防犯カメラは、家やオフィス、店舗など、現代においてさまざまな場所で安全を守るために欠かせない存在になりました。
しかし、数ある防犯カメラの中からどれを選べばいいのか迷ってしまうこともあるかもしれません。
今回は、2024年に最もおすすめの防犯カメラを3つご紹介し、屋外に設置できるカメラの選び方についても解説していきます。
安心して生活を送るために、ぜひ参考にしてみてください。
目次
自宅に防犯カメラを設置するべき?
防犯カメラと聞くと商業施設や銀行などに設置されているイメージが一般的ですが、近年は防犯カメラを設置するご家庭も多く見られるようになりました。
防犯カメラの設置は空き巣の防止に加え、自宅周辺の治安維持にも大きな役割を担っています。
まずは自宅に防犯カメラを設置するべき理由について、詳しく見ていきましょう。
空き巣や犯罪を未然に防止できる
防犯カメラを設置することで、空き巣や自宅を狙った凶悪な犯罪を未然に防ぐことができます。
そもそも空き巣や民家を標的にした犯罪は防ぎにくく、どうしても事件が発生してからの対応にならざるを得ません。
防犯のために大切なことは「狙いにくい家だ」と思わせるしかない、というのが定説ですが、その具体的な方法として有効なのが防犯カメラの設置です。
防犯カメラがある、という状況だけで空き巣の被害に遭う可能性をぐっと抑えられるでしょう。
万が一の空き巣被害にも効果的
未然に空き巣被害を防ぐ効果も期待できますが、防犯カメラを設置しておけば実際に空き巣に遭った際に犯人の特定に役立ちます。
防犯カメラを設置していない場合、犯人の指紋やその他の証拠を探すことになりますが、それだけで犯人を特定するのは非常に難しいと言えます。
空き巣被害に遭うと、犯人が見つかるまで恐怖を感じ続けなければならず、実際に盗られた損害も補填されません。
防犯カメラを設置しておけば警察がすぐに逮捕できるので、精神的な疲労を抑えられますし、起こるかもしれない次の被害を食い止めることにも繋がります。
屋外用の防犯カメラの選び方は?
防犯カメラには屋内用と屋外用の2種類がありますが、自宅へ設置する場合は屋外用の防犯カメラがおすすめです。
どのような基準で防犯カメラを選ぶべきかについて詳しく解説します。
価格や画質・録画時間で選ぶ
価格で選ぶ
防犯カメラを選ぶ際は価格や画質、録画時間で選ぶこともポイントです。
価格は機能に準じて高額になっていきますが、まずはご自身の予算に合わせて選ぶことが
先述したように、防犯カメラは「そこにある」ことが最も大切ですので、高機能なカメラを無理に買うよりも、安くてもすぐに設置するほうが効果的です。
また、最近では防犯カメラのレンタルもあるため、試しに利用してから良いものを購入することもおすすめです。
画質で選ぶ
画質はカメラの画素数と保存時の画質設定、録画時のフレームレート(FPS)設定に応じて変わり、画素や保存画質、フレームレートを高めれば再生時の画質も比例して高くなります。
カメラに求める画素は「100万画素」程度で十分でしょう。
保存画質やフレームレートは、録画時間に合わせて設定することができます。
録画時間で選ぶ
録画時間は「どれだけの容量を保存しておけるか」によって変動します。
防犯カメラはあくまでカメラ機能しか持っていないため、そこに映った映像をクラウドやSDカードなどの保存媒体に記録する必要があります。
また、現在はクラウド保存が主流となっています。
他の機器を用意したり、面倒な設定をしたりといった手間もかかりませんが、クラウド利用料が発生します。
またカードやHDDなどの現物にデータを保存すると破損する恐れがありますが、データ化してクラウドに保存しておけばデータが失われることもありません。
通電用の穴を空けられるかで選ぶ
屋外用の防犯カメラを選ぶ際は通電用の穴を空けられるか、という点にも注意しなければなりません。
防犯カメラは電子機器なので、一般的には普通の家電と同じようにコンセントが必要です。
特に賃貸のお家に住んでいる場合は大家の許可が取れないと穴を空けられないため、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
通電用の穴を空けられない場合、選べるのはバッテリー式の防犯カメラに限定されます。
防犯が目的ならダミーの設置も
通電用の穴を空けられず、設置したカメラのバッテリー交換が億劫になりそうだと感じた方にはダミーの防犯カメラもおすすめです。
カメラ機能がない「カメラ風のオブジェクト」ですが、「防犯カメラ録画中」のステッカーと共に貼り付けておくだけで効果があります。
ただ、実際に空き巣に入られてしまった際の証拠映像がないため、本物の防犯カメラを設置することがおすすめです。
2024年最新の防犯カメラおすすめ3選
ここからは、屋外設置用の防犯カメラを厳選して3つご紹介します。
2024年の最新データに基づいて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
らくらくeye cam Light NS-9110WMS
監視カメラ・防犯カメラメーカーである株式会社NSKが提供する屋外用の防犯カメラです。
カメラの画素数は約100万画素、フレーム解像度は最大30fps VGA・最大15fps HD、防水性能はIP65の防犯カメラになります。
カメラとモニター間の配線不要のワイヤレスカメラで、カメラにLEDのセンサーライト機能が搭載されており、接近時にピカッと光で照らし映像をしっかり記録してくれます。
また、お手持ちのスマホへの通知機能も搭載しているため、いつでもどこでも自宅を確認することができます。
ご購入を検討される方はダイレクトショップから製品をご覧ください。
ATOM Cam 2
設置しやすく機能性の面でも申し分ない屋外設置用の防犯カメラ「ATOM Cam 2」。
本体価格は5000円を切る手頃さで、初めて導入する方にもおすすめです。
昼は通行人の表情もしっかり視認でき、どうしても視認しにくくなる夜もカラーで撮影できるなど機能面でも非常に優れています。
録画した映像はメーカーが提供するクラウドでいつでも確認できますが、月額660円の利用料がかかる点には注意が必要です。
ただ、他社のクラウド利用料と比べても高額というわけではないので、カメラ本体の使い勝手の良さを加味すると最もコスパのよい屋外用防犯カメラと言えるでしょう。
yokoso ダミーカメラ
さらに費用を抑えて防犯カメラを導入したい、と考えている方におすすめしたいのが「yokoso ダミーカメラ」です。
本当に撮影しているように見える赤色のランプが点灯し、自宅を空き巣犯から守ってくれます。
何よりも非常に簡単に設置できるのが特長で、ケースを外して電池を入れ、両面テープで軒先に貼り付けるだけで完了します。
中で点灯している赤いランプはLEDなので電池の持ちがよく、手入れの手間が要らないのもポイントです。
また、ランプは点滅するため通常のダミーカメラよりも存在感が強く、空き巣犯への威嚇効果が期待できます。
防犯カメラで空き巣から自宅を守ろう
空き巣犯は狙いやすい家を探す嗅覚に長けており、郵便受けや軒先の散らかり具合などの様々な手がかりから防犯意識の低い家を狙うと言われます。
常日頃から防犯意識を高めるのはもちろんのこと、本記事で紹介した防犯カメラを設置して大切な我が家を空き巣被害から守りましょう。
まとめ
防犯カメラは、設置するだけで犯罪抑止力に繋がり、大切なご自宅を守るための防犯対策の一つです。
高機能・高性能であれば価格が高額になってしまうため、ご自身のニーズに合った機能面と予算をもとに選ぶことも大切です。
安心して暮らせる環境を作るために、防犯カメラの導入をぜひ検討してみてください。
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