防犯カメラのレコーダーとは設置の注意点や導入前に知っておくべきこと

1 レコーダーとは
2 レコーダーの主な機能
3 DVRとNVRの違い
4 買い替え頻度
5 レコーダーは目的とカメラに合わせて選びましょう
6 防犯SIMカメラ販売開始しました。
7 プロ仕様のネットワークカメラX-Pro
8 持ち運びできる遠隔監視システム「MobtyBOX」

防犯カメラを設置する際にポイントになるのがレコーダーです。レコーダーとは録画機とも呼ばれており防犯カメラとセットで購入されことも多く、必要なものとなっています。レコーダーはハードディスクを搭載しており、防犯カメラの映像を保存しておくことができます。ハードディスク以外にもSDカードやクラウドなど多種多様ですが、今回は一般的なレコーダーをご紹介いたします。

レコーダーとは

まずはレコーダーについて解説します。レコーダーとは防犯カメラの映像を録画しておくための機器です。ドライブレコーダーなどを思い浮かべて頂けば分かりやすいかもしれません。防犯カメラのレコーダーは様々な機能を搭載していますので今回はその機能を紹介いたします。

レコーダーの主な機能

レコーダーの主な機能はカメラの接続台数です。一般的にはカメラ４台用、８台用、16台用のレコーダーです。複数台のカメラをレコーダーに同時接続することで、効率よく録画データを残すことができます。また映像出力も同時入力できますので、複数台のカメラを分割で表示したり、シーケンシャルでカメラの映像を順番に表示することも可能です。

レコーダーを録画する際に、常時録画モードであれば防犯カメラの映像を24時間録画し続けます。モーション録画モードであれば、画面に動きがあった場合のみに録画をすることができますので、ハードディスクの容量を節約して多くのハードディスクを使うことができます。最近ではモーション以外にもAI機能を使用して人や物体のみをAIで判断して検知することができますので誤報を減らして効率よく録画することができます。

録画機能の他にも、動きがあった際にアラームで通知したり、インターネットを経由してスマホにプッシュ通知を送ることができたりします。

DVRとNVRの違い

レコーダーの中でDVRとNVRの違いがありますが、DVRはデジタルビデオレコーダーの略です。NVRはネットワークビデオレコーダーの略です。DVRは一般的には同軸ケーブルを活用したアナログカメラで使用されるレコーダーです。対してNVRはLANケーブルを使用したネットワークカメラで使われるレコーダーです。

どちらも基本的に使える機能はほとんど同じですが、呼び名が違うという特性を持っています。NVRとDVRの違いは以前、別の記事にもまとめたのでそちらもご覧ください。

NVRとDVRの違いとは、特徴について

買い替え頻度

レコーダーは精密機器になりますので、ある程度使った場合は買い替えが必要です。レコーダーは基板、ファン、ハードディスクなどの部品がありますので、それぞれに耐用年数がありますが、もっとも早く交換が必要なのはハードディスクです。ハードディスクは磁気ディスクに針でデータを書き込みますので、物理的な接触などを通じて壊れやすい消耗品になっています。

一般的にハードディスクの寿命は30,000時間と言われていますので、24時間365日稼働させた場合、1年で8,760時間、3年と半年で寿命がくることになります。寿命が来たからといってすぐに故障するわけではありませんが故障する可能性が上がります。録画データはトラブルがあった際の証拠データとなりますので、定期的にハードディスクを交換することを推奨します。

しかし本体まですべて３年ごとに交換となると費用が掛かってしまいますので、本体の交換は５年から７年程度での交換を推奨します。５年を過ぎると細かい不具合が発生したりします。防犯目的で設置しているので機器は正常に稼働していることが重要になります。

レコーダーは目的とカメラに合わせて選びましょう

レコーダーを選ぶ際は設置目的やカメラに合わせて選ぶようにしましょう。設置に関してご不明な点がありましたら、問い合わせフォームよりぜひお問い合わせください。

防犯SIMカメラ販売開始しました。

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