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屋外用IPカメラを設置する場合に重要になるのは、配線距離です。配線距離はIPカメラや周辺機器によって変わってきますので、事前にどれくらいの配線距離が確保できるのか、確認しておくことが重要です。今回はそんなIPカメラの配線距離について解説いたします。WIFIタイプのIPカメラについても電波到達距離も解説いたします。
IPカメラの配線距離
IPカメラの配線距離はLANケーブルを使う場合、100メートルとなります。100メートルというのはとても長く感じられますが、IPカメラの配線というのは直線ではなく、配線経路がありますので、100メートルでは短い場合があります。そうした場合にはスイッチングハブを経由することで配線距離を延長することができます。ハブを経由することでさらに100メートルを延長することができますのでハブを増していけば無制限に配線距離を伸ばすことができます。しかしハブの数を増やせば増やすほど、カメラの映像が映らなかった場合などに原因の切り分けが大変になりますので、ハブを増やす場合には注意が必要です。
PoEとは
PoEとはPower over Etherneの略でIPカメラにはとても重要な機能の一つです。IPカメラには電源の接続が必要だったものがPoEが登場することによってLANケーブルのみで配線可能になったためです。そのためIPカメラにはとても重要な機能の一つがこのPoE機能です。PoEを使うことで工事の手間が減るので、工事費用、部材のコストも抑えることができるのでPoEを搭載したIPカメラを選ぶようにしましょう。
ePoEとは
当店のIPカメラ用のハブはePoe機能を搭載しています。ePoeとは従来のPoEを拡張させた機能で配線距離を大幅に向上することができました。従来のPoEが100メートルだったのに対して、ePoEであれば倍の配線をすることが可能です。今後はより長い距離を配線可能なPoEが登場する可能性もあります。
アナログカメラの配線距離
アナログカメラとは同軸ヶーブルで配線するカメラです。アナログカメラの配線距離は300メートルから500メートルになっています。IPカメラに比べて配線距離は長いのですが、IPカメラと比べてハブで延長することはできませんので中距離配線に向いていると言えるでしょう。アナログカメラの場合、信号方式によって配線距離が変わりますので、そのあたりにも注意してください。アナログハイビジョンカメラについては、以前別の記事にもまとめましたのでそちらもご覧ください
アナログハイビジョン方式とは、同軸カメラの信号方式の種類
https://n-sk.jp/consumer/directshop/2621
WIFIタイプのIPカメラの電波到達距離
WIFIタイプのIPカメラの電波到達距離についても解説いたします。ここで解説するWIFIカメラは2.4GhzのWIFI通信を使った場合のIPカメラです。2.4Ghz帯のWIFIは家電製品でよく使われている無線規格ですが、電波が広く飛ぶメリットに対して、電波干渉が発生しやすく、距離が出にくいというデメリットもあります。WIFIのIPカメラの電波到達距離としては、木造で約10メートルから15メートルが源現実的な数字だと言えます。スペック表で見通し300メートルと書いてあっても、壁一枚を挟むだけでもかなり電波は減衰しますので注意が必要です。
現場に合わせてIPカメラを選ぶようにしましょう
IPカメラは種類によって配線距離が変わることはお分かり頂けたかと思います。実際の現場により配線距離は変わってきますので、現場に合わせてIPカメラを選ぶようにしましょう。
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