防犯カメラ設置を自分で行う際の注意点やおすすめ製品を紹介！

2024.07.10 セキュリティ機器

防犯カメラも様々なタイプの機種が販売されており、自分で簡単に設置するタイプも増えています。

自分で設置する場合はコスト削減になる一方で、防犯に対する知識や適切な設置場所と設置方法など、いくつかの注意点を押さえることが大切になります。

今回は、防犯カメラを自分で設置する際の注意点やおすすめの製品についてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください！

戸建てに防犯カメラを自分で設置する手順・流れ

securitycameraを設置するイメージ画像

一戸建てに防犯カメラを自分で設置するのは、注意するポイントもありますが、手順を踏めば意外とスムーズに設置することができます。

それでは、手順について紹介していきます。

防犯カメラ設置の手順①：カメラを準備する

設置場所や用途、予算に合わせて、適切なカメラを選びましょう。

・設置場所：屋内用か屋外用か、設置場所の広さや明るさ設置可能な高さなどを考慮

・用途：監視したい範囲や目的（防犯、見守りなど）に合わせて、必要な機能（画質、録画機能、動体検知、スマホ連携など）を検討

・予算：カメラ本体だけでなく、録画装置やSDカード、配線などの費用も考慮 DIYの難易度: 初心者の方は、設置が簡単なワイヤレスモデルや一体型モデルがおすすめ

・メーカーや販売店：アフターサービスやサポート体制を確認し、メーカーや販売店を選ぶ

防犯カメラ設置の手順②：事前準備

まずは設置場所を決め、設置場所の状況に応じて必要な工具や材料を揃えましょう。

設置場所の確認

・カメラを設置する場所が、壁なのか、柱やポールのようなものがあるのかを確認する
・壁の材質（コンクリート、木、金属など）や強度を確認する
・電源の確保や配線の取り回しを確認する

必要な工具・材料

・電動ドリル（コンクリート壁の場合）
・ドライバー
・配線モール（屋内用）
・PF菅（屋外用）
・PF菅固定用のサドル
・結束バンド
・防水テープ（コネクター部分の絶縁処理・防水処理）
・ビス
・穴から水が入らないようするコーキング剤（コーキングガン含む）
・カメラ本体、ACアダプター、録画装置

など

防犯カメラ設置の手順②：カメラ本体の設置

カメラ本体を設置する前に、ブラケット（取り付け金具）を取り付けます。

・ブラケットの取り付け：ネジやアンカーを使って、壁や天井にブラケットを固定します。

・カメラ本体の取り付け：ブラケットにカメラ本体をネジで固定します。

・角度調整：カメラの向きや角度を調整し、監視したい範囲をしっかりと捉えられるようにします。

防犯カメラ設置の手順③：配線と接続

カメラ本体と録画装置を接続するための配線には様々なものがあるため、それぞれ配線の確保などを行います。

・配線経路の確保：防犯カメラとレコーダーやモニターなどを接続するためにLANケーブル、同軸ケーブル、コネクターなどの配線経路を確保します。屋内の場合は配線モールやテープなどを使い、屋外の場合はPF菅を用いて配線を綺麗にまとめ、安全に保護します。

・カメラと録画装置の接続：カメラ本体と録画装置を付属のケーブルで接続します。

・電源の接続：カメラ本体と録画装置にACアダプターを接続し、電源を入れます。

防犯カメラ設置の手順④：録画設定とスマホ連携

録画装置の設定を行い、スマートフォンとの連携を設定します。

・録画設定：録画装置のメニュー画面から、録画時間や録画モード、録画機能などを設定します。

・スマホ連携：専用アプリをダウンロードし、録画装置とスマートフォンを連携させます。（QRコードで読み取ることで連携が可能です。）

・遠隔監視：スマートフォンからカメラの映像を確認したり、録画映像を再生したりできるようになります。

防犯カメラ設置の手順⑤：設置後のテストと確認

設置が完了したら、実際にカメラが正常に動作するかを確認します。

・映像の確認：スマートフォンやモニターでカメラの映像を確認し、鮮明に映っているか、監視範囲が適切かなどをチェックします。

・録画の確認：録画が正常に行われているか、録画映像が問題なく再生できるかを確認します。

・動体検知の確認：動体検知機能がある場合は、実際に人を検知して録画が開始されるかを確認します。

これらの手順を踏むことで、DIYでも比較的簡単に防犯カメラを設置することができます。

ただし、設置場所やカメラの種類によっては、専門的な知識や技術が必要になる場合もあるため、専門業者に相談することをおすすめします。

防犯カメラを自分で設置するメリットデメリット

住宅用監視カメラのイメージ画像

防犯カメラの設置を検討する際、DIYで行うか、業者に依頼するか迷う方も多いとおもいますので、DIY設置のメリットとデメリットについて詳しく解説します。

DIY設置のメリット

・設置費用を抑えられる: 業者に依頼するよりも、DIY設置の方が費用を大幅に抑えることができます。カメラ本体や録画装置の費用だけで済むため、工事費や出張費もかかりません。

