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空き巣対策はAI防犯カメラがおすすめな理由とメリットデメリット!

戸建てに防犯カメラを設置したイメージ画像

一軒家の空き巣対策にはAI機能を搭載した防犯カメラを設置することがかなり有効的と推奨されています。

その理由としては、リアルタイムの映像から解析・分析することにより顔認識や領域検知など高精度な検知機能を利用することができます。

今回は、空き巣対策に利用されるAI防犯カメラに焦点をあて、従来の防犯対策の限界やAI防犯カメラのメリットやデメリットなどについて解説します。

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一般家庭における空き巣被害の現状と防犯の重要性

ドーム型監視カメラのイメージ画像

一般家庭での空き巣被害の現状と防犯の重要性について解説します。

 

空き巣被害の現状

空き巣とは、空き家にピッキングや施錠破壊などを行い、不法侵入により、その家から金品を盗み出す犯罪のことを指します。

空き巣の認知被害件数は近年減少傾向にあり、その認知件数は2020年においては前年より27.3%減少の約2万件の空き巣被害が報告されています。

長期目線で空き巣被害の認知件数を追ってみると、減少しているので、良い傾向ではありますが、それでも1日に約50件の空き巣犯罪が実行されており、決して少なくはない犯罪件数を記録しています。

 

一般家庭における防犯意識の重要性

空き巣に遭わないためには、日頃からの防犯意識を高めておくことが大切です。

例えば、家を空ける時は、必ず出入り口や窓などの施錠を行うことや、外から家の中が察しにくいように、カーテンなどで覆い隠したり、庭の木々で死角ができないように日頃から庭の手入れを絶やさないことなどが防犯対策としてあげられます。

このような防犯意識を常にもつことで、空き巣被害に遭いずらい生活をおくることができます。

 

空き巣犯の手口と傾向

セキュリティカメラのイメージ画像1

防犯対策を構築するにあたり、空き巣犯による手口と傾向を知っておくことで、どのような対策を講じるか参考にしてください。

 

犯行が多い時間帯とターゲット

空き巣犯はその家の住人が不在の時間帯を狙って犯行に及びます。

具体的には、一般人が家を空けやすい午前10時から午後8時までの時間帯に空き巣犯から狙われやすく、特に午前10時から午後2時の間で、仕事や外出することが多い時間帯が狙われることになります。

また、空き巣犯は犯罪を実行する前に、狙った家の生活リズムについて時間を掛けて入念に観察し、住人の隙が生まれやすいタイミングを狙って犯行に移す傾向にあります。

しかも、その家の住人が在宅中であっても、不法侵入を行うことがあり、窃盗や強盗を実行することもあります。

室内に侵入し、逃げるまで5分間で済ませる手練れも存在し、住人の安全を脅かしている現状があります。

 

盗難方法とその特徴

空き巣犯の盗難方法としては、無締まり、合鍵、ガラス破りがトップとしてあげられます。

無締まりとは、施錠がされていない窓から屋内に侵入する手口です。

実はこの盗難方法が最も多く、空き巣の約半数は無締まりによる犯行です。

ここからも分かる通り、日頃から外出時には、窓やその他の出入り口の施錠をきちんと閉めておくことが、空き巣に入られないために重要なことです。

また、空き巣犯の特徴として、人通りが少なく、死角が多い家が狙われやすい傾向にあります。

思い当たる節のある方は、防犯カメラの設置や死角をなくす防犯対策を施す必要があるでしょう。

 

従来の防犯対策の限界

近年のAI技術の発展と従来の防犯対策における限界について解説します。

 

窓や鍵の防犯対策の課題

空き巣の侵入手口として、無締まり、ガラス破りがトップとしてあげられるので、それに関連する防犯対策が重要となってきます。

無締まりは単純に鍵をかければ良いと考えがちですが、そう簡単には防犯できません。

空き巣の犯行手口としてピッキングがあるからです。

ピッキングとは、特殊な工具を用いて、鍵を解錠する方法です。

近年浸透しているピッキングが難しいとされているディンプルキーでさえ、ピッキングに手慣れた空き巣犯にとっては、それほど防犯性が高い鍵ではありません。

また、空き巣の侵入手口として、窓のガラスを破る方法があります。

そこで、強化ガラスに交換するという方法もありますが、空き巣の常習犯にとっては、強化ガラスが張られた窓さえも、高い防犯性を確保することは難しいと考えられています。

 

従来型防犯カメラの効果と問題点

AIを搭載していない従来型の防犯カメラは、確かに犯行を起こしやすい死角を無くしたりする効果があります。

しかし、従来型の防犯カメラは、録画データがカメラ本体に内蔵されているSDカードに記録されていることが多く、カメラ本体を壊されると、録画データも一緒に破損してしまう可能性があり、防犯性を担保することが難しいと言えます。

