防犯カメラのバックアップの重要性、デバイス別の使い方

現場の映像を撮影して録画しておくことができるので録画データの取り扱いには気を付ける必要があります。そうした中で重要になるのが、バックアップを取っておくという考え方です。今回はそんな防犯カメラのバックアップについて解説していきます。

防犯カメラの録画方法について

ここでは防犯カメラの録画方法について解説していきます。録画方法の違いについては、別の記事にもまとめてますので、そちらもご覧ください。

防犯カメラ録画 SDカードとハードディスクについて

防犯カメラを使う際にもっとも多く使われているデバイスはハードディスク録画です。ハードディスクを搭載したDVR、NVRを使うことでハードディスクに録画することが可能です。ハードディスクに録画するメリットとしては、長時間の録画データが撮れるという点です。

最近では1TB、2TBの大容量ハードディスクが安価になりましたので、大容量のハードディスクを搭載したDVRが登場しました。

また最近ではクラウド録画に対応した防犯カメラも登場しており、クラウドサーバーにアップロードされた録画データをサブスクで提供しているサービスもあります。クラウド録画のメリットはサーバーに録画データが保存されているため、データ消失の可能性が低く、録画データごと機器が破壊されるリスクがありません。長期的には費用が掛かってしまいますが、新しい使い方をして利用者が増えています。

SDカード録画とは

小型の防犯カメラや公園などで使える街頭防犯カメラなどはSDカードを使った防犯カメラがあります。SDカード録画の最大のメリットは小型軽量なため、持ち運びがしやすく、価格も数千円から購入できるものが多くあります。

デメリットは容量が少ない点です。SDカードの種類にもよりますが少ないもので8GB程度から容量が大きいもので256GBまでのSDカードが存在しています。

それ以上に容量が大きいものになると価格が高すぎるので導入は難しいとも言えます。SDカードの便利な点は取り外して持ち運べる点にありますので後述するバックアップも関係なく運用をすることができます。

バックアップが必要な理由

防犯カメラの映像をただ録画しているだけでは何故ダメなのか、その理由について解説します。まず一番に挙げられるのは警察への録画データの提供です。あって欲しくはありませんが、建物の侵入されて、金品などが盗難された、駐車しておいた車を傷付けられた、いたずらされたという場合に警察に被害届を出すことになります。

その際に有力な情報として使われるのが防犯カメラの映像です。防犯カメラ映像を証拠資料として警察に提出する際は、USBメモリーに録画データをバックアップして警察に提出します。

またハードディスク録画の場合、録画データがいっぱいになると上書き録画をしますので、古いデータから削除して新しいデータを書き込んでいきます。過去の録画データを保存しておきたい場合は、録画データを抜き出してバックアップをしておくことで、録画データを半永久的に保存することが可能になります。

RAID(冗長化)、ミラーリングとの違い

バックアップと似た言葉で冗長化やミラーリングという言葉があります。冗長化はRAIDとも呼ばれています。冗長化は複数のハードディスクに分散して録画データを保存することになります。

例えばRAID1ミラーリングでは2枚のハードディスクに同じ録画データを保存します。これはあくまでDVRの中のハードディスクにデータを保存していることになります。これを冗長化と呼びます。

冗長化とバックアップは似ている概念ですが、使い方によって使うシステムは異なります。

バックアップする際の注意点

バックアップを取る際にはいくつか注意点があります。まず最初の注意点は録画のファイル形式です。ファイル形式には多く分けて二種類の形式があります。一つはAVIやMP4などのウィンドウズで再生できる汎用ファイル形式です。

これらのファイルであれば、データファイルをパソコンですぐに再生することができます。

次にメーカーの独自形式によりファイル形式です。独自形式のファイルは再生する際に専用ソフトが必要になりますので、それらのソフトウェアがどこでダウンロードできるのか確認してからバックアップを取るようにしてください。

バックアップを取る際は、時間が掛かりますのでそのあたりも注意が必要です。例えば1時間分のデータをバックアップするににも1時間程度の時間が掛かりますので、バックアップを取り出す時間が残っているかを確認した上でバックアップを残すことが重要です。

防犯カメラのバックアップは重要です。

防犯カメラのバックアップを抜き出すことはとても重要なことになります。これから防犯カメラの購入を検討されている方は、そうした点を踏まえて検討するようにしてください。海外の安い防犯カメラの場合、バックアップ出来ないなんてこともあるかもしれませんのでご注意ください。

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