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防犯カメラ映像の流出について

2022年02月24日

カテゴリー:ブログ

これまでは防犯カメラによるセキュリティーについて述べていきましたが、「防犯カメラ自体のセキュリティーはどうなんだい?」というお話です。

ひょっとしたら、すでにご紹介しているかもしれませんが、改めて注意喚起も含めて紹介させていただきます。世界各地に設置されている防犯カメラの映像をリアルタイムで見ることができるウェブサイトがあるとしたら、みなさんどう思いますか。実はそんなサイトがあるんです。それが、 「insecam」というサイトです。こちらでは、世界各地の防犯カメラ映像が1万以上見られてしまいます。日本でも、1500台以上の防犯カメラ映像が垂れ流されてしまっております。どこかの店舗の厨房が見れてしまっているものもあり、なかなか「えぐい」状態になってしまっています。ちなみに「Manufacturer」という項目があり、どのメーカー製のカメラかも分かってしまいます。

なぜ、こんな事態になってしまっているかというと、ほぼ流出しまっている原因は、パスワードを「初期設定」のまま使用しているからです。例えば、初期設定のパスワードとして、「0000」「1234」といった簡単な数字に羅列や、管理者を意味する「administrator」「admin」が良く使われております。このような簡単なパスワードですと、容易にカメラにアクセスされてしまうので、映像の流出につながってしまうのです。

防犯カメラ映像をネットワーク環境に入れてなければ、全く関係のない話となりますが、スマホやPCで遠隔監視できるように設定されている方は、今一度、初期パスワードでないことを確認していください。もし、現在初期パスワードを利用しているのでしたら、すぐに変更してください。そうしないと、このサイトで見られてしまうかもしれませんよ…。