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四国の北東部に位置しており、南は讃岐山脈、北は瀬戸内海となっており周辺には島々が点在しています。八十八か所の霊場を巡る四国遍路巡りの終着点でもあります。1年を通して日照時間が長く降水量が少ない、瀬戸内特有の温暖な気候です。そうした風土もあり讃岐うどんは全国的にも有名な香川のソウルフードとなっています。
また全国の刑法犯認知件数ランキングでワースト29位となっており、人口比率で算出した犯罪遭遇率はワースト14位です。全国的に見ても犯罪は少ないとは言えず、香川県警、県、県民が一丸となって防犯対策に取り組み香川県の犯罪を未然に防ぐための活動が重要となってきます。
香川県の犯罪発生状況
香川県警の発表によると令和３年度の刑法犯認知件数は3,801件でそのうち殺人や強盗、放火などの凶悪犯が35件、傷害、器物破損などの粗暴犯が371件、空き巣、事務所荒らし、ひったくりなど窃盗犯が2,267件、オレオレ詐欺、電話詐欺などの特殊詐欺など知能犯が303件となっています。
また香川県では還付金詐欺と呼ばれる、払い戻しの返還金を謳った詐欺が急増しています。またオレオレ詐欺も以前としてとどまる事なく被害は増え続けています。そうした被害に対応するために、特殊詐欺被害防止コールセンターの開設や、振り込め詐欺撃退装置の無償貸出など詐欺被害撲滅のための活動を実施しています。
香川県の防犯対策
香川県では犯罪のない街作りを推進していくための「香川県犯罪のない安全で安心なまちづくり推進条例」を推進しています。この条例を施行した目的としては自分たちの街は自分で守るという県民の防犯意識の醸成ならびに、香川県、県警と連携して犯罪が起きにくい街作りをするための指針として制定されました。
また防犯カメラは犯罪を未然に防ぐための、機器として大変有効であり、設置運用していくことで防犯対策として効果を発揮します。しかしカメラになるのでプライバシーの問題などクリアーするべき課題も多く、香川県としても防犯カメラの設置及び運用に関するガイドラインを策定しました。どのような防犯カメラをどのよううに運用していくのかが明記されており、街頭防犯カメラなどの普及に伴って制定されました。
香川県防犯設備業防犯協力会
香川県の防犯設備士及び防犯設備業者によって、香川県内の防犯セミナーや優良防犯設備の普及を目的に設立されました。防犯性能の優れた建物、マンションに対する防犯優良住宅制度を実施しており、犯罪を未然に防ぐ、侵入されにくい建物の普及に取り組んでいます。
香川県のエリア一覧
・高松市・丸亀市・坂出市・善通寺市・観音寺市・市・東市・三豊市・小豆郡土庄町・小豆郡小豆島町・木田郡三木町・香川郡直島町・綾歌郡宇多津町・綾歌郡綾川町・仲多度郡琴平町・仲多度郡多度津町・仲多度郡町
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