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防犯カメラの赤外線暗視機能について解説します

2022.03.01

防犯カメラには赤外線暗視機能のついた暗視カメラがあります。赤外線照射機能には使う際の注意点や種類がありますので解説いたします。夜間の暗視映像はセキュリティ面では必須になりますので、今回の記事をご覧いただき導入を検討していただければと思います。

 

赤外線暗視機能とは

防犯カメラのレンズの回りに赤外線照射LEDが付いており、夜間暗くなると同時にLEDが発光します。赤外線の波長は850nm程度の近赤外域の赤外線になります。人の目では感知することができませんが、赤外線暗視カメラは感知し映像出力が可能です。

 

通常映像はモノクロ映像になり画質は劣りますが、完全な暗闇0LUXの環境においてもモニタリングできることから赤外線暗視カメラと呼ばれています。

 

赤外線照射距離について

 

弊社の防犯カメラカタログには赤外線照射距離が記載されています。屋外用のカメラであれば20mから30m程度、長距離監視用の暗視カメラだと150mというものもあります。これは赤外線が被写体まで届く距離と反射してカメラまで届く距離になりますので、おおむね半分程度の距離になります。

赤外線照射距離15m 屋外用バレットカメラ

防犯210万画素全天候暗視カメラNS-F301C

 

非発光型IR機能とは

通常赤外線LEDは赤く光るのが特徴となっています。夜間、赤外線LEDが赤く光ることで、暗視撮影していることを周知させることができるので、防犯抑止効果が高まります。しかし飲食店や店舗などで威圧感を与えたくないという要望を多く頂き、非発光型IRカメラを開発しました。飲食店様でご好評頂き導入されています。

 

非発光型IRドームカメラ

家内eyeしてますか? 防犯カメラ 屋外用

 

 

スマートIR機能とは

 

弊社のネットワークカメラシステムにはスマートIR機能を搭載しています。スマートIR機能とは現場の環境にあわせて赤外線の強さを自動で調整する機能です。今までの赤外線照射機能だと現場によって白飛びして真っ白な映像になってしまったりしたのですが、スマートIR機能を使えばそういった問題も解決されます。

 

赤外線暗視カメラを使う際の注意点

 

実際に赤外線暗視カメラを設置する際の注意点を解説します。赤外線は波長が異なる光を出している状態なので、近くに被写体があると白飛びして映像が真っ白になります。よくあるのが壁面に設置した場合、映像の3分の1以上に壁が映っていると白飛びしますので注意してください。

 

またレンズに汚れやほこりが付いていると、小さいものでも反射して白く映像に映りますので注意がしてください。

 

赤外線LEDの寿命

赤外線LEDの寿命はメーカー品質に個体差がありますのでおおよそ5000時間から20000時間といわれています。1日10時間の暗視撮影した場合、約1年半から5年程度になります。レコーダーのハードディスクと同じように消耗品の扱いとなります。

 

赤外線に虫が集まってくる

虫はカメラの赤外線の光に集まる習性を持っています。設置した次の日から夜間映像に白く浮遊する物体は虫です。この画像の中の縦線みたいに流れる白い線は虫の動きです。放置しておくと蜘蛛の巣を張られてしまい、画質に影響がでてきますので、レンズをクリーニングして虫よけスプレーをかけておくなどの対策が必要です。

 

ガラス越しには使えません

窓ガラス越しに赤外線暗視カメラで撮影すると、赤外線が窓ガラスに乱反射して白飛びしますので、ガラス越しに赤外線暗視カメラを使用することはできません。

 

IRカットフィルターについて

 

防犯カメラにはIRカットフィルターが搭載されています。日中の光は様々な波長の光が出ていますが、映像機器のイメージセンサーは全ての波長の光を取り込んでしまい、実際に見た映像と違う映像になっていまいます。(ピンクがかった映像)そのため日中はIRカットフィルターを使い赤外線の光をカットします。夜間赤外線LEDを照射するタイミングでIRカットフィルターを外す仕組みです。

 

スターライトカメラについて

 

赤外線暗視カメラのお話しをする際に重要なキーワードとしてスターライトカメラがあります。スターライトカメラは超低照度カメラの別名です。夜間、少ない明りの中でもカラーで撮影できる機能をもっています。スターライトカメラのカラー映像はかなりの暗さでもカラー撮影することができますが、暗視カメラではないので注意が必要です。ただし赤外線の白飛びやLEDの故障などのリスクは避けることができます。

 

夜間暗視は赤外線カメラで

 

防犯目的で設置する場合は赤外線暗視カメラをおすすめします。特に建物は電気を消してしまうと通常のカメラでが何も撮ることができません。導入前にご検討ください。

 

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