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「セキュリティ業者に依頼したら1台数十万円と見積もられた」「もっと手頃に防犯カメラを設置したい」——こうした声は非常に多くいただきます。実は防犯カメラは「専門業者でなければ設置できない」ものではありません。取り付けビス・ケーブル・必要な部材が揃った家庭用防犯カメラセットなら、電動ドライバーと脚立があれば当日中にDIYで設置が可能です。
本記事では、DIYで設置できる防犯カメラの種類選び・設置場所の決め方・配線工事の手順・必要な部材・失敗しないためのポイントを詳しく解説します。
DIYで設置できる防犯カメラの3種類——まず何を選ぶかが最重要
DIYで設置する防犯カメラには大きく3つの種類があります。設置場所・住居の状況(持ち家か賃貸か)・必要な機能によって最適な種類が異なります。
① AHD有線防犯カメラセット——最も安定した映像品質
AHD(Analog High Definition)カメラは、同軸ケーブルで映像をアナログHD方式で伝送する有線防犯カメラです。電波の干渉を受けないため、映像の安定性が高いのが特長です。
NSKダイレクトショップが取り扱うDIY向けAHD防犯カメラセットには、20メートルのケーブルと取り付けビスが付属しています。電動ドライバーがあれば専門知識なしに設置が可能です。レコーダーには10インチモニターが内蔵されているため、モニターを別途購入する必要がありません。またHDMI出力が付いており、自宅のテレビに接続して映像を確認することもできます。
レコーダーの近くに電源タップを用意してケーブルを配線することで、カメラとレコーダーをつなぐことができます。同軸ケーブルは付属の20mケーブルで足りない場合、ご自身でケーブルの先端加工(専用の圧着ペンチが必要)を行うことでさらに長距離の配線が可能です。
➡ AHD防犯カメラとは?アナログHD方式の仕組みと特徴はこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/2562/
② ワイヤレス防犯カメラセット——配線の大幅な省力化
ワイヤレス防犯カメラセットは、カメラとモニターが専用の無線通信で映像をやりとりするタイプです。映像ケーブルが不要になるため、有線カメラと比べて配線作業が大幅に少なくなります。
DIYで設置する際に必要な作業は「カメラの壁への固定」と「電源ケーブルの引き込み」の2点だけです。映像ケーブルの配線工事が不要なため、難易度が大きく下がります。
電源ケーブルの屋内への引き込みでよく問題になるのが「壁に穴を開けたくない」という点です。NSKダイレクトショップのワイヤレス防犯カメラセットには、窓のサッシの隙間からケーブルを引き込める「隙間ケーブル」が付属しているため、壁に穴を開けずにケーブルの引き込みが可能です。
➡ DIYで工事できるワイヤレス防犯カメラセットはこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/603/
➡ ワイヤレス防犯カメラとは?仕組みと特徴の解説はこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/8052/
③ バッテリー・ソーラーカメラ——電源工事が完全に不要
電源ケーブルの配線工事もしたくない場合は、バッテリー内蔵・ソーラー充電対応のカメラが最適です。カメラ本体にリチウムイオンバッテリーを搭載しており、コンセント接続なしで稼働できます。
賃貸マンション・新築の戸建てで壁に穴を開けられない場合・電源コンセントが届かない農地や倉庫外周・工事期間中の仮設設置など、有線カメラやワイヤレスカメラセットでは対応が難しかった場所への設置が実現します。
NSKダイレクトショップのソーラークラウドバッテリーカメラは、クラウド録画とmicroSD録画のW録画に対応しており、設置工事なしで本格的な防犯体制を構築できます。
➡ 壁に穴を開けずに防犯カメラを設置する方法はこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/8940/
3種類の比較——どれを選ぶか
| 種類 | 映像の安定性 | 電源工事 | 映像ケーブル工事 | 賃貸対応 | 長期録画 |
|---|---|---|---|---|---|
| AHD有線 | 非常に高い | 必要 | 必要(同軸) | 難しい | 可能(HDD) |
| ワイヤレスセット | 高い | 必要(隙間ケーブルで対応可) | 不要 | 条件付き | 可能(HDD) |
| バッテリー・ソーラー | 高い | 不要 | 不要 | 可能 | 動体検知録画中心 |
持ち家で本格的な長期録画が必要な場合はAHD有線またはワイヤレスセット、賃貸・工事が難しい場所にはバッテリー・ソーラーカメラが適しています。
