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太陽光発電所の防犯カメラ設置の費用や相場はいくら?

AIカメラのイメージ画像02

太陽光発電所の銅線ケーブル盗難が相次いでいることから、防犯カメラ設置による防犯対策が火急の課題となっています。

しかし、広大な敷地に防犯カメラを設置する場合の費用に不安を感じている方も少なくありません。

今回は、太陽光発電所(メガソーラー)の防犯カメラ設置にかかる費用などについて解説していきますので、最後までご覧ください。

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太陽光発電所における防犯対策の重要性

太陽光発電所に防犯カメラを設置するイメージ画像

太陽光発電所は、広大な敷地や高価な設備を持つことから、盗難や器物破損などの標的になりやすいというリスクを抱えています。

特に近年、銅線価格の高騰を背景に、ケーブル盗難が全国的に多発しており、太陽光発電所もその被害に遭っています。

ケーブル盗難は、銅価格の高騰を背景に近年急増しており、茨城県警察本部は2023年10月、茨城や栃木など5県で未遂を含む計76件が発覚し、盗んだ銅線ケーブルの長さは約81kmに及び、被害総額は約2億7000万円にのぼっていると発表していました。

ほかにも、山梨県では、2023年1月から1年間で130件の被害が発生し、被害額は3億9300万円に及んでいるなど、被害件数や被害額の多さから深刻な問題とされています。

しかも、今までは被害に合ってから保険金により何とかカバーされていましたが、件数と被害額が膨らみ始めたことにより太陽光発電関連の保険事業は赤字という保険会社も出始めたため、免責金額の切り上げや自己負担額が100万円など、様々な条件が加わるよう制度になっているようです。

そのため、全額保険で賄うことが難しくなり、各自でも防犯カメラを取り入れた防犯対策の必要性がかなり高まりました。

また、銅線ケーブル以外にも、太陽光パネルやパワーコンディショナーなどの高価な設備も盗難の対象となります。

設備の破損や発電効率の低下といった被害が生じる可能性もあります。

 

AI搭載の防犯カメラ導入によるメリット

Q&Aに答える女性のイメージ画像

従来の防犯カメラに加えて、AI(人工知能)を搭載した防犯カメラの導入も検討してみましょう。

AIカメラは、高度な画像解析技術を用いて、従来のカメラでは難しかった監視・検知能力を実現します。

 

高精度な監視と検知

従来のカメラでは、広大な敷地全体を常に監視することは困難でしたが、AIカメラは、特定のエリアや対象物に焦点を当てて監視すること、さらに人間や自動車などを検知し自動で追尾することにより効率的かつ効果的な防犯対策を実現します。

例えば、人物や車両の動きを自動的に検知し、その行動パターンを分析することで、不審な行動をリアルタイムに識別できます。

また、AIカメラは、夜間や悪天候下でも鮮明な映像を撮影できるため、24時間体制で広大な敷地を監視でき、従来のカメラでは見逃していた可能性のある小さな変化や不審な動きも捉え、より効果的な防犯対策を構築することができます。

 

アラート通知と警告音による抑止効果

AIカメラは、不審な動きを検知すると、管理者や警備会社に即座にアラート通知を送信することができるため、迅速な対応と現場への到着が早くなるため、被害の拡大を防ぐことができます。

また、AIの検知機能により通知を受けると警告音による威嚇やリアルタイムの映像を確認とともに遠隔地から音声による警告をすることも可能になることから、犯罪抑止力としての効果に期待が高まります。

窃盗犯にとって防犯カメラは天敵といえるほど脅威となる存在であり、AIカメラによる検知機能により警告音や音声での威嚇は犯罪者への「監視されている」という心理的な植え付けにより、侵入や盗難行為を思いとどまらせる圧力をかけることができます。

 

防犯カメラ設置費用の内訳

防犯カメラの設置費用は、カメラ本体の費用だけでなく、設置工事費用やシステム構築費用、メンテナンス費用など、様々な要素から構成されます。

 

カメラ本体費用

カメラ本体の費用は、機種や性能によって大きく異なり、設置するカメラの台数や録画機器の種類などによっても費用は大きく変動するため、事前にしっかりと検討する必要があります。

また、従来型の防犯カメラは比較的安価ですが、AI搭載型カメラは高性能な分、費用も高くなります。

例えば、従来型の防犯カメラは1台あたり数万円から購入可能ですが、AI搭載型カメラは1台あたり数万円~数十万円かかる場合もあります。

広大な敷地を持つ太陽光発電所では、多数のカメラが必要となるため、カメラ本体費用は全体予算の中でも大きな割合を占める可能性があり、数百万円程度になることもあります。

しかし、被害額を考えると、被害による器物破損や経済的損失の影響の方が圧倒的に損失なため、資材や事業を守るためにも効果のある防犯対策を構築しましょう。

 

