繁華街による暴行事件などがニュースで増えており、安心安全な街づくりとして防犯カメラの利用に注目が集まっています。
佐賀市では、飲食店の防犯カメラの画像や映像を活用して警察が事件発生から犯人の検挙までを迅速にするためのサポートとして協力することを発表しています。
今回は、飲食店におけるAI搭載防犯カメラの導入がおすすめな理由と注意点について解説していくので、最後までご覧になりぜひ参考にしてください。
目次
繁華街の飲食店が抱える防犯課題
賑やかな繁華街は、飲食店にとって集客力が高い絶好の立地ですが、同時に様々な防犯上の課題も抱えています。
窃盗や強盗などの犯罪発生率は高く、酔っ払い客による様々なトラブルが頻発しているのが現状です。
また、深夜営業や人通りの多さなど、繁華街特有の環境も防犯対策を難しくする要因となっています。
従来の防犯対策としては、警察によるパトロールや防犯カメラの設置が一般的ですが、犯罪を減らしたり犯人を検挙するためには限界があります。
特に人による監視には限界があり、事件が起きてから録画された映像を確認して犯人を検挙するまでにかなりの時間がかかってしまいます。
このような状況下で、AI搭載防犯カメラは、飲食店や繁華街における犯罪抑止や犯人逮捕への新たな防犯ソリューションとして注目を集めており、安心・安全な街づくりへ大きく貢献することができます。
飲食店にAI搭載防犯カメラがおすすめな理由とは?
AI搭載防犯カメラは、従来の防犯カメラに人工知能(AI)の技術を組み込んだもので、AIによる画像解析によって、不審な行動や人物を自動的に検知し、リアルタイムでアラートを発信することができます。
飲食店にAI搭載防犯カメラを導入するメリット
飲食店にとって、AI搭載防犯カメラの導入にはさまざまなメリットをもたらしてくれます。
・犯罪抑止効果:AI搭載防犯カメラは、高度な顔認証や不審行動検知機能を持つカメラが設置されており、異常行動などを検出するとアラーム音で警告することも可能であるため犯罪を思いとどまらせる心理的効果を生み出します。
・証拠確保の強化:高画質・高機能であるため、鮮明な映像を記録することができます。万が一、事件やトラブルが発生した場合でも、犯人の顔や服装、行動などを詳細に記録し、証拠として活用できます。これにより、警察の捜査協力や犯人特定をスムーズに進めることができ、事件の早期解決に貢献します。
・業務効率化:AIが自動的に不審な行動や人物を検知するため、従業員が常時監視する必要がなくなり、個人店舗でも接客や調理などの業務に集中できるようになります。また、万引きやトラブル発生時には、AIが即座にアラートを発信するため、迅速な対応が可能となり、被害の拡大を防ぐことができます。
・集客効果:AI搭載防犯カメラを設置することで、「安心・安全なお店」というイメージをアピールすることができます。特に女性客やファミリー層にとっては、安心して来店できるという安心感が大きな魅力の一つになります。また、AIの分析機能の活用次第では顧客分析やマーケディングツールとしても利用することができます。
・コスト削減:人による監視を減らすことで、警備員の人件費削減に貢献します。また、万引きや盗難などの被害を未然に防ぐことで、損失を減らし、結果的にコスト削減につながります。
繁華街の店舗にAI搭載防犯カメラが有効な理由
繁華街の店舗は、特にAI搭載防犯カメラの導入効果が高いと言えます。
・人通りの多さ:繁華街では人通りが多く、顔がはっきりと見えない、服装が似ているなど、不審な人物を特定することが非常に困難です。しかし、AIは防犯カメラからの映像データから高精度な顔認証機能や特定人物の追跡機能、群衆の中から不審な行動を検知する機能などを備えており、人混みの中でも効率的に不審者を特定することができます。
