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観光バス(貸切バス)のデジタル点呼に対応するカメラや保管期間を解説!

2024.02.15

監視カメラのデジタルトランスフォーメーションのイメージ画像

観光バス(貸切バス)のデジタル点呼は、お客様の安全な旅をサポートする運転手の体調を映像撮影し、管理等を行うことが目的です!

しかし、2024年4月1日より法律改正が適用されるようになるため、早急に準備が進められているところも複数あります。

今回は、観光バス(貸切バス)のデジタル点呼に対応するカメラや周辺機器などをしっかりチェックして法改正にもしっかり対応できるものを紹介していきましょう。

代理店募集の画像

観光バス(貸切バス)のデジタル点呼の詳細

貸切バス(観光バス)のデジタル点呼の義務化に伴い、2024年4月1日よりバスの運営会社の各事務所に動画を撮影するための専用機材が必要となります。

デジタル点呼の義務化の詳細として、「運転手と点呼を行う者が点呼をしている・点呼を受けている様子を動画撮影する」ことが大前提です。

特例として、運転手が遠方の場合には電話点呼などの音声記録のみで良いとされています。

動画を撮影するための専用機材に対し、細かな種類や機種などは指定がありませんが、画質は人の顔が鮮明に映せるもの、音声をしっかりと記録できるものである必要があります。

安易に安いカメラを購入してしまったり、スマホカメラを使用してしまうと、画質が劣っていたりデータ破損やメモリ不足が懸念点です。

デジタル点呼の基本として、バス会社の各事務所にデジタル点呼に適した機材を導入し、毎日の点呼の様子を撮影して記録するのが望ましいと言えるでしょう。

 

デジタル点呼に対応するカメラの条件

防犯カメラのイメージ画像2

デジタル点呼で使用する監視カメラは、本法令改正に則ったカメラでなければいけません。

デジタル点呼に対応するカメラの条件については、主に以下の4つの項目に分けられます。

・画質は、人の顔が鮮明に分かるもの

・音声は、しっかりと記録できるもの

・データ容量は、最低3ヶ月(90日間)の動画データを残せるもの

・タイマー設定で、点呼が必要な時間に自動で録画できるもの

前項でも記載したように、画質は人の顔が鮮明にわかる画質・解像度が必要で、音声はしっかりと記録として残せるものが必要です。

カタログスペックや通販サイトの情報で購入を判断してしまうと、トラブルが起こりやすくなります。

例えば、安価なものだと「思ったよりも画質が悪かった」「録画できていなかった」「自動検知機能が作動していなかった」などの問題が生じやすく、適当に最新機種を購入すると「オーバースペックでかえって高価な買い物になってしまった」など、素人は特に失敗しやすいため注意が必要です。

監視カメラや周辺機器を購入するときは、そのような失敗が起こらないようにできるだけ担当者が訪問してくれる業者から購入したり、実物を自分の目で確かめてから購入するようにしましょう。

データ容量は3ヶ月以上のデータが保管できる程度の監視カメラを選びましょう。

今回の「旅客自動車運送事業運輸規則」の一部改正によって、デジタル点呼の動画データは原則3ヶ月間の保存が義務付けられています。

そのため、バスの運行管理者が1日ごとに毎回SDカードを取り出して、パソコンにデータを移行するのはあまり現実的ではなく、データの移し忘れや、動画データの破損などのトラブルが起こりえるでしょう。
そのようなヒューマンエラーを防ぐために、導入する監視カメラなどの録画機器は最低でも3カ月間は動画データを残せる容量(メモリ)のものを選ぶようにしましょう。

また、スマホカメラやWEBカメラだと、容量が限られていて点呼時に録画し忘れてしまうミスが起きてしまう恐れがあります。

監視カメラの中には、自動検知機能を備えた機種があり、あらかじめ設定した位置に人が立つことで、自動で録画を開始するようにできます。

また、タイマー設定を備えた監視カメラであれば、設定した任意の時間に撮影の開始と終了を自動で行ってくれるため、撮影し忘れなどのトラブルを防ぐことができ、便利になります。

ヒューマンエラーを防ぐためにも、細かな作業や工程はなるべくAI化することで業務効率を向上することが可能です。

 

デジタル点呼におけるカメラ周辺機器

監視カメラ映像の保存のイメージ画像

デジタル点呼のデータをクラウド上で保管しない場合には、レコーダーが必要となります。

レコーダーがあれば、カメラの映像を24時間365日連続して録画ができ、カメラを複数台接続した場合にも同時録画ができます。

運行管理者が遠隔からカメラの映像を通して点呼を取る際は、モニターが必要です。

運行管理者がモニター越しでもドライバーの顔色や全身の確認ができるよう、照度は500ルクス程度が望ましいとされています。

 

デジタル点呼の保管期間や方法

監視カメラとネットワークのイメージ画像

デジタル点呼のデータ保管期間は、点呼の様子を撮影した動画データであれば、前述したように最低3カ月間ですが、点呼記録自体は3年の保管期間が義務づけられています。

データの保管方法については、いずれもデジタル保存となるため、ファイル名やファイル形式を整理しつつ、保存方法や保存媒体についても検討が必要です。

パソコンのデスクトップ内の保存だけでは、パソコンの破損が懸念されるため、外部メモリへのバックアップやクラウド上の保存などが必要となります。

「パソコンや機械に疎いから」、「具体的にどのカメラを選べばいいか分からない」といった問題を抱えている方は、専門業者に相談されることをおすすめします。

 

まとめ

 

観光バス(貸切バス)のデジタル点呼システムは、現代のテクノロジーを活用し、大切なお客様を安心・安全に運転するための管理しております。

また、デジタルデータの保管期間については、法的要件に従いながらも、必要な情報を効果的に管理する必要があるので、もしわからないことなどがありましたら、弊社のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

 

点呼動画の義務化による監視カメラの設置を検討している方は、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。

幅広い知識と経験を積んだ専門のスタッフが丁寧に対応させていただきます。

安心安全な旅行をお客様へ提供するためにも、ぜひ弊社の監視カメラの導入をご検討ください。

 

株式会社NSKは監視カメラ・防犯カメラ・セキュリティ機器のメーカーです。

製品に関する詳細な情報が知りたい方、導入に対して不安に思っている方、お困りごとなどがありましたら下記の「お問い合わせ」よりお気軽にご相談ください。

専門スタッフがわかりやすく丁寧にご説明させていただきます。

 

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