・設置場所やカメラの選択の自由度が高い：業者に依頼する場合、設置場所やカメラの種類が限られてしまう場合があるが、DIYであれば自分の好きな場所に好きなカメラを設置できるため、好みのメーカーや機能による機種を選ぶことができます。

・設置時期を自由に決められる：設置業者とのスケジュールを合わせる必要がなく、自分の都合の良いタイミングで設置作業を行うことができます。

・防犯意識が高まる：自分で設置することで、防犯に対する意識が高まり、より効果的な防犯対策を考えるきっかけになります。

注意すべきデメリットと対策

・設置に手間や時間がかかる：DIY設置は、工具や材料を揃えたり、配線作業を行ったりする必要があるため、ある程度の時間と手間がかかります。

・専門的な知識や技術が必要な場合がある：複雑な配線やネットワーク設定が必要な場合、専門的な知識や技術が必要になることがあります。

・設置ミスによるトラブルのリスク：設置方法を誤ると、カメラが正常に動作しなかったり、録画がうまくいかなかったりするトラブルが発生する可能性があります。

・サポート体制が不十分：DIY設置の場合、設置後のトラブルや疑問点について、業者のようなサポート体制がないため、自分で解決する必要があります。

【デメリットの対策】

これらのデメリットを軽減するためには、以下の対策が有効です。

・設置が簡単な製品を選ぶ：初心者でも簡単に設置できるワイヤレスカメラや、配線工事が不要なモデルを選ぶことで手間や時間を大幅に削減できます。

・説明書や動画をよく確認する：設置前に説明書や動画をよく確認し、手順や注意点をしっかりと確認しましょう。

・わからないことはメーカーや販売店に問い合わせる：設置中に疑問点があれば、メーカーや販売店に問い合わせてしっかりとサポートを受けましょう。メーカーや販売店によっては丁寧に説明してくれます。

・設置に不安がある場合は業者に依頼する：設置に不安がある場合や、設置した後でもうまく作動しない場合は無理せず専門業者に依頼することをおすすめします。

DIY設置は、費用を抑えながら防犯対策を強化できるメリットがありますが、デメリットも理解した上で慎重に進めることが大切です。

防犯カメラを自分で設置する際の注意点

監視カメラの注意するポイントを解説する人のイメージ画像

防犯カメラをDIYで設置する際は、いくつかの注意点があるので、これらの注意点を把握しておくことでトラブルを未然に防ぎ、効果的な防犯対策を実現さえることができます。

設置場所に関する法律やマナー

・プライバシーへの配慮：カメラの設置場所によっては、隣家や通行人のプライバシーを侵害となってしまう可能性が考えられます。そのため道路や隣家の敷地内を直接撮影しないように注意し、必要に応じてプライバシー保護のための対策（目隠しなど）を講じましょう。

・条例や規制の確認：地域によっては、防犯カメラの設置に関する条例や規制がある場合があります。事前に確認し、ルールに則って設置するようにしましょう。

・近隣への配慮：防犯カメラを設置する際は、近隣住民へ設置の目的などを事前に知らせて、理解を得るように努めることでトラブルに繋がりにくくなります。

配線や電源の確保

・配線の安全確保：配線は、露出させずに配線モールなどで保護し、つまずいたり、引っ掛けたりしないように注意しましょう。特に屋外に設置する場合は、防水処理を施す必要もあります。

・電源の確保：カメラの設置場所によっては、電源コンセントから離れている場合があります。延長コードを使用する場合は、容量や安全性を確認し、適切な長さのものを選びましょう。もし、コンセントを増設したりブレーカーの容量を上げるなどの場合は、第二種電気工事士の資格が必要となるため必ず専門業者に依頼しましょう。

