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宮崎県は九州の南東に位置する県で、年間の平均気温は17度で年中を通して温暖な気候となっています。また日照時間や快晴時間に関しても全国でトップクラスとなっており、「日本のひなた宮崎県」というキャッチフレーズがピッタリの県といなります。そのため沿岸部での海水浴場やビーチ、海辺のドライブでも知られています。
また全国での刑法犯認知件数のランキングでワースト33位となっており、犯罪遭遇率も全国で見れば33位と治安は比較的よい県となっています。※2021年警視庁調べ
宮崎県の犯罪発生状況
宮崎県の犯罪発生状況としては令和３年度の刑法犯認知件数が3,535件となっています。ちなみに殺人や強盗、放火などの凶悪犯が24件で、傷害や暴行などの粗暴犯が359件となっています。空き巣、ひったくりなどの窃盗犯が2,409件となっており、刑法犯全体での割合も窃盗犯がもっとも多いという結果となりました。ニセ電話詐欺に代表される特殊詐欺など知能犯は219件で令和2年度より22件増加という結果となりました。
宮崎県では令和４年度に、サイバー犯罪に関する相談が2,045件寄せられたほか、61件が検挙にいたりました。11月には宮崎市社会福祉協議会がランサムウェアと呼ばれる身代金要求型のウィルスに感染するなど、被害は民間、事業者まで広範囲に渡り発生しており、宮崎県警としてもサイバー犯罪の取り締まりを強化しています。
宮崎県の防犯対策
宮崎県では安心して暮らせる街作りを推進していくために宮崎県犯罪のない安全で安心なまちづくり条例を制定しました。条例の基本的な骨子として、自主防犯活動の活性化、地域の連帯感を高めるための活動、地域の清掃活動などが盛り込まれています。行政、県民、事業者が一丸となって安全安心の街作りを推進していくための条例となっています。
また宮崎県では安全で安心なまちづくりアドバイザー派遣事業を実施しています。防犯設備の専門家や、DV被害への対策などアドバイザーの活動は多岐に渡っており、事業者や現地での講話や、具体的なアドバイスを実施することで、犯罪を未然に防ぐための環境作りやとるべき対策などをレクチャーします。
宮崎県防犯設備士協会
宮崎県防犯設備士協会(略称：宮崎防設)は県内の防犯設備士、防犯設備業者が連携して防犯機器に関する研究、優良防犯設備の診断など防犯に関する活動は多岐にわたります。また会員に関しても2020年時点で10社を超えており、宮崎県内の優良防犯設備普及に貢献しています。
宮崎県のエリア一覧
・宮崎市・都城市・延岡市・日南市・小林市・日向市・串間市・西都市・市・北諸県郡三股町・西諸県郡高原町・東諸県郡国富町・東諸県郡綾町・児湯郡高鍋町・児湯郡新富町・児湯郡西米良村・児湯郡木城町・児湯郡川南町・児湯郡都農町・東臼杵郡門川町・東臼杵郡諸塚村・東臼杵郡椎葉村・東臼杵郡美郷町・西臼杵郡高千穂町・西臼杵郡日之影町・西臼杵郡五瀬町
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