スタッフブログ

物流倉庫の監視カメラはAI搭載サーマルカメラで火災と侵入対策を強化!

2025.04.19

物流倉庫では、荷物の保管エリアが広大である一方、夜間や休業日の無人時間帯における火災や不審者侵入のリスクが見落とされがちなため、サーマルとビジュアルを搭載したカメラがおすすめです。

特に荷物の密集やパレット、可燃物が多い環境では、ちょっとした異常が大きな損害につながる恐れも考えられるため、従来の監視カメラだけでは対応しきれなかったリスクをAIにより即座に通知されることでいち早く異常を察知し対処することができるようになります。

今回は、物流倉庫の監視カメラはサーマルカメラにより火災と侵入リスクを同時に強化できる理由などについて解説していきますので、最後までご覧になり導入や買い替えの参考にしてください。

 

物流倉庫におけるリスクと課題

 

火災・盗難・不審者侵入の3大リスク

物流倉庫では、以下のようなリスクが常に存在します:

倉庫内の機器やコンセントの異常加熱による火災

高積みされた段ボールや可燃物の発煙・発火

無人時間帯の出入口や裏口からの侵入による盗難や破壊行為

 

死角が多く人的巡回だけでは限界がある

倉庫内は棚や壁で区切られていることが多く、視覚的な死角が多く存在します。また、深夜帯は警備員の数も限られ、異常を即時に察知する体制を人力だけで構築するのは困難です。

 

従来の監視カメラでは見えない“リスク”を捉える

 

可視カメラでは熱異常や暗所での不審者を見逃しやすい

物流倉庫で広く使われている従来の可視光カメラは、明るさと視界に依存するため、棚の裏側や死角、暗所では正確な監視ができません。また、発煙や火災が起きる前段階の“熱異常”は映像では判断できず、事後対応に遅れが出やすいという課題があります。

 

サーマル+AIで予兆の段階から検知可能

AI搭載のサーマルカメラであれば、暗闇でも体温や発熱を捉えられるため、侵入者の発見や発火前の温度上昇に即時対応が可能です。また、AIは対象物の動きや形状を識別し、不審な人物のみを検知してアラートを出すため、誤検知も大幅に削減されます。

 

サーマルカメラ+AIが倉庫リスクに強い理由

 

熱を可視化できるから火災の前兆に気づける

サーマルカメラは、電源周りの異常発熱や、倉庫内で高温になる箇所をリアルタイムに検知可能です。

煙や炎が出る前に“温度の異常”に気づけるため、早期対応が可能となります。

 

AI搭載モデルなら人物検出・警報も可能

AIが搭載されたカメラなら、人間の動きを正確に識別し、動物や反射による誤検知を低減できます。

無人時に人物が侵入した際は、リアルタイムで警報を発し、遠隔地の管理者へ即時通知することが可能です。

 

NSKの「IP-P8104TP」が物流倉庫に最適な理由

 

高所からの俯瞰監視に対応

広い倉庫全体をカバーするには、高所設置に対応したカメラが必要です。「IP-P8104TP」は遠距離・広角の監視が可能なため、1台で複数通路の監視にも対応できます。

 

熱と映像を一元管理できるデュアルセンサーモデル

サーマルと可視光の2種類の映像を同時取得できるため、異常の温度と現場状況の両方を記録・確認できます。これにより、対応履歴や証拠保全にも強みがあります。

 

防塵・防水・耐候性能で屋外ヤードにも対応

IP66の防塵防水性能を備えており、屋外の荷捌きヤードや資材置き場などでも安定稼働します。温度監視と侵入監視を同時にこなせるため、導入後すぐに多目的で活用可能です。

 

導入時のポイントとエリアごとの活用提案

 

倉庫内は可燃物密集地を優先監視

段ボール・パレットなど可燃物の多いエリアを中心に、熱異常の早期発見を目的とした固定型カメラの配置が有効です。

 

出入口・裏口・フェンス周辺の侵入対策

人目が届きにくい裏口や資材ゲート付近には、人物検知AI機能付きカメラを設置することで、侵入リスクの早期検出が可能になります。

 

高所俯瞰による全体モニタリングも重要

倉庫全体を把握する目的で、屋根や壁面の高所に長距離対応型カメラを設置することで、移動するフォークリフトや夜間の異常発熱も俯瞰できます。

 

AI搭載サーマルカメラ導入時の注意点と効果的な運用方法

 

死角や稼働ルートを踏まえた設置位置の設計

倉庫の構造によっては、通路や棚の間などカメラの死角が発生しやすいため、配置計画時は必ず高所・壁面・裏口など複数の角度から監視できるよう設計することが重要です。

 

異常検知時のフローをマニュアル化しておく

サーマルカメラ導入後は、異常を検知した場合の対応フロー(通知先、確認手順、作業の中断判断など)を明確に定めておきましょう。特に無人時間帯のアラートに即応できる体制整備が効果を最大化させます。

 

まとめ

サーマルカメラは、物流倉庫のような無人時間が長く死角の多い環境にこそ効果を発揮します。

AI搭載モデルを導入することで、火災・侵入・設備異常といった多面的なリスクを1台でカバーでき、現場の安全性と管理効率が大幅に向上します。

特に「IP-P8104TP」は、倉庫の屋内・屋外を問わず高精度な監視を実現できるモデルとしておすすめです。倉庫の火災・盗難対策の強化をお考えなら、導入をご検討ください。

 

もし、AI搭載の監視カメラの選び方について不安に感じている方、詳しい情報が知りたいという方は、お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。

弊社専門スタッフがお悩みやお困りごとをヒアリングさせていただき、お客様のニーズに合った最適なご提案をさせていただきます。

NSKと一緒に、セキュリティレベルの高い防犯対策や効率的な運用のシステム構築をしていきましょう。

 

お問い合わせ

 

株式会社NSKは監視カメラ・防犯カメラ・セキュリティ機器のメーカーです。

製品に関する詳細な情報が知りたい方、導入に対して不安に思っている方、お困りごとなどがありましたら下記の「お問い合わせ」よりお気軽にご相談ください。

専門スタッフがわかりやすく丁寧にご説明させていただきます。

 

お問い合わせ

       

Pick Up

  • 代理店募集の画像

最新記事

カテゴリー