塩害対策された防犯カメラとは、メンテナンスや設置の注意点について解説します

防犯カメラは屋外に設置して雨や風の影響を受けますので、防水性能を持っていることが望ましいですが、より過酷な環境で使用される場合はそれだけではありません。粉塵の舞う鉄工所や高温の設備内の監視であればそれだけ耐久性能の高い特殊な防犯カメラが必要とされています。今回は沿岸部で起こる塩害と呼ばれるものに対しての防犯カメラの性能について解説していきます。

塩害とは

塩害とはその名の通り塩による被害を指します。沿岸部や海岸の近くにおいて潮風や海水の影響による農作物の被害、または建物の腐食などによる被害です。これらに被害は防犯カメラにおいても同じで潮風による影響を受けます。錆びた防犯カメラをご覧になられたことはあるかもしれませんが、防犯カメラが錆びることによって本来の性能が発揮できないばかりではなく、カメラが落下するなど思わぬ二次被害があるかのもしれません。

塩害の重大さを理解する上で塩害がどれくらい怖いのか理解していただくために、塩害でコンクリートにヒビが入ることもあります。コンクリートはかなり強いと思われていますが、塩害にはかないません。コンクリートの中には鉄の支柱が入っていますが、支柱が錆びてしまい折れることでコンクリートが割れるなどの影響が出てきます。

塩害仕様の防犯カメラ

塩害仕様の防犯カメラとは筐体が鉄製ではないもので、気密性が高く内部に水や粉じんが侵入しにくい形状になっています。例えば筐体がステンレス素材であれば、錆びることはありませんのでおすすめです。また塩害コーティングを施した防犯カメラもあります。

また市販で販売されている塩害コーティングできるスプレーなどもありますが、あまりおすすめはできません。スプレーでのコーティングは経年劣化によりコーティングが剥がれ落ちたりした場合に塩害対策性能が下がってしまい本来の性能を発揮することができませんので長く安定的に効果を持続させたいのであれば塩害コーティングがされた防犯カメラを選ぶようにしましょう。

NEMA 4X エンクロージャとは

防水防塵性能を表す規格としてIP性能があります。IPで表記された数字が高いほど防水、防塵性能が高くなりますので、それだけ機器が浸水して故障する可能性が下がります。そのため屋外用の防犯カメラを導入する際は重要な指標となります。

NEMAとは全国電気製造者協会による特定の環境下における保護等級を示した数値となります。塩害に関する等級としてはNEMA4Xエンクロージャがあります。この等級は耐食性の層を追加することで、NEMA 4 エンクロージャの保護機能をさらに一歩進めています。この追加機能により、化学物質や塩水による腐食が懸念される環境にもその有用性が拡張されます。

確実かつ安全性の高い防犯カメラの設置が必要な場合は重要な指標となります。

塩害仕様の防犯カメラをお探しの方に

防犯カメラを塩害から守るためには、塩害仕様のコーティングは必須です。これから沿岸部海岸に防犯カメラを設置予定のお客様ぜひお問い合わせください。

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