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スポーツジムにAI監視カメラを設置するメリットデメリット!

2024.09.14

スポーツジムにAI搭載監視カメラを導入するメリットデメリット

スポーツジムは、利用者の健康増進を目的とする施設である一方で、犯罪やトラブルの発生リスクも伴うため、AI搭載監視カメラの設置が有効な手段として注目されています。

またAI搭載によるメリットは、セキュリティ強化だけにとどまらず、お客様がマナーを守っているか、店舗の混み具合を管理する用途としても利用することができます。

今回は、スポーツジムにAI監視カメラを設置した場合のメリットやデメリット、AI監視カメラを導入するための具体的なステップについて解説していきますので、ぜひ最後までご覧になり、参考にしてください。

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AI監視カメラと従来型の監視カメラとの違い

AI技術のイメージ画像

AI監視カメラは、従来のカメラに比べ、より高度な技術を駆使して多機能な監視システムを提供します。以下では、AI監視カメラの主な基本機能について詳しく説明します。

 

転倒検知とリアルタイム監視

 

AIカメラは、ジム内で行われる通常の動き(例:トレーニング中の運動や人の移動)を学習し、通常の動作と異常な動作を区別します。

例えば、人が意識を失って倒れる動作や不審な侵入者が無断で施設に入る動きなど、通常とは異なる動きを自動的に識別し、連携されたデバイスへ通知させることができ、またリアルタイムの状況を把握することができるため、迅速かつ適切な対処をすることができるようになります。

また、AIカメラは、監視するエリアや時間帯をカスタマイズできるため、ジム内で特に監視が必要なエリア(ロッカールーム、非常口、無人の時間帯など)に集中して動体検知を行うことが可能です。

通常のトレーニングエリアでは検知を行わない設定にし、より重要なエリアにフォーカスすることで、誤報を減らすことができます

 

顔認識と入退室管理

顔認識と入退室管理は、AI搭載の防犯カメラにおける高度な機能の一つであり、特にスポーツジムのような施設で活用されています。

この技術は、セキュリティの強化、顧客の利便性向上、施設の運営効率を高める役割を果たします。

 

顔認識技術の仕組み

顔認識技術は、AIを活用して、人物の顔をカメラで検出し、特定のデータベースと照合する仕組みです。このシステムは、顔の特徴点(目、鼻、口の位置や形状)を基に、個人を識別します。AIが学習し続けることで、より精度の高い認識が可能となり、マスクや帽子を被っていても、ある程度の認識が可能になります。

・リアルタイム識別:ジムの入退室時にカメラが顔を瞬時にスキャンし、事前に登録された会員の顔データと照合します。照合が成功すると、自動的にドアが開くか、会員の入室が記録されます。

・精度の向上:AIは学習機能を持っているため、会員が顔の一部を隠している場合や、表情が変わったとしても、継続して高い精度で認識できます。

 

スポーツジムにおける入退室管理

ジムのような施設では、入退室の管理が非常に重要です。

顔認識技術を活用した入退室管理は、従来のカードキーや指紋認証に比べ、次のような利点があります。

・非接触での入室:顔認識は完全に非接触で行えるため、カードキーや指紋認証に比べて衛生面での利点があります。特にスポーツジムでは、汗をかいた手でカードや指紋リーダーに触れることが不快に感じられることが多く、非接触での認証は利用者にとって快適です。

・会員以外の無断侵入を防ぐ:AIによる顔認識システムは、ジムの会員として登録されていない人物が入室を試みた場合、即座に不正入室を検知します。これにより、非会員や無断で侵入しようとする者を未然に防ぐことが可能です。また、施設管理者にリアルタイムで通知が送られるため、迅速な対応ができます。

・効率的な入退室の記録管理:従来の入室方法では、手動での記録や確認が必要な場合もありましたが、顔認識技術を用いることで自動的に記録が行われます。各会員の入室時間や退室時間が正確にデータベースに保存されるため、運営管理の効率化が図れます。

・パーソナライズされたサービスの提供:顔認識データを活用することで、会員ごとにパーソナライズされたサービスを提供することも可能です。例えば、会員が入室すると、トレーニングの進捗や利用履歴が自動的にスタッフに表示され、より個別のサポートを行うことができます。

 

映像記録とクラウドストレージ機能

AI監視カメラは、映像を高解像度で録画し、クラウドストレージに自動保存する機能を持っています。

クラウド上での保存により、データは物理的な障害や盗難から保護され、どこからでもアクセス可能です。

また、長期間の映像保存ができ、必要な時にすぐに映像を確認したりダウンロードすることができるため、監視体制が強化され、トラブル発生時の映像確認が迅速に行えるようになります。

例えば、ジムの利用者同士のトラブルや盗難事件が発生した場合、記録映像が迅速に確認でき、証拠として活用することができます。

 

AI監視カメラのメリット

Q&Aに答える女性のイメージ画像

スポーツジムにおけるAI監視カメラを導入するメリットについて解説します。

 

24時間監視による安全管理の向上

最近では24時間無人で運営しているスポーツジムも増えたため、24時間スポーツジム内の安全を効率的に管理することが必要となりました。

特に、スポーツジムでは、トレーニング中の健康トラブルや事故が発生することも少なくないため、AI監視カメラにより、異常な動きや緊急事態(倒れたり、急な動きが止まった場合など)を検知し、迅速に通知することができます。

