近年では監視カメラのデータをクラウド上に保存することが可能となり、映像データへのアクセスも容易になりました。
しかし、クラウドは外部からの攻撃や不正アクセスのリスクがあるため、危険視されている面もあります。
今回は、監視カメラのクラウド保存の危険性やメリット・デメリットについて解説していきます。
目次
監視カメラのクラウド保存とは?
クラウドとは、インターネットなどのネットワーク経由でソフトウェアの利用やデータのやり取りが可能なサービスのことです。
今までのデータ保存の主流は、HDDやSDカードなどの記録媒体が必要でしたが、クラウド保存にすることで監視カメラで撮影された映像をパソコンやスマホからインターネットを経由してデータへアクセスすることもできるようになりました。
監視カメラのクラウド保存のメリット
監視カメラのデータをクラウド保存にするメリットについて紹介していきます。
データのバックアップと保護
クラウドのデータバックアップは、クラウドサービスの設定により自動的にバックアップされます。
問題が起きた場合にも、アラート機能があるため、手間をかけずにバックアップすることが可能です
また、クラウドではデータを保護するために暗号化するサービスもあります。
暗号化アルゴリズムを利用して顧客データを暗号化した形態に変換させてクラウドに保存するサービスがあります。
ストレージ容量の節約
クラウドサービスは、ストレージ容量についても融通が利きます。
クラウドサービスを利用することによって、ストレージを気にすることなく活用することもできます。
定額サービスを利用することで、ストレージ無制限にできますので必要に合わせてストレージを調整してください。
リモートアクセスとリアルタイムモニタリング
クラウド保存することにより、リモートアクセスでリアルタイムでモニタリングをすることが可能です。
リモートアクセスによって、遠隔で会社や自宅からでも保存したデータを利用することが可能になります。
場所を問わず、時間に影響されずリアルタイムでモニタリングできるのは大きなメリットです。
監視カメラのクラウド保存が危険な理由と対策!
監視カメラのクラウド保存が危険といわれる理由について解説していきます。
クラウド保存が危険な理由!
クラウド保存を利用するにあたって注意しなければいけないポイントがあります。
・クラウドサービスの不具合でデータが消失する
クラウドサービス側に障害が発生した場合、クラウドに預けているデータが消失してしまう可能性があります。
・データの漏洩
クラウドは外部のサーバーやデータセンターにデータを保存するため、セキュリティの脆弱性が懸念されます。
不正アクセスやハッキングのリスクがあり、万一クラウドサービスが侵害された場合、大量の映像データが漏洩する可能性があります。
なかでも、個人や企業等の重要な情報や個人識別情報が含まれる映像データの取り扱っている場合は特に注意が必要です。
・クラウドサービスのアカウントが不正利用される
クラウドサービスのアカウントは、サービスを利用するための鍵になります。
アカウントが外部に流出した場合はデータの漏洩もしくは盗難の可能性があります。
クラウド保存を安全にする対策方法!
前述で紹介した危険なポイントを安全に利用するための対策を紹介していきます。
・データ消失の対策方法
クラウドサービスの障害は突然起こります。
データの消失を避けるために、HDDなどの別のシステムにバックアップを取っておくことがおすすめです。
・データ漏洩の対策方法
クラウドサービスからのデータ漏洩の危険性にはクラウドサービス事業者のセキュリティ対策を確認しましょう。
クラウドサービスの利用規約などを確認してより安全な事業者を選びましょう。
また、パソコンやスマホなどのデバイスがハッキングされてしまう可能性もあるため、利用するデバイスのセキュリティ対策をとる必要もあります。
・アカウント不正利用による対策方法
アカウントの不正利用を防ぐためにIDやパスワードの設定に注意しましょう。
アカウントを設定する際には、誕生日設定や単純なものを避けることと定期的にIDやパスワードを変更しましょう。
公共施設での利用事例
駅や空港のセキュリティ強化
駅や空港に監視カメラを設置する理由として、犯罪やトラブルの抑制や自己検証が考えられます。
駅は地方になると無人駅も存在するため、犯罪抑止の効果が期待できます。
公園や商業施設の犯罪抑止効果
公園や商業施設の監視カメラ設置の目的として、不特定多数が利用すること治安が悪い地域になるとたまり場になったりする場所の犯罪抑止のために設置されます。
公園を利用している子供をお持ちの家族や地域住民の安心のためにカメラ設置を進めています。
災害時の被害状況把握と復旧支援
災害の発生や復旧支援に監視カメラは効果を発揮します。
大規模な災害が発生した場合、現場へ近づくことができない場所の状況把握や復旧作業を進めるための対策を遠隔地で確認することができます。
遠隔地で早急に状況把握する監視カメラは設置が進められています。
まとめ
監視カメラのデータをクラウド保存する場合、データを保存・活用するにはとても便利なサービスですが、映像データの漏洩を防ぐためのセキュリティが重要になってきます。
しっかりとセキュリティ対策を取ることで、便利なクラウドサービスを活用しましょう
もし監視カメラのクラウドサービスやセキュリティ面で不安やお悩みがある方はお気軽にご相談ください。
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