 

AI防犯カメラのメリット

AIカメラのイメージ画像01

AI防犯カメラを設置するメリットについて解説します。

 

高精度なAIの検知機能による犯罪の早期発見

AI防犯カメラは、不審者が監視エリア内に侵入すると、自動で判別しスマホに通知する機能が備えられているので、異常時に瞬時に対応でき、犯罪の早期発見に役立ちます。

AI技術を防犯カメラに応用したことで、これまで難しかった犯罪の予測ができるようになりました。

 

AIが不審者を検知し威嚇して犯行を防止

これまでの防犯カメラは、決まったエリアを監視したり、犯行を記録することが主な役割でした。

しかし、AI防犯カメラは、フラッシングライトを発光させたり、犯罪者に対して威嚇するブザーや警報音を発することで、犯行を思い留まらせる効果が期待できます。

従来の防犯カメラよりも、AI防犯カメラは、より積極的に実行犯を撃退できる機能が揃っています。

 

万が一の証拠としての活用方法

AI防犯カメラは、犯行の瞬間を記録できるので、万が一の証拠として活用できます。

従来の防犯カメラでは、映像の記録媒体がカメラ本体に内蔵されている事が多く、カメラが壊された場合、犯行の瞬間を記録した記録媒体も失うことになってしまいます。

しかし、AI防犯カメラは、基本的に記録データをクラウド上で管理しているので、仮に防犯カメラ本体が破壊されたとしても、記録データを失うことはなく、犯行を裏付けるデータを強固に保存することができます。

 

AI防犯カメラのデメリット

監視カメラの注意するポイントを解説する人のイメージ画像

AI防犯カメラの高機能な検知機能などのメリットはかなり効果的ですが、運用するにあたりデメリットについてもしっかり考慮してAI防犯カメラ導入の検討材料として参考にしてください。

 

初期費用の高さと運用コストの計画性

AI防犯カメラの第一のデメリットとして、初期費用の高さがあげられます。

AI防犯カメラは、メーカーにもよりますが、高精度なカメラになると、一台60万円程度するモデルもあります。

また、AI防犯カメラの場合、カメラ本体の価格も高いですが、レコーダーやネットワーク設備の構築、外部電源の設置や増設費用などさまざま費用がかかります。

さらに、初期費用の他にも、電気代、通信費、保守管理費用、定期メンテナンス、修理費など運用におけるコストも計画的に設定しておくことも大切です。

 

AIは100%完璧ではない

AIによる検知機能はいくら高精度とはいえども、100%犯罪を防止・抑止することはできません。

悪質で手慣れている空き巣犯は、たとえAI防犯カメラに検知されても犯人を特定しずらいよう顔を覆ったり覆面など顔の特徴が判別できにくいよう工夫をしています。

空き巣犯はかならず下見をするため、どこに何があるかを周囲の環境を把握しています。

そのため、用心深く素早く犯行に及ぶ可能性が高く、検知したとしてもすぐに逃走されてしまう可能性もあります。

また、検知機能が空き巣犯や不審者ではなく、野良猫や小動物などを間違って検知してしまう可能性も考えられるため、検知機能による通知を受け取った場合でもリアルタイムの映像を確認して対処することが望ましいです。

 

ネットワークの構築やセキュリティ対策が必要

AI防犯カメラでは、検知機能の通知を連携したデバイスへ発信することやリアルタイムの映像を確認するためにも、ネットワークの構築が必要不可欠です。

万が一、ネットワークが不安定な場合、映像が途切れたり、異常の検知が遅れる可能性があります。

また、ネットワークに接続するということは、情報セキュリティ上の安全も確保する必要があるため、セキュリティソフトウェアのアップデートやパスワードの強化、二段階認証などセキュリティ対策を施し、記録データの漏洩を防ぐことが非常に大切です。

 

AI防犯カメラを選ぶポイント

カメラのメリットを解説する女性の画像

AI防犯カメラのメリットデメリットについて紹介してきましたが、ここでAI防犯カメラを選ぶポイントについて解説します。

 

解像度

解像度はカメラが撮影する映像の画質に直結する要素です。

一般的に、解像度が高いほどクリアで詳細な映像を取得することができ、犯罪の証拠としても使いやすくなります。

・HD解像度(720p):小規模な範囲の監視にはHD画質(1280×720ピクセル)で十分な場合があります。

・フルHD解像度(1080p):中規模以上のエリアや細部を捉える必要がある場合、フルHD(1920×1080ピクセル)が最適です。顔の認識や車両ナンバーの確認にも対応できます。

