NSKスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は業界では定番の知識
ハードディスクのRAID機能について解説していきたいと思います。
まずはレコーダーのハードディスクは録画データを保存しています。
シングルモード(リレー録画)であれば録画データがいっぱいになったタイミングで自動で上書きします。
普通に録画するだけならこれでいいのですが
録画したデータをミラーで録画したり、2枚のハードディスクに効率よく保存する事で
万が一、ハードディスクがクラッシュしても大切な録画データを守る事が出来る機能が
今回ご紹介する「RAID機能」です。
RAIDには何種類か存在します。
➀RAID0(ストライピング)
RAID0は最小構成単位としてHDDを2枚以上利用します。
2枚のハードディスクに分散してデータを保存する事で高速性を確保します。
デメリットは冗長性を確保出来ていないため1台のハードディスクに障害が発生すると録画が停止します。
最小構成単位:HDD2台
②RAID1(ミラーリング)
RAID1は最小構成単位としてHDDを2枚以上使います。複数のハードディスクに平行して録画データを保存します。
「冗長化」とも呼ばれており1枚のハードディスクがクラッシュしても、 もう1枚のハードディスクにデータが保存されています。
さらにRAID1の特徴はクラッシュしたハードディスクを新しいハードディスクに入れ替えた場合、既存の録画データが
自動でコピーされます。これは「リビルド」と言います。
最小構成単位:HDD2台
③RAID5(パリティレイド)
RAID0と同様に複数のハードディスクに分散して処理します。
それに加えてパリティデータと呼ばれる冗長コードを生成して分散して記録するのが特徴です。(下図のデータP)
冗長性や容量の拡張性、高速性をバランスよく使っているのがRAID5です。
最小構成単位:HDD3台
④RAID6(ダブルパリティレイド)
基本的にはRAID5と同じですがパリティデータを2重に生成して異なるディスクに保存して
冗長性を高めたものです。RAID5に比べてさらに強固な冗長性が必要な場合におすすめです。
最小構成単位:HDD4台
④RAID10(1+0)
RAID1とRAID0を組み合わせて、冗長性、高速性、拡張性を高めたものです。
同じミラーセットを構成するデータが同時に破損しない限り稼働は停止しません。
RAID5やRAID6と比べてパリティデータを作成する必要がないため
比較的シンプルにシステムの構築が可能です。
最小構成単位:HDD4台
いかがでしたでしょうか?
これからも読者の役に立つ情報を発信していきたいと思います!
目次
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