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防犯カメラを購入して設置する場合にどれくらいの費用が掛かるのでしょうか。これから導入を検討されている方は機器の費用と合わせて、工事費用も気になっているかと思いいます。今回は一般的な防犯カメラの設置費用について解説していきます。
防犯カメラ費用の内訳
防犯カメラの設置費用の内訳は大きく分けて２種類あります。一つは防犯カメラ機器の費用です。防犯カメラとレコーダー、必要であればモニターも用意する必要があります。機器の性能や種類によって価格は異なりますが、より性能が高いものほど費用が高くなります。そしてもう一つはカメラの設置工事費用とケーブルの配線費用です。これらはご自身ですることも可能ですが、一般的なプロの工事業者に依頼することで、配線ケーブルを隠蔽し見栄えもよく工事設置することができます。
まずは防犯カメラの機器を選定してそれに合わせた、工事を実施する必要があります。防犯カメラの映像ケーブルの配線、電源工事を実施して電源を供給する必要があります。電源をケーブルで送るもしくはカメラの近くに電源を作ることで供給が可能です。
工事の規模により変わりますが、カメラ１台であれば機器の費用が５万円前後、工事費用が10万円程度となります。もっと安くできる業者もいますが、実質平均的な費用ではこれぐらいになります。
特殊な設置工事とは
防犯カメラを設置工事する場合、重要になるのが配線工事です。配線は基本的には隠ぺい配線になりますので、天井裏を配線することになります。天井裏を配線できない場合は特に屋外で配線する場合です。屋外で配線する場合はPF管と呼ばれるプラスチックの菅の中をケーブルで配線します。
なぜ配線を隠す必要があるかというと、配線ケーブルは切断される可能性があるからです。さらに現場の状況に合わせて配管を地中に埋めて配線するなどすることで、さらに切断されるリスクを抑えます。
また配線を通すことが難しい現場においては、架空配線と呼ばれる配線ケーブルを空中で飛ばす工事をすることになり、高所作業者を手配するなど工事費用は高額になります。現場によって無線アンテナを活用するなど必要になります。
ダミーカメラの工事
防犯カメラを設置する際に、ダミーカメラを一緒に工事する場合があります。ダミーカメラとは見た目が防犯カメラの形状をしているのに、防犯カメラの機能がない偽物のカメラです。見た目はダミーカメラと同じで設置してあるだけで犯罪抑止効果が高まります。
しかし設置工事には注意が必要です。理由はプロの窃盗犯であれば見ただけでダミーカメラだと分かってしまうからです。そのため設置する場合は、本物の防犯カメラのように見せかけるように設置することが必要です。ダミーカメラを設置する場合もプロの工事業者に依頼する方が間違いないでしょう。
ダミーカメラの費用は数千円から購入が可能なので、まずはダミーカメラを使って防犯対策をすることもいいでしょう。
用途、目的に合わせて防犯カメラを選ぶ
まずはどういった場所でどういった目的で防犯カメラを設置するのかが重要になります。用途が決まれば、それに合わせた防犯カメラを選び、工事の方法が決まってきます。そのため用途が重要になります。専門の工事業者に設置を依頼する際は現場調査を実施する必要があります。
また防犯カメラを設置した後も定期メンテナンスが必要になります。防犯カメラの工事を専門としている業者であれば、そうしたメンテナンスも実施可能なので、設置後のアフターも含めて工事業者を選ぶようにしましょう。
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