法人企業のオフィスや工場・倉庫などの防犯カメラは、一度設置して何年も更新・買い替えをせずに継続的に使い続けているところもあります。
不具合や故障などがなければ使い続けることは可能ですが、いつ使用不可能になるかわかりませんし、そうなってからでは遅いため、更新・買い替えに備えて計画的に準備することがおすすめです。
今回は、防犯カメラを更新・買い替えを検討する際のポイントを詳しく解説しますので、最後までご覧になり参考にしてください。
目次
なぜ防犯カメラの更新・買い替えが必要なのか?
防犯カメラはAIなどの最先端の技術も搭載し、日々進化を続けており、高画質・高機能な製品がどんどん登場しています。
一方、5~10年程前に購入した防犯カメラは、製品の旧式化や経年劣化により画質や機能が低下し、故障のリスクも高まります。
また、古いシステムは最新の優れた機能を活用できなかったり、セキュリティ脅威に対応できない可能性もあり、企業の防犯性や安全性を守る上で大きな課題となります。
防犯カメラの更新・買い替えは、これらのリスクを軽減し、セキュリティレベルを向上させるだけでなく、コスト削減や業務効率化にもつながるため、重要な投資として考えましょう。
防犯カメラの寿命と耐用年数
防犯カメラの寿命は、製品の種類や使用環境によって異なりますが、一般的には5~10年程度が目安です。
例えば、屋外に設置された防犯カメラは、雨風や直射日光にさらされるため、屋内設置のものよりも劣化が早くなりやすいといわれています。
また、24時間稼働しているカメラは、部品の摩耗が激しく、寿命が短くなる傾向にあります。
メーカーが定める耐用年数を超えて防犯カメラを使用し続けると、故障や誤作動のリスクが高まり、セキュリティ上の問題を引き起こす可能性があります。
そして、修理費用や交換部品の調達も困難になることが考えられるため、結果的にコストが増大するケースも少なくありません。
防犯カメラの購入時には、メーカー保証や保守契約の内容をしっかりと確認し、適切なメンテナンスを行うことが重要です。
買い替え時期を見極めるチェックポイント
防犯カメラの買い替え時期を見極めるためには、以下のチェックポイントを参考にしましょう。
画質の劣化
映像がぼやけていたり、ノイズが多い場合は、画質が劣化している可能性があります。
特に夜間や低照度環境での撮影において、鮮明な映像が得られない場合は要注意です。
最新の防犯カメラでは、高感度センサーやノイズリダクション機能を搭載しており、暗い場所でも鮮明な映像を記録することができます。
機能の陳腐化
既存の防犯カメラでは、購入当時の最新機能であっても、数年経ってしまうと旧式化となるため、年数が経てばたつほどその機能面は最新よりも劣ってしまいます。
例えば、AIによる人物検知や顔認証、動体検知機能などは、近年注目されている機能になります。
また、古いシステムでは、最新のセキュリティ脅威に対応できるか備えているか確認することが大切となります。
古いシステムでは、これらの機能に対応できない場合があり、セキュリティレベルの向上が見込めません。
修理費用と買い替え費用の比較
防犯カメラの故障頻度が増えてきた場合は、修理費用と買い替え費用の比較検討が必要です。
修理費用が高額になる場合や、交換部品の入手が困難な場合は、買い替えを検討する方が経済的になります。
また、最新の防犯カメラは、耐久性や省エネ性能も向上しており、長期的なコスト削減につながる可能性もあります。
将来的なニーズに対応できる?
