リサイクルショップでの防犯カメラの必要性性について、ニュースをご紹介

先日、リサイクルショップで売上金が盗難される事件がありました。防犯カメラを設置してあることによってどのように犯行が行われて実際にどういった被害があったのかを即座に把握することはできますが、防犯カメラが設置してあることが抑止力になり得ないことが分かりました。

今回のニュースを踏まえた上でどのような防犯カメラがおすすめなのかご紹介していきます。ただ設置するだけでなく少し工夫を凝らすことで、より効果的に防犯カメラを運用することで、防犯効果を高めていくことができます。ぜひ今回の記事をご参考ください。

リサイクルショップでの売上金盗難事件

先日、発生したリサイクルショップでの売上金盗難事件ですが、鹿児島県のとあるリサイクルショップで発生しました。

 

6/3配信 FNNプライムオンライン

カメラが捉えたリサイクルショップ売上金窃盗の一部始終 隠していたのは電子レンジ…犯人が知っていたワケ

鹿児島市のリサイクルショップで2024年5月、売上金が盗まれた。店の防犯カメラには、売り物の電子レンジに隠していた売上金を奪い逃走する男の姿が記録されていた。店の人は、内部のことを知っている人間による犯行ではないかとみている。

何度も店の前を通り過ぎ…電子レンジに“一直線”

事件が起きたのは、鹿児島大学近くのリサイクルショップ。目の前には路面電車の駅もある、夜でも人通りの多い場所で、防犯カメラは犯行の一部始終をとらえていた。

5月21日午後7時20分頃の店の防犯カメラ映像。閉店後、スタッフが鍵をかけて店を出ると、その約1時間後、フードを被り、マスクとサングラスで顔を隠した怪しげな男が店の前に現れた。

男はいったん入り口付近を通り過ぎると、物陰に姿を消した。奥から自転車が走ってくると、なぜか急に飛び出し、危うくぶつかりそうになった。その後、何事もなかったかのように店の方へ歩いてくるが、なぜかUターンした。

そして再び戻ってくると、今度は店の前で立ち止まり、建物の陰に座り込んだ。目の前の路面電車の乗客を気にしているのか、また店を通り過ぎた。

そして姿を見せてから約8分。ついに店の入口へ。いとも簡単にドアを開け、店内に侵入すると、レジの手前で止まった。売り物の電子レンジを開け中から何かを取り出すと、男は裏口の鍵を開けて出て行った。

侵入までに時間をかけたものの、犯行時間はわずか1分。電子レンジの中には一体何が入っていたのか?

「内部のことを知ってる人間じゃないか」

犯人が電子レンジから取り出したのは、売上金約25万円が入ったポーチだった。被害に遭ったリサイクルショップ「どりーむ」の上野将太さんは、「売上金が25万円弱ございまして。毎日回収というわけではなく、店舗でスタッフがポーチの中に入れて様々な場所に隠しておく」と話す。

なぜ、そんなところに売上金を隠していたのか。上野さんによると、2年前に別の系列店でレジごと売上金を盗まれる被害に遭った。それ以降、店はランダムに場所変え、売上金を保管していたという。

しかし店内には、冷蔵庫やタンスなど商品は無数にあり、レンジだけでも10台以上。なぜ犯人は売上金を隠した電子レンジをピンポイントで狙うことができたのか。

外から閉店作業中の店の様子をうかがうと、電気がついていると中がよく見え、当時、売上金を隠していたという電子レンジも見える。このことから、犯人が売上金をレンジにしまう様子を外から見ていた可能性もある。しかし上野さんは、「内部のことを知っている人間じゃないかなっていう線が可能性はでかい」という。それを裏付けるようなシーンがある。映像をよく見ると、店内に侵入する際、犯人が鍵を開けているのがわかる。

実は、店の郵便受けに鍵が一時的に置かれていたのだという。上野さんは「鍵の場所とか鍵穴の場所とかも知ってる。今後このようなことがないように鍵も変え、売上金も持ち帰るようにして、対策はしっかりしています」と話す。内部事情に詳しい人物の犯行なのか。店側は警察に被害届を出しているという。

 

記事を読むと、営業終了後の1時間で侵入されており、かつ売上金を隠した電子レンジをピンポイントで狙った犯行を考えると内部からの犯行が考えられるとのことでした。以上のことから考えれられるのは、まず営業終了後に一時間で狙われているという点です。

防犯カメラの動体検知機能を有効にし、インターネットを経由してプッシュ通知を送ることが出来ていれば早く現場の異常に気付くことができました。現在は防犯カメラが付いていることなど一切関係なく強盗に入るなど犯罪の異常性も高まっておりますので、防犯カメラを設置して録画するだけではなく、犯人をけん制する攻める防犯が必要になってきています。

攻める防犯カメラとは!?

攻める防犯カメラとはあまり聞き馴染みのない言葉かと思われますが、最近防犯カメラに付いている多くの機能を活用した新しい考え方です。今までの防犯カメラはカメラで撮影した映像を録画機に残すことしかできませんが、そうした守る防犯カメラから攻めの機能を追加したものが攻める防犯カメラです。

例えばアラーム機能は防犯カメラで人の動きを検知した場合に音声やライトで威嚇することができる防犯カメラであれば、犯罪者を動揺させることができますし、周囲に異常を周知させることで、犯行を諦める可能性もあります。従来の監視カメラであれば、パトライトなどを連携させて、警備員が現地に急行するなど当たり前でしたが、現在はスマホでプッシュ通知を受けて、使用者が現地を確認することができるのです。

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