見守りカメラは、離れて暮らしている高齢の親の介護をサポートする際に安心感や効率化などが期待できます。
しかし、いくら肉親だからといっても、見守りカメラから生活の様子を見られているのは抵抗感もあるでしょう。
今回は、見守りカメラ導入のメリットとデメリットを理解し、おすすめの見守りカメラや導入時の注意点まで詳しく解説していきますので、最後までご覧下さい。
目次
離れて暮らす親の介護に不安を感じていませんか?
近年は親と離れて暮らす方も増えてしまい、ご自身の親が高齢であれば介護のことなど心配ごとも増えていきます。
特に、75歳以上の後期高齢者や85歳以上の超高齢者になってくると、転倒や体調不良など、何かあった時にすぐに駆けつけられないため、常に気がかりで不安になってしまうこともあると思います。
そんな不安を解消してくれるのが、見守りカメラです。
見守りカメラは、離れた場所からでも高齢の親の様子をリアルタイムで確認することができ、機能によっては双方で会話することも可能です。
また、近年ではカメラ性能や機能の向上、価格の低下により、介護の現場でも普及しています。
見守りカメラが介護に役立つ理由
見守りカメラは、離れて暮らす高齢の親を介護する際に非常に役立つソリューションです。
この見守りカメラを通じて、リアルタイムで親の様子を確認することができるため、安心して日常生活を送っているかどうかを把握することができます。
また、万が一何か異変があった際にも、カメラの機能によりスマートフォンへ通知され、すぐに対応できることから親の安全を確保することもできます。
さらに、見守りカメラを利用することで、親とのコミュニケーションが常に取れる状態になっているため、距離を感じさせない介護も実現可能となっています。
高齢者であってもプライバシーを尊重することが大切ですが、安心して介護をサポートするためには見守りカメラの導入が推奨されます。
高齢者の見守りカメラを導入するメリットとは
高齢者の見守りカメラは以下のような状況で役に立ちます。
・一人暮らしをしている親が心配
・介護施設に入所している親の様子を見たい
・頻繁に実家に通えない
・認知症の進行が心配
これらは見守りカメラを導入することで解決することができます。
では、見守りカメラを導入する5つのメリットについて紹介していきます。
転倒や異変をいち早く察知:緊急時の迅速な対応
転倒や体調不良など、異変をいち早く察知できることも、見守りカメラの大きなメリットです。
特に、見守りカメラに動体検知や音声検知などの機能が搭載されていることで、転倒や不自然な動きを自動的で検知し、スマートフォンへ通知してくれるものは迅速に対処することができるため、非常におすすめな機能です。
コミュニケーションツール:孤独感の軽減や認知症防止
カメラ越しに会話できる機能付きの見守りカメラであれば、コミュニケーションツールとしても活用することができます。
離れて暮らしていても、親と気軽に会話できる環境を作ることで、会話不足を解消することができ、孤独感の軽減や認知症予防にも効果があります。
家族の負担を軽減:介護者のストレスを和らげる
要支援1などの軽度な介護が必要になってしまった場合でも、離れている場合は常に心配になってしまい精神的にも負担がかかります。
しかし、見守りカメラがあることで、日中の様子や夜中のトイレや徘徊などをいつでも確認することができるため、介護サービスを利用した方がよいかなどすぐさま対策を講じることができるようになります。
また、離れて暮らしている場合は、介護サービスと連携して見守りカメラの映像を共有し、緊急事態に駆け付けてくれるように万全な介護体制を構築することもできるようになります。
これにより介護者の負担を軽減し、より充実した介護体制を構築できます。
見守りカメラ導入のデメリットや注意点
見守りカメラには様々なメリットがありますが、デメリットや注意するポイントもあるので、しっかり理解して対策をしていきましょう。
プライバシーへの配慮:設置場所やカメラの機能
見守りカメラは、高齢者の生活をリアルタイムで見るシステムを導入するため、プライバシーを侵害する可能性があります。
特に、カメラを設置する場所や機能には、十分注意する必要があります。
具体的には、以下のような対策が考えられます。
・プライバシー保護機能付きのカメラを選ぶ
・カメラの設置場所を親に説明し、同意を得る
・カメラの映像を家族以外の人と共有しない
セキュリティ対策:不正アクセスからの情報保護
リアルタイムの映像を確認する場合、インターネット接続型のカメラになるため、不正アクセスによって映像が盗み見られる可能性があります。
これを防ぐためにはセキュリティ対策をしっかりと行うことが重要です。
具体的には、以下のような対策を考えましょう。
・パスワードを定期的に変更する
・強力なパスワードを設定する
・ファームウェアを最新の状態に保つ
・信頼できるメーカーのカメラを選ぶ
高齢者への抵抗感:カメラ設置への理解と安心感
高齢者の中には、カメラで監視されることに抵抗を感じる人もいます。
設置前に、カメラの必要性やメリットを丁寧に説明し、理解と安心感を得ることが大切です。
具体的には、以下のような方法で説明することがおすすめです。
・カメラを設置する目的を明確に伝える
・プライバシーへの配慮を説明する
・カメラの映像をどのように活用するか説明する
例えば、「お父さん、お母さん、最近転倒したり体調を崩したりすることが心配で、見守りカメラを設置したいと思っているんだけど、どう思う?」などと、心配していることをアピールすることで理解してもらうことができます。
また、最近の見守りカメラでは、カメラとして意識しないようなフォルムだったりデザインをしているものが多いため、パンフレットを見せながらメリットについてしっかり説明すると理解してもらいやすくなります。
費用面:設置費用とランニングコスト
見守りカメラは、本体価格だけでなく設置費用やランニングコストがかかることがあります。
購入や導入前に、購入から設置、運用やメンテナンスなどにかかる費用をしっかり確認・検討することが大切です。
設置費用は、カメラの種類や機能によって異なり、その他には、インターネット接続料や電気代などもも考慮しましょう。
見守りカメラの機能と価格帯
見守りカメラには、様々な種類があります。選ぶ際には、必要な機能や価格帯などを考慮する必要があります。
基本機能には、「リアルタイム映像の確認」「動体検知」「音声検知」などが備わっており、5千円~2万円程の価格帯からあります。
そして、高機能の見守りカメラになると「双方向音声通話」「自動追尾機能」「顔認識機能」「クラウド録画」などのさまざまな機能を選ぶことができ、2万円~4万円ほどの価格で販売されています。
NSKでは、「モーションセンサー(動体検知)」「音声検知センサー」「温湿度センサー」を内蔵しており「双方向通話」にも対応した広角撮影が可能な見守りカメラ「ぴよかめ」を販売しております。
従来のカメラとは見た目が圧倒的に違い、かわいく愛される見守りカメラとして「撮影されてる」「見られている」という感覚を軽減できるようなデザインにしました。
オンラインショップにて購入可能なので、ぜひチェックしてみてください。
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まとめ
見守りカメラは、離れて暮らす高齢の親を見守るための優れた映像ソリューションです。
大きなメリットはありますが、デメリットやハードルもあるため、しっかりと理解した上で導入を検討しましょう。
見守りカメラを活用することで、安心感とサポート力アップを実現させ、お互いに笑顔が増える介護生活を実現させていきましょう。
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