・電源の種類：カメラの種類によっては、電池式やソーラー充電式など、電源コンセントが不要なモデルもあります。設置場所や用途に合わせて選びましょう。

設置後のメンテナンスとトラブルシューティング

・定期的なメンテナンス：カメラのレンズを清掃したり、録画装置の容量を確認したりするなど、定期的なメンテナンスが大切です。

・トラブル発生時の対応：カメラが正常に動作しない場合、まずは説明書を確認し、それでも解決しない場合はメーカーや販売店に問い合わせましょう。

・録画データの管理：録画データは定期的にバックアップを取り、必要なデータを保存するようにしましょう。

・セキュリティ対策：Wi-Fi接続のカメラは、パスワードを複雑なものに設定するなどのセキュリティ対策をしっかり行いましょう。

これらの注意点を踏まえて、安全かつ効果的に防犯カメラを設置しましょう。

DIYでの設置が簡単なおすすめ防犯カメラ製品

DIYで防犯カメラを設置するなら、設置が簡単で扱いやすい製品を選ぶことが大切なので、初心者でも安心して設置できるおすすめの防犯カメラ製品を紹介します。

【初心者向け】

ワイヤレスカメラ

・配線工事が不要で、設置場所の自由度が高い
・電池式やソーラー充電式なら電源の確保も不要
・Wi-Fi環境があれば、簡単にスマホと連携可能

一体型カメラ

・カメラと録画装置が一体になっており、配線がシンプル
・設置や設定が簡単で、初心者でも扱いやすい

クラウド録画対応カメラ

・録画データをクラウド上に保存するため、録画装置が不要
・スマホからいつでもどこでも映像を確認できる

【コスパ重視】

エントリーモデル

・基本的な機能を備えつつ、価格が手頃なモデル
・初めて防犯カメラを設置する方におすすめ

セット販売

・カメラと録画装置がセットになったお得なモデル
・必要なものが揃っているので、別々に購入する手間が省ける

キャンペーンやセールを活用

・メーカーや販売店のキャンペーンやセールを利用することで、お得に購入できる

【高機能モデル】

高画質カメラ

・フルHDや4Kの高画質で鮮明な映像を記録
・夜間でもカラー撮影が可能なモデルも

AI機能搭載カメラ

・人や物の動きを検知して自動で録画を開始
・不審な動きを検知してアラート通知を送信

広角レンズ搭載カメラ

・広い範囲を一度に監視できる
・死角を減らして防犯効果を高める

DIYにおすすめなNSKの防犯カメラを紹介！

防犯カメラのDIY設置を検討している方で、NSKのおすすめな防犯カメラをご紹介していきます。

PTZ防犯カメラ

PTZ防犯カメラの画像

特徴

ソーラーパネル一体型：ソーラーパネルとカメラが一体型になっているため、配線工事が不要で設置が簡単です。

高画質：フルHDや200万画素の高画質で、鮮明な映像を記録できます。

動体検知：人や物の動きを検知してスマホに通知を発信したり、自動で録画を開始する機能を搭載。無駄な録画を減らし、ストレージ容量を節約できます。

スマホ連携：専用アプリで外出先からでも映像を確認したり、カメラの設定を変更したりできます。また、スマホとカメラの間で双方向通話ができ、不審者が侵入した時はスピーカーから音で威嚇することができます。

防水・防塵：IP65の防滴設計で屋外使用を想定した、雨や風にさらされる場所でも安心して設置できます。

大容量バッテリー：ソーラー充電に加え、大容量バッテリー5200mAhを搭載しているので、雨の日が続きソーラーの充電ができない場合でも１日20回の検知録画で約180日間稼働することが可能。

暗闇撮影：赤外線照射距離は約７メートルです。夜間暗視撮影が可能です。また、ホワイトLEDモードであれば、足元を明るく照らします。

PTZ機能：パン・チルト・ズーム機能が搭載されており、カメラの向きやズームを遠隔操作できます。

ガーデンライトのように簡単設置できる防犯カメラ「そらかめ」

（画像をクリックするとマクアケの専用ページへ飛びます）

特徴

設置方法が豊富：「床固定」「庭埋め込み」「壁取り付け」の３種類タイプの設置方法があります。

ソーラーパネル一体型：ソーラーパネルとバッテリー駆動。昼はソーラー充電、夜はバッテリーを使えば年中使うことができます。

高画質：フルHDや200万画素の高画質で、鮮明な映像を記録できます。

動体検知：人や物の動きを検知して８秒間録画を開始します。無駄な録画を減らし、ストレージ容量を節約できます。

wi-fi接続：リビングに設置したWiFiルーターが届く距離であればお庭に設置したそらかめを繋いでWi-Fi見守りカメラとして使うことができます。

スマホ連携：専用アプリで外出先からでも映像を確認したり、カメラの設定を変更したりできます。また、スマホとカメラの間で双方向通話ができ、不審者が侵入した時はスピーカーから音で威嚇することができます。

防水・防塵：IP65の防滴設計で屋外使用を想定した、雨や風にさらされる場所でも安心して設置できます。

バッテリー駆動：ソーラー充電に加え、大容量バッテリー2600mAhを搭載しているので、雨の日が続きソーラーの充電ができない場合でも１日10回の検知録画で約30日間稼働することが可能。

暗闇撮影：夜間は2つの暗視機能付いており、夜間は赤外線を照射して暗視撮影することができます。またガーデンライト型のセンサーライトも搭載しており、夜間、人が通るとガーデンライトが明るく照らしてくれます。

まとめ

自宅に防犯カメラを自分で設置する際には、設置場所などに適した防犯カメラの機種を選ぶことや、工事不要で設置が簡単にできるカメラの機種を選ぶことがおすすめです。

自分で設置することが難しいときは、防犯知識や経験も豊富な設置業者に依頼することで安心できる防犯対策を構築することができます。

もし、「防犯カメラの選び方がわからない」「何を選べばいいかわからない」という方は、下記の「お問い合わせ」よりご連絡ください。

弊社の専門スタッフが親切・丁寧にお伺いさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

防犯カメラを設置して、より効果的な防犯対策を実現させ、大切な資産を守りましょう。

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