持ち運びできるモバイル遠隔監視BOX「MOBITYBOX」

防犯カメラの進化に合わせて、SIMカードを使った遠隔監視ができる仕組みが主流になっています。そうした中で、建築現場、解体現場でも使える遠隔監視システムのニーズが高まってきました。今回ご紹介するMOBITY BOXはそうした現場のニーズをくみ取り、弊社が開発した遠隔監視システムです。それでは詳細について解説していきます。

MOBITY BOXとは

モバイル=携帯電話、携帯できる、可動性の、可搬式の、言葉を借りてMOBITY BOXは誕生しました。その名前の通り、遠隔監視装置はカバン型になったおり、どこにでも持ち運び可能になっています。持ち運び可能でありながら、IP67防水・防塵性能のため屋外に設置して使用が可能です。後ほど説明しますが過酷な環境でこそ、MOBITY BOXは活躍する製品になります。

BOX本体はPoEを搭載したM2Mルーターと、リチウムイオンバッテリー、電源装置が搭載されており、ネットワークカメラを付属のLANケーブルにつなぐことで、離れた場所からでも遠隔監視が可能になります。カメラは200万画素のPTZネットワークカメラになるので、設置場所から全方向をモニタリングすることができます。もちろんPTZカメラも防水・防塵仕様になるので屋外での使用が可能です。

リチウムイオンバッテリーはLiFePO4(リン酸鉄リチウムイオンバッテリー)を使用します。リン酸鉄リチウムバッテリーは動作温度範囲が-20℃~75℃と広く、一般的な使用条件下で性能は安定しています。 耐熱温度はマンガン酸リチウム・コバルト酸リチウムの耐熱温度が約200 ℃なのに対し、リン酸鉄リチウムの耐熱温度は350℃~500℃と幅広いことによって、高温に対しても安全性に優れています。従来はバイク用のバッテリーとしても使用されていたので、屋外使用は問題ありません。

BOX内部には急速充電器も付いているので充電する時は100Vコンセントで充電することができます。満充電は約3時間で充電できるようになっています。

利用シーン

想定される使用現場としては、電源のない現場での遠隔監視です。例えば解体現場や資材置き場、地下など、多くの現場での使用を想定しています。M2Mルーターに搭載されているSIMカードはドコモ回線になるので、ドコモの電波が届く場所であれば、日本全国どこでも使用可能です。SIM容量は10GBになるので、1日1時間程度のモニタリングが可能です。地下インフラの監視においてもMOBITY BOXとカメラはLANケーブルで接続しますので、地上にMOBITY BOX本体を置いてカメラのみ地下に設置するという使い方も可能です。

MOBITY BOXは持ち運びできるようなカバン型になっているので、複数現場に移動しながら使うような場合にもニーズがあります。例えば短い工期であり、複数の現場を回る必要がある現場監督が、移動する車の中で充電しながら、現場にMOBITY BOXを設置して使うことができます。そうした建築現場やリフォーム現場でも活用が期待されます。

MOBITY BOXの強み

MOBITY BOXの最大の強みは、電源のない場所で使える遠隔監視システムです。また短期間だけ使用したいというニーズにお応えするためレンタルでのご提供を開始しました。カメラも三脚に取り付けて設置できるようになっていますので、レンタル品が届いたその日からすぐにご利用可能です。

また既にネットワークカメラをお使いの方でも設定さえしてしまえば、使用することも可能なので、どうしてもこのカメラが使いたいという場合でも使用可能です。当店のネットワークカメラであれば基本的に接続確認済みとなっています。

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MOBITY BOXの購入方法

MOBITY BOXの購入方法はレンタルにて対応しておりますが、一括購入も可能ですのでぜひご相談ください。ただ一括購入する前に、一度レンタルで使用してみてください。それからの購入をおすすめします。

レンタルのメリット

実際にレンタルのメリットは多くあります。まず一つ目は期間を限定してレンタルできる点です。当店のレンタルサービスは期間の縛りはありませんので、一ヶ月からご利用いただけます。また通常の使用方法による故障はすべて無償交換の対象なので、不具合に頭を悩ますこともありません。またレンタル品はバッテリーの充電、カメラの設定などすべて完了した状態で出荷しますので、添付されているマニュアルを見て届いたその日からすぐに使用することができます。