もし空き巣等の被害にあってしまったら…発生後の具体的な動きについて解説します

もし空き巣・侵入盗の被害に遭ってしまったら——パニックにならないための行動手順

カテゴリ:ブログ / タグ:空き巣, 侵入盗, 被害対応, 警察通報, 証拠映像, バックアップ, 再発防止

NSKダイレクトショップではこれまで、防犯カメラの設置方法・選び方・設置場所のポイントなど「犯罪を未然に防ぐ」ための情報をお届けしてきました。

しかし正直に申し上げると、どれだけ防犯設備を整えても、被害に遭う可能性をゼロにすることはできません。防犯カメラは「抑止」と「証拠記録」に大きな力を発揮しますが、物理的に泥棒を阻止できる装置ではありません。

本記事では「もし被害に遭ってしまったら、何をどの順番でやるべきか」という行動手順を、わかりやすく解説します。いざというときに冷静に動けるよう、ぜひ事前に読んでおいてください。

被害に気づいた直後——まず「安全」を確認する

帰宅したら玄関が開いていた・部屋が荒らされていた——そんな状況に直面したとき、最初にやるべきことは**「自分の安全を確保すること」**です。

絶対にやってはいけないこと——すぐに室内に入らない

「何が盗まれたか確認したい」という気持ちはよくわかります。しかし室内にまだ犯人がいる可能性があります。物音・気配を感じたらすぐにその場を離れてください。犯人に鉢合わせすることで傷害・暴行という二次被害に発展するリスクがあります。

建物の外に出て、安全な場所(隣の家・近くのコンビニなど)に移動してから次の行動をとってください。

STEP1:警察への通報(110番)

安全を確認したら最初にやるべきことは**警察への通報(110番)**です。

通報の際に伝えるべき内容として、「空き巣に入られたようです」という状況の説明、被害が起きた住所(住所が分からない場合は目標物や交差点名)、現在自分がどこにいるか(建物の外にいるなど)、犯人がまだ近くにいる可能性があるかどうかを伝えてください。

通報後は警察が到着するまで、むやみに室内に入らず指示を待ってください。「証拠を守る」という観点からも、警察が来る前に室内を歩き回ることは避けてください。

STEP2:家族・関係者への連絡

警察に通報したら、家族・同居人・店舗であればスタッフへの連絡を行います。

特に重要なのがクレジットカード・キャッシュカード・保険証などのカード類が盗まれた可能性がある場合です。時間が経つほど不正利用・悪用のリスクが高まります。

カード類が盗まれた可能性がある場合にすぐやること:

クレジットカードは各カード会社の紛失・盗難窓口(24時間対応)に電話して利用停止を依頼してください。キャッシュカードは金融機関の紛失窓口または警察に届け出た上で口座の利用停止手続きをとってください。保険証は市区町村の窓口に届け出ることで再発行と不正使用の防止措置がとれます。

手続きに必要な電話番号は、被害に遭う前に手帳やスマートフォンのメモに控えておくことをおすすめします。

STEP3:現場をそのままにしておく——証拠の保全

これは非常に重要なポイントです。被害に気づいても、警察が到着するまで現場を動かさない・触らないという原則を守ってください。

「散らかった部屋を片付けたい」「盗まれたものを確認したい」という気持ちはわかります。しかし現場の状態が変わると、犯人が残した指紋・足跡・遺留品という大切な証拠が失われます。

警察が現場検証を行うのに必要な証拠を守るために、触れてよいのは警察の許可を得てからです。ドアノブ・窓・引き出しなど犯人が触れた可能性がある箇所には特に注意してください。

STEP4:警察到着後——被害品の確認と被害届の提出

警察が到着したら、捜査に協力しながら以下を行います。

盗まれたものを漏れなく確認する

クレジットカード・貴金属・現金・貴重品・家電・バッグなど、盗まれたものをできる限り正確にリストアップします。

重要: 後から「あれも盗まれていた」と気づいた場合、保険請求の対象外になることがあります。盗難保険・家財保険の請求には、警察への被害届に記載された被害品リストが根拠になるため、できるだけその場で漏れなく確認することが重要です。

後日気づいた盗難品については、警察に追加の申告ができる場合がありますので担当警察官に確認してください。

被害届を提出する

警察の指示に従って被害届を提出してください。被害届は保険請求・損害賠償請求の手続きで必要になる書類です。「被害届の受理番号」を控えておいてください。

STEP5:防犯カメラの映像を保全する——最重要の証拠

防犯カメラを設置している場合、録画映像は犯人特定の最重要証拠です。ただしループ録画の場合、時間が経つと映像が上書きされてしまいます。被害を確認したらできるだけ早く映像の保全・バックアップを行ってください。