防犯カメラの設置場所——どこに付けるか
優先すべき設置場所
防犯カメラは「侵入経路になりやすい場所」と「来訪者を記録できる場所」への設置が優先です。
玄関・門扉: 来訪者の顔・服装を記録できる位置に設置します。カメラの高さは2〜3mが最適で、正面から少し見下ろす角度にすることで顔を識別しやすい映像が取れます。
裏口・勝手口: 人目につきにくい裏口・勝手口は侵入犯に狙われやすい場所です。見落としがちですが防犯カメラの優先設置ポイントです。
駐車場・ガレージ: 車上荒らし・車両盗難対策として、車両全体とナンバープレートが映る角度に設置します。
1階の窓付近: 警察庁の統計では侵入窃盗の30.1%がガラス破りによるものです。1階の窓への侵入者を捉えられる位置への設置が有効です。
設置位置の注意点
抑止効果と威圧感のバランス: カメラの存在を犯罪者に知らせることが抑止効果につながります。目立つ位置への設置は有効ですが、来訪者への過度な威圧感を避けるために、ドーム型などデザイン性の高いカメラを選ぶという工夫も有効です。
太陽光・逆光を避ける: カメラのレンズが直射日光や強い光源(街灯・ヘッドライトなど)に向くと、映像が白飛び・黒つぶれして人物の識別が困難になります。光源の方向を確認してから設置角度を決めてください。
死角をなくす複数台の配置: 1台では必ず死角が生まれます。複数台設置する場合は「カメラAの真下をカメラBがカバー」という相互カバーの配置を意識してください。
➡ 初心者でもできる防犯カメラの取り付け方の解説はこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/11653/
配線工事の基礎知識——失敗しないための注意点
屋外配線——ケーブルは保護管(PF管)で保護する
屋外にケーブルを配線する場合、雨・紫外線・物理的なダメージからケーブルを守るための保護が必要です。
PF管(プラスチックフレキシブル管): 屋外の配線保護に使用するプラスチック製の管です。サドル(固定金具)で壁に固定しながら配管し、ジョイントで接続します。PF管を使うことでケーブルを雨水・紫外線から守り、ケーブルの劣化・断線を防げます。
ジャンクションボックス: 複数のケーブルが合流する場所や、屋外から屋内へケーブルを引き込む場所に使います。防水性能を持つジャンクションボックスでケーブルの接続部分を保護します。ジャンクションボックスに穴を開けてケーブルを通し、防水処理を施すことで、雨水の侵入を防ぎます。
注意:ケーブルのつなぎ目の防水処理を必ず行う
屋外配線のケーブルのつなぎ目は、雨水が侵入しやすい弱点です。コネクターのつなぎ目は自己融着テープや防水コネクターカバーで保護してください。DIYで配線工事する際に最も失敗が多いポイントです。
屋内配線——モールで見た目と安全を確保する
屋内の配線はケーブルをそのまま壁面に這わせると、見た目が悪くなるだけでなく、引っかかって断線するリスクがあります。「モール(ケーブルカバー)」を使って壁面にケーブルを沿わせることで、見た目がすっきりし、ケーブルの保護にもなります。
プロの工事業者が行う「隠蔽配線(天井裏・壁内にケーブルを通して見えなくする配線)」は最も仕上がりが美しく安全ですが、DIYでは難易度が高くなります。天井裏・壁内に通線する場合は、通線工具(引き針・通線ワイヤー)が必要になります。難しい場合はモールを使った表面配線で代替してください。
カメラの切断リスクへの対応
防犯カメラのケーブルが切断されると、映像が録画できなくなります。窃盗犯が侵入前にカメラのケーブルを切断するという手口もあります。
ケーブルを容易に切断されない場所に配線することが重要です。具体的には配管(PF管)に入れて露出しないようにする、高所・手の届きにくい場所に配線する、壁内・天井裏の隠蔽配線にするといった対策が有効です。
バッテリー式・ソーラー式のカメラはケーブル切断への対策として有利ですが、カメラ本体ごと持ち去られるリスクへの対策(クラウド録画の活用・しっかりしたビス固定)が必要です。
➡ 防犯カメラの電源の取り方(屋外・屋内別解説)はこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/10955/
➡ 防犯カメラで使うケーブルの種類とメリット・デメリットはこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/11425/
DIYで設置する際に必要な工具・部材リスト
必ず用意すべき工具
電動ドライバー: カメラの取り付けビスを締めるために必須です。手動のドライバーでも可能ですが、電動の方が作業が大幅に楽になります。
脚立: カメラを2〜3mの高さに設置するために必要です。安定した脚立を用意し、二人以上で作業することをおすすめします。