万が一、深夜のスタッフがいないもしくは少ないときにでもすぐに対応でき、利用者の安全を守ることができるようになります。

 

人数カウント機能での効率的な混雑管理

AI監視カメラは、異常を検知するだけでなく、監視エリアの人の密集度を検知して、スポーツジムの混み具合をユーザーに発信することができます。

そのため、スポーツジムの利用者は、24時間いつでも、スポーツジムの混み具合をインターネットを通じて把握することができます。

その機能のおかげで、ユーザーはスポーツジム内の混雑を避け、利用者の少ない時間帯を狙って、スポーツジムを利用することができます。

一般的に人が混雑していない深夜帯でも、本当に人が少ないかを確認できるAI監視カメラは、24時間営業が当たり前となりつつあるスポーツジムの運営において、欠かせないツールとなるでしょう。

 

入退室管理の自動化

24時間営業が増加しているスポーツジムの営業において、無人で営業を実施する店舗も増えてきました。

そのため、顔認識システムを活用した自動入退室管理により、会員カードや鍵を持ち歩く必要がなく、非接触型でスムーズな入退室を実現することができるため、受付での手間を省き、効率的な管理が可能になります。

また、会員以外の無断侵入を防ぐためのセキュリティ対策としても効果的です。

 

映像の自動保存と簡単な再生機能

AI監視カメラは、映像の自動保存が可能です。従来の監視カメラでも録画データの自動保存は可能でしたが、データの記録媒体が、監視カメラ本体に内蔵されている場合も少なくなく、監視カメラを破壊されると、記録データも損失してしまうリスクがありました。

しかし、AI監視カメラにおいては、クラウド上に自動保存されるので、カメラ本体が仮に破壊されても、録画データを安全に管理することができます。

さらに、録画データの再生も簡単で、犯罪やトラブルが発生した瞬間を効率的に発見することができます。

 

AI監視カメラのデメリット

監視カメラの注意するポイントを解説する人のイメージ画像

スポーツジムにAI監視カメラを導入する際のデメリットについても解説します。

 

初期導入コストの高さ

AI監視カメラのデメリットとして、初期導入コストの高さがあげられます。

多機能で高精度なAI機能が備わっており、顔認証などの機能があるAI監視カメラになると、メーカーにもよりますが、高価なもので1台60万円ほどするモデルもあります。

しかも、施設内が広ければ複数台の設置が必要となるため、カメラの台数分の費用がかかります。

また、AI監視カメラを導入する際にかかる費用は、AI監視カメラの設置費用や電源増設やネットワーク構築費用などがかかるため、予算を念入りに検討する必要があります。

 

メンテナンスとランニングコスト

AI監視カメラは導入費用が高額になりがちで定期的なメンテナンスやランニングコストのことを忘れてしまいがちなため、しっかり計画しましょう。

AI監視カメラは24時間稼働でき、人件費を抑えることにはなりますが、やはり機械なので、定期的なメンテナンスが必要となります。

AI監視カメラのレンズや電源ケーブル、ネット配線に損傷はないかなどの定期的なメンテナンスや、映像がちゃんと記録されているかなど、こまめに確認することが大切です。

また、AI監視カメラを運用するにあたり、ランニングコストがかかります。

ランニングコストの具体的な内容としては、AI監視カメラを作動させるのに必要な電気代、インターネットに繋げるための通信費、記録データをクラウド上で管理するためのクラウドサービス利用料などがあげられます。

AI監視カメラは、スポーツジムの安全管理に大変役に立つツールですが、その分コストと維持費についてもしっかり計画することが大切です。

 

プライバシー問題への配慮

AI監視カメラの最後のデメリットとしてあげられるのが、プライバシーへの配慮です。

AI監視カメラは高度な監視能力があるので、プライバシーが絡むエリアには設置しないのが無難でしょう。

例えば、スポーツジムに設置されているシャワールームやロッカールームなどへのカメラの設置は慎重になる必要があります。

ただ、AI監視カメラの中には、特定の部分だけを非表示にするプライバシーマスク機能と呼ばれるものが備わっているタイプもあるので、プライバシーを配慮するのであれば、プライバシーマスク機能を利用するのも一つの方法です。

 

まとめ

 

スポーツジムにAI監視カメラを導入することで、24時間体制で施設を監視し、盗難や不正侵入を防止するだけでなく、トレーニング中の緊急事態や事故にも即時対応できる体制を整えることが可能です。

また、顔認識を活用した自動入退室管理により、ジム運営の効率化と顧客満足度向上にも貢献します。

さらに、AIカメラは人数カウントにより混雑状況の管理や把握が容易になるため、お客様もストレスなく通うことができ、よりスムーズな施設運営を実現することに繋がります。

 

もし、監視カメラの選び方やAI搭載監視カメラについて不安に感じている方、詳しい情報が知りたいという方は、お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。

弊社専門スタッフがお悩みやお困りごとをヒアリングさせていただき、お客様のニーズに合った最適なご提案をさせていただきます。

NSKと一緒に、セキュリティレベルの高い防犯対策や効率的な運用のシステム構築をしていきましょう。

 

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