将来的に事業拡大やセキュリティなどのニーズが変化することにより、対応できるシステムであるか検討することが大切です。
例えば、カメラ台数の増設や、録画データの保存容量の増加など、柔軟に対応できるシステムが望ましいです。
最新の防犯カメラシステムは、クラウド連携や遠隔監視機能などを備えているため、より柔軟な運用が可能です。
最適な買い替えタイミング
防犯カメラの買い替えタイミングの要素をについて紹介していきます。
予算編成と決算時期
防犯カメラの買い替えには、カメラ本体の台数などによって変動しますが、多額の費用がかかる場合もあります。
また、予算編成や決算時期に合わせて買い替えを検討することで、資金繰りをスムーズに行うことができます。
年度末には、税制優遇措置を活用できる場合もあるため、事前に情報収集を行いながら計画的に進めていくことが大切です。
新製品のリリース時期
防犯カメラメーカーは、定期的に新製品をリリースしています。
新製品には、最新の技術や機能が搭載されているため、機能面の充実さやセキュリティレベルの向上などに期待できます。
また、新製品リリース時には、キャンペーンや割引価格が適用される場合もあるため、お得に購入できるチャンスもあります。
税制優遇措置の活用
防犯カメラの導入には、税制面でもメリットがあります。
例えば、中小企業等経営強化税制では、一定の条件を満たすことで防犯カメラの導入に対して、即時償却や税額控除が受けられることができます。
また、生産性向上設備投資促進税制を活用すれば、固定資産税の軽減措置を受けることも可能です。
これらの優遇措置を活用することで、導入コストを抑え、よりスムーズにセキュリティ対策を進めることができます。
ただし、適用条件や手続きは複雑なため、事前に税理士へ相談しましょう。
買い替え時の注意点
防犯カメラの買い替え時に注意するポイントを紹介していきます。
既存システムとの互換性
既存の防犯カメラシステムとの互換性を確認しましょう。
互換性がない場合は、システム全体の更新が必要になる場合があり、費用が大幅に増加する可能性があります。
事前にメーカーや販売店に問い合わせ、互換性について確認しておくことが重要です。
設置場所と配線の見直し
防犯カメラの設置場所や配線を見直す良い機会です。
死角をなくすために、カメラの台数や設置場所を増やすことを検討しましょう。
また、配線が老朽化している場合は、新しい配線に交換する必要があります。
データ移行とバックアップ
既存の録画データをがいっぱいになってしまい、新しいシステムに移行する場合は、データの互換性や移行方法を確認しましょう。
また、データ移行前に、必ずバックアップを取っておくことが重要です。
バックアップは、万が一のデータ消失に備えるだけでなく、過去の映像を確認する際にも役立ちます。
防犯カメラ更新・買い替えの成功事例
最新技術導入によるセキュリティ強化
従来の防犯カメラでは死角が多く、夜間の監視が困難だったためAI搭載のサーマルカメラを導入したところ、夜間でも人物の体温を感知し不審者の侵入を早期に検知できるようになったケースがあります。
また、カメラの映像をAIが自動解析し、異常行動を検知した場合には即座に警備員に通知するシステムの構築により、24時間体制で効率的な監視が可能となったことでセキュリティレベルが大幅に向上しました。
コスト削減と業務効率化の実現
広大な敷地内の監視に多くの警備員を配置していたところ、人件費の高騰が課題となったケースがありました。
しかし、クラウド連携機能を備えた防犯カメラシステムを導入し、遠隔監視体制を構築したところ、少人数の警備員で効率的な監視が可能となり、大幅な人件費削減になりました。
さらに、クラウド上に保存された映像データは、いつでもどこからでもアクセス可能となり、業務報告書の作成や、事故発生時の原因究明も迅速に行えるようになりました。
まとめ
防犯カメラの更新・買い替えは、企業のセキュリティレベルを向上させるだけでなく、コスト削減や業務効率化、顧客満足度向上にもつながる重要な投資です。
本ガイドで紹介したチェックポイントや買い替えタイミングを参考に、自社の状況に合わせて最適な時期とタイミングで防犯カメラを更新・買い替えましょう。
防犯カメラ設置に関してお困りの方がいらっしゃいましたら、「お問い合わせ」よりお気軽にご相談ください。
また、防犯カメラの製品についての詳細な情報やカメラの選び方等でお困りの方もお気軽にご相談ください。
弊社の専門スタッフが親切・丁寧にお伺いさせていただきます。
在庫限りのお得なキャンペーンを実施中です!
ただいまNSKダイレクトショップで、お得なセールを実施中です!9インチフォトフレーム型ワイヤレス防犯カメラセットが在庫限り19,800円(税込)で販売中です!10年以上、販売している超ロングセラー商品で、新品未使用の1年保証付きです、この機会をぜひお見逃しなく!製品ページはこちらから!
当社の代理店様が、監視カメラ・防犯カメラの販売から施工までサポート致します!
関西のお客様からのご依頼はこちら⬇お気軽にお問い合わせください!
https://vigorous.works/securitycamera/
株式会社NSKは監視カメラ・防犯カメラ・セキュリティ機器のメーカーです。
製品に関する詳細な情報が知りたい方、導入に対して不安に思っている方、お困りごとなどがありましたら下記の「お問い合わせ」よりお気軽にご相談ください。
専門スタッフがわかりやすく丁寧にご説明させていただきます。