メジャー(巻き尺): カメラとレコーダーの距離・ケーブルの必要長さを計測するために使います。
水平器: カメラの取り付け角度が水平・垂直に合っているかを確認します。映像のゆがみを防ぐために重要です。
あると作業がはかどる工具
ドリル: 壁への穴あけに使います。壁の素材(木造・コンクリート・ALC)に合わせたドリルビットを選んでください。
コンクリートビットまたはコンクリート用アンカー: コンクリート・モルタル・レンガの壁に取り付ける場合は専用のビット・アンカーが必要です。
通線ワイヤー(引き針): 天井裏・壁内にケーブルを通す隠蔽配線を行う場合に使います。
配線に必要な部材
屋外配線に必要な部材として、PF管(屋外ケーブル保護用・必要な長さ)、PF管サドル(PF管を壁に固定する金具)、PF管ジョイント・コネクター(PF管の接続部品)、ジャンクションボックス(防水タイプ)、自己融着テープまたは防水コネクターカバー(コネクター部分の防水処理用)があります。
屋内配線に必要な部材として、ケーブルモール・ケーブルカバー(壁面表面配線の保護と見栄え改善用)があります。
電源引き込みに必要な部材として、隙間ケーブル(窓サッシ経由での引き込み用・ワイヤレスカメラセットには付属)または窓用貫通スリーブ(壁への穴あけなしに電源ケーブルを引き込む場合)があります。
➡ 防犯カメラ設置工事に必要な部材と工具の詳細はこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/10519/
ワイヤレスカメラ設置前の重要な注意事項——事前の電波確認
ワイヤレス防犯カメラは設置工事後に「電波が届かなかった」という問題が発生することがあります。配線工事後に電波不良が判明するとやり直しが大変なため、必ず事前にデモ機で電波が届くかどうかを確認してから本設置を行うことを強く推奨します。
NSKダイレクトショップではレンタルサービスを提供しており、購入前に実際の設置環境でカメラの動作・電波状況を確認できます。特にコンクリート造の建物・鉄骨造の建物・建物と建物をまたぐ設置では、電波が届かないケースが多いため、事前確認が重要です。
➡ 購入前に試せるレンタルサービスはこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/1753/
DIY設置完了後のチェック——設置後にやるべきこと
画角の調整: カメラを固定したら、モニター・スマートフォンアプリで映像を確認しながらカメラの向きを調整してください。「玄関正面を向いているか」「死角がないか」を必ず確認してください。
夜間の映像確認: 昼間に設置完了したカメラは、夜間になったら再度映像を確認してください。赤外線暗視機能が正常に動作しているか、夜間の映像が鮮明かどうかを確認します。
録画の動作確認: 録画機能が正常に動作しているかを確認してください。SDカード・HDDの容量確認、録画設定(常時録画か動体検知録画か)の確認を行います。
プッシュ通知の確認: スマートフォン連携を設定した場合は、テストとしてカメラの前で動体検知を発生させて、通知が届くかどうかを確認してください。
「防犯カメラ設置中・録画中」のステッカー掲示: カメラの設置と合わせて、見える場所にステッカー・看板を掲示することで抑止効果が高まります。
まとめ——DIYで設置できる選択肢は3種類・住居と用途に合わせて選ぶ
防犯カメラのDIY設置は「電動ドライバーと脚立があれば誰でもできる」ものになりました。有線AHDカメラ・ワイヤレスカメラセット・バッテリー・ソーラーカメラの3種類の中から、ご自身の住居の状況・設置場所・必要な機能に合わせて選ぶことが成功のポイントです。
配線工事が必要なカメラでは、屋外配線のPF管保護・ジャンクションボックスの活用・ケーブル切断への対策という3点が重要です。ワイヤレスカメラでは事前のデモ機による電波確認が失敗を防ぐ最も重要なステップです。
設置場所・製品選び・配線方法についてご不明な点がある場合は、NSKダイレクトショップへお気軽にお問い合わせください。
➡ ワイヤレス防犯カメラセット一覧はこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/category/item/normals/wireless-camera-set/
➡ X-ProシリーズIPカメラ(PoE対応・有線)の商品一覧はこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/category/item/x_pro/
お問い合わせ:https://n-sk.jp/consumer/directshop/contact/
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