情報発信、事業を行っています。防犯設備協会は全国に地域の防犯設備協会を構えており、日々防犯活動に活躍しています。
島根県のエリア一覧
・松江市・浜田市・出雲市・益田市・大田市・安来市・江津市・雲南市・仁多郡奥出雲町・飯石郡飯南町・邑智郡川本町・邑智郡美郷町・邑智郡邑南町・鹿足郡津和野町・鹿足郡吉賀町・隠岐郡海士町・隠岐郡西島町・隠岐郡知夫村・隠岐郡隠岐島町
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