設置工事費用

設置工事費用は、カメラの設置場所や台数、配線工事の難易度、電源確保の方法などによって大きく変動します。

一般的な目安として、

・カメラ1台あたりの設置工事費用:数万円〜数十万円

・メガソーラー全体の設置工事費用:数十万円〜数百万円

特に、メガソーラーのような広大な敷地への設置では、配線距離が長くなり、それに伴い工事費用も高額になる傾向があります。

また、足場が必要な高所への設置や、地下埋設配線工事なども費用を押し上げる要因となります。

正確な工事費用を知るためには、専門業者に現地調査を依頼し、見積もりを作成してもらうことが大切です。

 

その他の費用(システム構築、メンテナンスなど)

防犯カメラシステムの構築費用や、録画装置、モニターなどの周辺機器の費用も必要となるため、購入後に定期的なメンテナンスや故障時の修理費用なども考慮しておく必要があります。

 

システム構築費用

AIカメラの場合、システムのアップデートや学習データの更新なども必要となる場合があり、これらの費用も事前に確認しておくことが重要です。

システム構築費用は、録画装置やモニター、ネットワーク機器などの周辺機器の購入費用や、それらの設置・設定費用などを指します。

AIカメラの場合は、AI分析用のサーバーやソフトウェアの費用も必要となる場合があります。

また、システムの規模や複雑さによって費用は大きく変動し、数万円から数十万円、あるいはそれ以上かかる場合もあります。

 

メンテナンス費用

メンテナンス費用は、定期的な点検や清掃、故障時の修理費用などが含まれており、風雨や紫外線による劣化、鳥の糞や虫の付着など、様々な要因で防犯カメラが故障してしまい性能低下が起こる可能性があります。

定期的なメンテナンスを行うことで、カメラの寿命を延ばし、常に最適な状態で稼働させることができます。

具体的なメンテナンスの費用は、契約内容や業者によって異なりますが、年間数万円から十数万円程度が一般的な相場となっています。

また、これらの費用に加えて、遠隔監視サービスを利用する場合の月額料金や、クラウドストレージを利用する場合のデータ保管費用なども考慮予算計画を立てることが重要です

 

防犯カメラ設置費用の見積もりと比較

防犯カメラの専門家イメージ画像1

防犯カメラの設置費用は、業者によって大きく異なる場合があります。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。

 

専門業者への相談

太陽光発電所は広大な敷地や特殊な環境、高額な設備などを考慮すべき点が多いため、防犯カメラの設置は専門知識や技術と豊富な経験が必要となるため、防犯カメラを設置する専門業者へ相談することが非常に大切です。

とくに、発電所の規模や立地、予算などを考慮し、最適なカメラの種類や台数、設置場所、システム構成などをしっかり提案してもらえます。

また、設置工事だけでなく、カメラの設定やネットワーク構築、メンテナンスなど、専門的な知識と技術を持っており、導入後のトラブルや故障にも迅速に対応してもらえます。

そして、専門業者は実績や評判、アフターサポート体制などを確認し、安心して任せられる業者を選ぶことが大切です。

 

見積もり内容の確認

見積もり内容の確認は、防犯カメラ設置において非常に重要なステップです。

業者から提示された見積書には、様々な項目が含まれていますが、それらをしっかりと理解し、不明な点があれば業者に質問することが大切です。

具体的には、以下の項目について確認しましょう。

・カメラ本体費用:機種、台数、仕様などが詳細に記載されているか。

・設置工事費用:設置場所、配線方法、電源確保の方法などが明記されているか。

・その他費用:システム構築費用、メンテナンス費用、遠隔監視サービス利用料などが含まれているか。

・支払い条件:支払い方法、支払い時期、分割払いの可否などが記載されているか。

・保証期間:カメラ本体や設置工事に対する保証期間が明記されているか。

・解約条件:契約期間や解約手数料などが記載されているか。

これらの項目に加え、見積書に記載されている専門用語や技術的な内容についても、理解できない場合は遠慮なく質問しましょう。

見積もり内容をしっかりと確認し、納得した上で契約を結ぶことが、後々のトラブルを防ぎ、安心して防犯カメラシステムを導入するために重要となります。

 

複数業者からの比較検討

複数の業者から見積もりを取り、費用だけでなく、提案内容やサービス内容なども比較検討しましょう。

ただし、最適な防犯カメラシステムを導入するためには、費用だけでなく、性能や機能、サポート体制なども考慮することが重要です。

さらに、比較検討する際は、費用だけで判断するのではなく、提案内容やサービス内容、実績なども総合的に評価することが重要です。

また、太陽光発電所の現地をしっかり調査しておらうことで、具体的な設置プランや見積もりを提示してもらい、より詳細な見積もりを算出してもらえます。

 

まとめ

 

太陽光発電所は、高価な設備や広大な敷地を持つことから、盗難や器物破損などのリスクに常にさらされており、年々増加傾向にあるため火急の課題となっています。

防犯対策として防犯カメラを設置することは、有効的なツールですが、従来のカメラよりもAIカメラを導入することが、より高度な監視・検知能力を実現することができます。

最適な防犯カメラシステムを導入し、太陽光発電所や銅線ケーブルを悪質な窃盗グループからしっかりと守りましょう。

 

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