・深夜営業:繁華街の飲食店は深夜営業を行うことが多く、従業員の目が行き届きにくい時間帯や人通りの少ない時間帯に、犯罪リスクが高まります。しかし、防犯カメラでは、24時間365日稼働し続けることができるため、深夜の時間帯でも常に店舗内外を監視し、AIの機能により不審者や不審な行動を常時検知することができます。これにより、深夜営業における防犯対策を強化し、従業員やお客様の安全を守ります。
・アルコールの影響:アルコールは、人の判断力や理性的な行動を抑制する効果があり、酔客によるトラブルや暴力行為のリスクを高めます。繁華街の飲食店では、アルコールを提供することが多いため、こうしたトラブルが発生する可能性も高くなります。AI搭載防犯カメラは、酔客の不審な行動やトラブルの兆候を早期に検知し、適切な対応を促すことで、被害の拡大を防ぎ、安全な環境を維持することができます。
AI搭載防犯カメラ導入時の注意点
従来の防犯カメラが設置されている場合、AI搭載防犯カメラへの切り替えを検討する際には、以下の点に注意が必要です。
・カメラの種類と設置場所:AI搭載防犯カメラには、様々な種類があります。店舗の広さや構造、監視したい場所などを考慮して、最適なカメラを選びましょう。また、設置場所も重要です。死角をなくし、効果的に監視できる場所に設置する必要があります。
・法律とプライバシー:AI搭載防犯カメラの導入にあたっては、個人情報保護法などの法律に配慮する必要があります。撮影範囲やデータの取り扱いについて、事前に弁護士や専門家に相談することをおすすめします。また、ガイドラインの作成をすることで安全な運用体制を構築することができます。
・コストとメンテナンス:AI搭載防犯カメラは、従来の防犯カメラよりも高価な場合があります。また、定期的なメンテナンスも必要になるため、導入前にランニングコストも含めた費用対効果を十分に検討しましょう。
・導入後の運用:AI搭載防犯カメラを導入するだけでは、十分な防犯対策とは言えません。導入後の運用方法をしっかりと計画し、従業員への教育も徹底することが重要です。
従来の防犯カメラからAI搭載防犯カメラを導入した事例
従来の防犯カメラからAI搭載防犯カメラに変更して導入した飲食店の事例を紹介します。
居酒屋にAI搭載防犯カメラを導入した事例
防犯対策として店内に防犯カメラを設置していましたが、お客様同士のトラブルや無銭飲食などのトラブルがあったことから最新の防犯対策を考えており、顔認識機能を備えているAI搭載防犯カメラを導入。
AIによる顔認識機能は、過去にトラブルを起こした人物や無銭飲食者をデータベースに登録することで、入店時にAIが自動で検知し、従業員にアラートを送信して把握できるようになります。
これにより、入店時にトラブルメーカーを事前に把握し、注意深く見守ることや不審な行動をとった際にスタッフへ通知で知らせ、直ちに状況を把握し、適切な対応を迅速に取ることが可能となりました。
従来の防犯カメラでは自動検知機能がないためトラブルの把握率も低かったですが、AI搭載防犯カメラを導入したことで不審な行動をする人物を特定できるようになり、データベースに登録することで再来時に迅速に適切な対応をとることができるようなりました。
まとめ
繁華街の飲食店にとって、防犯カメラによる防犯対策は非常に重要な課題ですが、従来の防犯カメラでは実現できなかった高度な防犯機能により、高精度で高いセキュリティレベルを構築することができるため、安全・安心な店舗運営をサポートします。
AI搭載防犯カメラの導入は、決して安い投資ではありませんが、長期的な視点で見れば、トラブルや事件等による被害額を抑えることができます。
また、佐賀市のように、繁華街を管轄する警察との連携により、犯人の足取りや犯人特定につながるための協力体制を取ることができるため、繁華街の治安を守ることにも大きく貢献します。
AI搭載防犯カメラへの更新もしくは導入を検討されていましたら、お見積もりから製品カタログ等の資料を送付させていただきますので、お問い合わせフォームもしくはお電話より、お気軽にご相談ください。
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