防犯カメラを設置して運用している中で、映像にノイズが発生する場合があります。白い点がランダムで現れるホワイトノイズや、映像がちらつくなどノイズの種類は様々ですが、どういった原因で発生するのでしょうか。今回はノイズが発生する原因と対処法について解説していきます。
外的要因によるノイズ
防犯カメラやレコーダー、ケーブル以外の要因によりノイズが発生する可能性があります。主な原因としては200V以上の高電圧線を防犯カメラのケーブルと一緒に配線する場合にノイズが発生します。シチュエーションとしてもっとも多いのが工場など工作機械や工場の生産ラインなど高電圧の機械になるので、防犯カメラを設置することでその影響でノイズが発生する可能性があります。
また屋外であれば、太陽光発電所など高周波ノイズの影響を受けやすく、防犯カメラの設置には注意が必要です。太陽光発電所では防犯カメラの配線を鉄の配管で地中に埋めるなどの対策をとる必要があります。
配線ケーブルが原因の場合
配線ケーブルは同軸ケーブルもしくはLANケーブルで配線していますが、どちらも経年劣化によりノイズが発生する可能性があります。屋外にカメラを設置して配線ケーブルを屋外で取り回している場合でも、10年以上経過したケーブルの場合、ノイズが発生する要因になります。配線ケーブルの影響でノイズが発生しているかどうかを調べる場合には、カメラを取り外してレコーダーの近くでつないでみた場合にノイズが発生するかどうかで判断することができます。
機器の原因によるノイズ
防犯カメラ、レコーダー、モニターの不具合によるノイズです。これらの機器も内部の基板が経年劣化によりノイズが発生する可能性があります。基板にはコンデンサーが付いていますが、これは消耗品になりますので、摩耗により機器の処理能力が低下して、それが映像ノイズという形となって現れてきます。外的要因とケーブルの問題でもない場合、機器が原因によるノイズを疑ってください。
画質の向上に合わせてよりノイズが鮮明に
従来のアナログカメラは50万画素程度の画質であったがために、映像ノイズがあってもほとんど気が付きませんでしたが、画質が向上し200万画素、400万画素とカメラがキレイになることでよりノイズが見えやすくなりました。アナログのカメラに比べてデジタルはノイズが分かりにくいなど、カメラの種類によって違いがありますので、そこは購入前に画質の違いをい比べていただき購入することをおすすめします。
映像ノイズが気になる場合は買い替えをおすすめします。
どうしても映像のノイズが解決しない場合は、買い替えを検討してください。アナログカメラからデジタル防犯カメラまでラインナップしていますので、お客様に合わせたシステムをご提案いたします。

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