・4K解像度:広範囲を監視する場合や、非常に詳細な映像が必要な場合には、4K(3840×2160ピクセル)カメラが有効です。ただし、高解像度であるほどデータ容量が増えるため、ストレージの容量やネットワークの速度にも注意が必要です。

 

フレームレート

フレームレートとは、1秒間に撮影できるフレーム(画像)の数を表します。

通常、フレームレートが高いほど、滑らかで途切れのない映像が得られます。

15FPS(フレーム/秒):低フレームレートですが、静止画に近い映像が目的なら十分です。

30FPS:一般的な防犯カメラに適したフレームレート。人や車両の動きを自然に捉えられ、トラブル発生時の状況確認に役立ちます。

60FPS:細かな動作を確認する必要がある場合や、スポーツ施設など動きが激しい場面では、60FPSの高フレームレートが適しています。

 

夜間撮影能力(暗視機能)

防犯カメラにおいて、夜間撮影能力も重要なスペックです。

多くの犯罪が夜間に発生するため、夜間でもクリアな映像が撮影できるかどうかが、防犯カメラの選定において大きなポイントとなります。

・赤外線カメラ(IRカメラ):暗闇でも赤外線センサーを利用して白黒映像を撮影できるカメラです。視界が完全に暗くなっても、物体や人を認識できます。

・デイ&ナイト機能:日中はカラー映像、夜間は赤外線モードに自動切り替えが可能なカメラです。昼夜問わず効果的な監視が可能です。

・最低被写体照度:低照度でも明るく映像を記録できる機能。特に農地や郊外では、街灯が少ない場所でも効果的に機能するカメラを選ぶことが必要です。

 

視野角とパン・チルト・ズーム(PTZ)機能

視野角とは、カメラが一度に映すことのできる範囲のことです。

監視エリアが広い場合は、視野角の広いカメラやパン・チルト・ズーム(PTZ)機能があるカメラを選ぶと、効率的に監視することができます。

・広角レンズ:視野角が広く、広範囲を1台のカメラでカバーできます。屋外の広いスペースや駐車場などに適しています。

・PTZカメラ:360度の全方位をカバーできるカメラです。遠隔操作でカメラの向きを変えたり、ズームイン・ズームアウトが可能なため、細かな部分まで監視できます。

 

動体検知機能

動体検知機能は、カメラは、撮影した映像フレーム間の動きや変化をAI技術で監視し、人や車両、動物などが動いた場合、その動きを異常として検知し、通知もしくは警告音を出す機能です。

特に、AI搭載防犯カメラでは、この動体検知機能が強化されており、人間や動物の区別ができるため、誤報を減らすことが可能です。

AIによる動体検知:AIのディープラーニング技術を活用し、人間と動物、車両などを正確に区別できます。従来の動体検知では、風で揺れる木や猫などの動きにも反応して警報が発せられることがありましたが、AIカメラはこうした誤検知を避け、不要なアラートを最小限に抑えます。例えば、庭に現れた猫がカメラの視野に入っても、AIが猫と認識し、警報を発しないようにすることができます。一方で、人間や車両の動きに対しては即座に反応し、アラートを管理者に通知します。

 

耐久性と防水性

防犯カメラは、外からの侵入に備えるため、屋外に設置されることが多いです。

屋外では、雨風や気温の変化などに大きく影響を受けるため、耐久性や防水性なども重要な要素となります。

また、住む地域によっても環境の特性が変わるために、厳しい環境条件に対応できるカメラを選択することも必要となります。

IP66/IP67対応カメラ:IP(Ingress Protection)規格で、IP66やIP67などの防水・防塵性能を備えたカメラは、雨風や埃にも耐えることができ、屋外設置に最適です。

耐寒・耐熱性:寒冷地や猛暑地で使用する場合は、極端な気温変化に対応できるカメラを選ぶことが重要です。耐寒・耐熱性能が備わっているカメラは、長期間にわたって安定した監視を行うことが可能です。

 

まとめ

空き巣犯の手口と傾向を把握することは、効果的な防犯対策を講じるために不可欠な情報になります。

玄関ドアや窓からの侵入が多く、犯行の時間帯は日中の留守中が狙われることが多いため、家の外部に無防備な状況を作らないようにすることで、空き巣の被害を防ぐ効果があります。

その防犯対策として従来の防犯カメラよりも、AI搭載の防犯カメラを設置することでセキュリティレベルの高い防犯システムを構築することができるようになります。

 

もし、防犯カメラの選び方やAI搭載防犯カメラについて不安に感じている方、詳しい情報が知りたいという方は、お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。

弊社専門スタッフがお悩みやお困りごとをヒアリングさせていただき、ニーズに合った最適なご提案をさせていただきます。

NSKと一緒に、セキュリティレベルの高い防犯対策を構築していきましょう。

 

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