インターネット接続できる防犯カメラとは？繋がらない時の対処法について

現在主流の防犯カメラはインターネットに接続して遠隔監視できることが、当たり前の時代となってきました。まだ遠隔監視が出回り始めた当初は、設定も難しくインターネットの専門的な知識も必要でしたが、最新の遠隔監視カメラは特に知識がなくても、すぐに使えるようになりました。しかし、インターネット環境によっては遠隔監視できない場合もありますので、どういった場合にネット接続ができなくなるのか？その対処法についても解説していきます。

インターネット接続方法

まずは防犯カメラを導入する際にインターネットの接続方法があります。基本的には建物に光回線をひいて、そこからONUやルーターを通して接続する形になりますが、大きく分けて２種類の無線方式と有線方式になります。詳細を解説していきます。

WIFI方式

WIFI方式とは無線で接続するタイプで、Wi-Fiの通信規格であるIEEE 802.11は２種類の周波数帯があります。一つは2.4Ghz帯です。この周波数帯は電波が遠くまで届きますので、家電などでもっと使われている方式で、家電やパソコンなどで使われている周波数帯です。

ただ2.4Ghz帯を使っている機器が多いため、電波干渉など発生する可能性もありますので、使用する場合は安定して使えるかどうかをしっかり検証してから使うことが重要です。

そこで最近では5Ghz帯を使用した電波は2.4Ghz帯と比べて電波干渉が少ないため安定した通信を行うことができますので、安心ですが、現状の防犯カメラではまだ対応していない場合が多いのが現状です。

有線LAN方式

無線に対してできるインターネット接続方式の一つが、有線LAN方式です。有線LANはLANケーブルを使った方式で防犯カメラとONUを直接つなぎます。無線方式と違って電波の干渉がないので確実に遠隔監視したい場合に使用する方式です。

特に防犯カメラはコマ落ちがあったり、映像が途切れるようなことがあるとセキュリティ上問題がありますのでやはり確実なのは有線LANケーブルでの接続が推奨されます。

SIM通信方式

近年、SIMカードを利用した製品が増えており電波が届く場所であればすぐにインターネット接続できる時代になりました。例えば防犯カメラSIMカードを刺してLTE通信ができるモデルも開発されており光回線がひけない現場でも防犯カメラのインターネット接続が可能になりました。

またソフトバンクエアーなどの家庭用のホームWIFIも登場して、月額料金も下がっていますので、かなり導入の敷居も下がってきており、導入しやすくなってきました。

ネットワークカメラのメリット

近年、導入が進んでいるネットワークカメラですが、メリットが多く導入をおすすめします。まず一番に挙げられるのは遠隔監視に最適された機能です。ネットワークカメラとはその名前の通り、インターネットに接続して見ることに特化した防犯カメラとも言えますので、遠隔監視の設定が簡単にできるのはもちろんですし、スマートフォン、タブレット、パソコンでのモニタリングから、離れた場所にある複数の防犯カメラを同時にモニタリングするなど、様々なケースに対応可能です。

またカメラは映像機器となりますので、カメラの画質や見え方の調整、赤外線、ライトのオンオフを全て遠隔で行うことができますので、遠隔監視する際はネットワークからが推奨されます。

つながらない時の対処法

実際に防犯カメラを設置してインターネットに接続していたのに見れなくなってしまった。またこれから接続しようとしているけど見えないといった場合に考えられる原因について解説いたします。

ここで解説する内容は初歩的なミスや確認で使えるレベルなので、大型の施設ではネットワーク管理者などに確認し、設定ができないようになっていたりするので、作業するまえに一度、確認するようにしましょう。

接続環境を確認

まずは接続環境を確認してください。接続環境とはONUや無線ルーターと防犯カメラの間の接続環境です。例えば無線ルーターと防犯カメラの間のLANケーブルや二重ルーターになっていないか、またWIFI通信であれば電波干渉がないかなど確認していくようにしましょう。

接続状態に問題がなければ機器の再起動をすることも重要です。電子機器は常時使用しているとキャッシュがたまり機器がフリーズすることもありますので、再起動することでキャッシュを開放することで、機器が正常動作となる場合があります。ぜひ試してみてください。

メーカーに問い合わせ

接続状況を確認して再起動してもインターネット接続が復旧しなければ、メーカーに確認するようにしましょう。理由としては機器のバグの可能性もあるからです。機器のバグの場合はファームウェアをアップデートすることで、解決する可能性もあります。確認する際は機器の型番や接続環境をメモに取った上で確認するようにしましょう。

機器の不具合

上記の方法を試しても解決しない場合は機器の不具合の可能性が考えられます。メーカーが発表している法定耐用年数を超えた年数を使用していれば、故障している可能性は高く、修理が必要です。また買い替えをするのであれば、相性問題などに注意して導入するようにしてください。

インターネット接続できる防犯カメラ

インターネット接続できる防犯カメラを選ぶ際は、多くありますが不具合が発生した際にはその原因の切り分けなど問題も多く導入する前にしっかりと検証した上で導入することが重要です。これから導入を検討されている方はぜひNSKダイレクトショップにご相談ください。

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