保育園や幼稚園に防犯カメラを設置することは、子どもたちの安全を守り、さらに親御さんからの信頼を得るためにも必要不可欠な防犯対策の一つです。
今回は、防犯カメラ設置にかかる費用やコスト削減の方法について詳しく紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
保育園や幼稚園に防犯カメラが必要な理由
保育園や幼稚園には子どもがたくさん集まる場所になるため、安全を守るためにも常に目を光らせる必要がありますが、人間による見守りには限界もあり、盲点となる場所や時間帯が存在してしまいます。
そんなときに防犯カメラがあることで、子どもたちのトラブルや事故などの状況をリアルタイムで把握することができ、素早い対応にも繋がります。
さらに、防犯カメラがあることにより、不審者を施設内や周辺に近づけさせないよう警戒させることや事故を未然に防ぐことにも大いに役立ちます。
保育園や幼稚園に防犯カメラを設置することは、安心で安全な環境を構築するうえで不可欠な取り組みになります。
保育園や幼稚園に防犯カメラを設置する費用
保育園・幼稚園の防犯カメラ設置費用は、初期費用とランニングコストに分けられる。
防犯カメラ設置費用①:初期費用
防犯カメラを設置する際にかかる初期費用には、以下の費用が必要となります。
・カメラ本体の購入費用
・設置費用
・録画装置の費用
・配線工事費用
これらが一般的に必要となる初期費用です。
また、カメラによっては電源不要であったり工事不要な機種もありますので、カメラの選び方がわからない方は、弊社へ一度ご連絡を頂けましたら専門スタッフが丁寧にヒアリングさせていただき、適切なカメラをご提案させていただきます。
具体的な金額の相場はこちらになります。
【カメラ本体の購入費用】
- ドーム型カメラ:1台あたり1万円~3万円
- ボックス型カメラ:1台あたり2万円~5万円
- ネットワークカメラ:1台あたり3万円~10万円
【設置費用】
- カメラ1台あたり1万円~2万円
【録画装置の費用】
- 4台分の録画装置: 10万円~20万円
- 8台分の録画装置: 20万円~30万円
【配線工事費用】
- カメラ1台あたり5千円~1万円
初期費用は、カメラの種類や台数、設置場所などによって大きく異なりますが、約数十万円から数百万円程度になります。
防犯カメラ設置費用②:ランニングコスト
ランニングコストには、
・電気代
・通信費
・保守費用
これらの費用が含まれており、具体的な費用相場はこちらになります。
【ランニングコスト】
- 電気代:カメラ1台あたり年間1千円~2千円
- 通信費 :インターネット接続費月額数千円
- 保守費用:年間約数万円
また、例えばカメラを4台と8台を設置する場合の費用相場がこちらになります。
【カメラ複数台の設置例】
- 4台のカメラを設置する場合
初期費用:約50万円~100万円
ランニングコスト:年間約1万円~2万円
- 8台のカメラを設置する場合
初期費用:約100万円~200万円
ランニングコスト:年間約2万円~4万円
防犯カメラ設置の効果的なコスト削減方法
防犯カメラの設置費用を抑えるための効果的なコスト削減方法について紹介していきます。
コスト削減方法①:補助金・助成金の活用
認可保育園に関しては、「保育所等整備交付金」に防犯対策強化事業が加わり、保育園の防犯対策を強化するための防犯カメラ・非常警報装置やフェンス等の外構の設置に対して補助金制度があります。
補助率は、4分の1の費用負担で防犯カメラ、監視カメラの設置が出来ます。
※ただし、年度によって補助金の内容に変更があったり申請受付が終了となっている可能性があるため、自治体のHPをしっかり確認しましょう。
(出典元:厚生労働省HP)
例)
保育園や幼稚園に防犯カメラを設置する場合、正門や玄関、園庭、プール、各教室などに設置することが望ましく、50人規模の場合、だいたい7~8台設置する構成が一般的といわれています。
カメラ本体やレコーダー、工事費用を含めると、費用は約50~100万円ほどになります
そのため、補助金の審査が通過したら、4分の1の金額、つまり10~25万円弱の費用で設置することが可能となります。
※ただし、ネット通販にて個人で購入したカメラは対象外となるため、補助金の対応が可能な販売店を通じて購入と設置工事をする必要となります。
購入前にしっかりと販売店に補助金のサポートがあるのか確認してください。
コスト削減方法②:見積もりの比較
コストを削減する場合、複数の業者から相見積もりを取り、防犯カメラの機能・性能や価格などを比較検討しましょう。
見積もりには、初期費用だけでなくランニングコストも含めて確認することで、購入後の保証やサポート、定期的なメンテナンス、修理費用などもしっかり検討することがおすすめです。
コスト削減方法③:中古カメラの活用
新品のカメラではなく、中古カメラを利用することで費用を抑えることができます。
ただし、製品の状態や保証内容をしっかり確認する必要があります。
もし、安く購入できたとしても設置がうまくいかなかったり、不具合が出た場合でも保証対象外になることや対処できないなどのリスクがあることを理解したうえで検討しましょう。
最近では、防犯カメラのレンタルサービスもあるため、まずはレンタルから試用することもおすすめです。
コスト削減方法④:電源や配線工事が不要な防犯カメラの利用
防犯カメラを設置する場合、電源を確保する場合やレコーダーに繋げるための配線に工事を要することがあります。
しかし、最近ではバッテリーがカメラ本体に内蔵された機種もあります。
また、映像データをクラウドへ保管する場合、カメラ本体に専用のSIMを差し込むことで、ネットワークを経由してクラウド上に保存することが可能となります。
そのため、電源やレコーダー接続に費用な配線をなくすことができるため、簡単に防犯カメラを設置することができ、設置する工事費用を削減することができます。
コスト削減方法⑤:DIYによる設置
防犯カメラを1台のみ設置したい場合は、DIYで防犯カメラを設置することも可能です。
WEB上にも防犯カメラをDIYして設置する方法が掲載されていますので、参照にして設置することが可能です。
ただし、設置方法を誤ると、カメラの故障や映像データの損失につながる可能性があり、保育園や幼稚園の場合は、落下により園児にケガを負わせてしまう可能性もあるため、プロに任せて安心安全に取り付けてもらうことを強くおすすめします。
まとめ
保育園や幼稚園に防犯カメラを設置することは防犯対策や事故・トラブルなどの対処において重要なツールになってきます。
また、保育園や幼稚園に防犯対策をしていることがポイントとなり、入園・入学させたいと思う親御さんも増えていると思います。
防犯カメラを設置するにはさまざまな費用が掛かりますが、補助金をうまく活用することでコストを削減でき、防犯対策が整備された安全な環境を構築することができます。
もし、防犯カメラの選び方や補助金などでわからないことや些細な悩みごとなどがありましたら、お気軽にごそうだんください。
弊社の専門スタッフが親切・丁寧にご相談をお伺いさせていただきます。
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