映像バックアップの手順

DVR・NVRからUSBメモリへのバックアップが一般的な方法です。被害が発生したと思われる時間帯の前後数時間分の映像を抜き出してUSBメモリに保存してください。

映像のファイル形式(AVI・MP4など)を確認してから提出することをおすすめします。汎用的なファイル形式であればパソコンで再生できますが、防犯カメラ独自のファイル形式の場合は専用プレイヤーが必要になることがあります。警察への提出時に再生方法も合わせて説明できると、捜査がよりスムーズになります。

クラウド録画を利用している場合は、カメラが破壊・盗難されていても映像がサーバーに残っている可能性があります。クラウドサービスのアプリから映像を確認してください。

映像をSNS・第三者に共有しない

録画映像は捜査上の証拠です。「犯人がこんな人だった」とSNSに投稿することは捜査妨害につながる可能性があり、また映像に映り込んだ無関係の第三者のプライバシーを侵害するリスクもあります。映像は警察・保険会社への提出目的のみに使用してください。

➡ 防犯カメラ映像のバックアップ方法と重要性はこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/5079/

➡ 録画映像を証拠として活用する方法・手順はこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/12216/

➡ 警察から映像の開示を求められた際の対応方法はこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/10995/

映像の取り出し方法がわからない場合

「どうやってUSBメモリにバックアップするかわからない」という場合は、NSKダイレクトショップへお気軽にお問い合わせください。製品ごとの映像の取り出し方法を丁寧にご案内します。被害に遭って動揺している状況でも、わかりやすくサポートいたします。

STEP6:保険会社への連絡

家財保険・火災保険の特約で盗難被害が補償される場合があります。被害に遭ったら保険会社にも早めに連絡してください。

手続きに必要な書類として、警察への被害届のコピー(受理番号)、盗まれた品物のリストと概算金額(購入時のレシート・写真があれば有利)、被害状況の写真(破損した窓・ドアなど)が必要になることが多いです。

補償の対象・手続き方法は契約内容によって異なりますので、保険証券・保険会社の連絡先を確認しておいてください。

被害後にやること——再発防止対策

被害が落ち着いたら、同じ被害を繰り返さないための対策を考えましょう。「一度被害に遭った家は再び狙われやすい」という傾向があります。

侵入経路を確認して補強する

警察の現場検証で「どこから侵入されたか」を確認し、その箇所を補強してください。窓ガラスから侵入されていたなら防犯フィルムの貼付・補助錠の追加を検討してください。鍵を破壊されていたなら新しい錠前への交換・ダブルロック化を検討してください。

防犯カメラの設置・増設を検討する

被害に遭ったことで「死角になっていた場所があった」「カメラが映していなかった方向から侵入された」という気づきがある場合は、カメラの増設・設置場所の見直しを行ってください。

➡ 空き巣被害を減らすための防犯カメラ対策はこちら:https://n-sk.jp/consumer/directshop/12582/

被害後の行動手順まとめ

順序 やること ポイント
STEP0 安全確認 まず建物の外へ・室内に入らない
STEP1 警察に110番通報 安全な場所から通報する
STEP2 家族・関係者への連絡 カード類の利用停止を急ぐ
STEP3 現場をそのままにする 警察到着まで触らない
STEP4 被害品の確認・被害届の提出 漏れなくリストアップする
STEP5 防犯カメラ映像のバックアップ ループ録画の上書き前に早急に
STEP6 保険会社への連絡 受理番号と被害リストを準備する
STEP7 再発防止対策の実施 侵入経路の補強・カメラの見直し

まとめ——「もしものとき」を事前に想定しておくことが大切

防犯カメラをはじめとした防犯設備は、犯罪を「起きにくくする」ための設備です。しかし万一被害に遭った場合でも、正しい順序で行動することで証拠を守り・損害を最小限にし・犯人の特定・再発防止につなげることができます。

「もし被害に遭ったらどうするか」を事前に家族・スタッフと確認しておくことが、いざというときの冷静な行動につながります。

防犯カメラの映像取り出し方法・バックアップ手順についてのご相談はNSKダイレクトショップへお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ:https://n-sk.jp/consumer/directshop/contact/

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