野球観戦やドーム公演など、多くの人が訪れる野球場ですが、多くの人が利用するからこそ盗難やいたずらなどによる被害があるのも現実です。野球観戦中などはプレーに集中していることもあり、自分の荷物など注意が散漫になりがちです。そうした隙をついて盗難される被害が後を絶ちません。そうした野球場でできる防犯対策について解説していきます。
目次
野球場でおきるトラブル
実際に野球場の中で起きている被害としては、どういったトラブルが起きているのか解説していきます。
持ち物、荷物の盗難
野球場には多くの人が訪れることで、荷物や持ち物、貴重品の盗難が発生しています。野球の試合やライブに集中することで、持ち込んだ荷物に対して注意散漫となってしまい、置き引きやスリなどの被害に合う可能性があります。また盗難された後に気付くまでに時間が掛かる場合が多く、被害があってからは何らかの対策をしていなければ、なんとも出来ないというのが現状です。
落書き、器物の破壊
球場内の目が行き届かない場所において、落書きやいたずらなどの被害もあります。特に夜間の人の通りが少ない時間帯など、落書きなどのいたずらや器物を破壊されるなどの可能性もあります。また夏場などは居座りやたむろ、ゴミの不法投棄などトラブルも頻発する傾向にあります。
迷子、荷物の紛失
家族で野球観戦をしている場合、迷子の問題もあります。球場内はベンチ席の他にも売店など子供にとって魅力的なもので溢れており、少し目を離した隙に迷子になる可能性もあります。迷子になってしまった場合、スタッフの数は限られており探し出すのは容易ではありませんので、防犯カメラの映像を活用することで早期に解決できるかもしれません。
役に立つ防犯カメラ機能
球場に防犯カメラを設置する場合におすすめする防犯カメラ機能をご紹介いたします。
赤外線暗視カメラ
赤外線暗視カメラは、夜間、暗闇の中で暗視撮影できるカメラです。球場の外周を防犯カメラで監視する場合、赤外線暗視機能を使うことで24時間365日常時監視することができます。かなり大きな敷地の球場の場合は赤外線照射距離の長いものを選ぶことで監視できる距離が変わります。
ハードディスク録画
防犯カメラを設置した際に、ハードディスクレコーダー(DVR)を使用することで、録画データを保存しておくことができます。DVRの種類によって搭載されているハードディスクの容量が変わりますので、録画を残しておきたい日数分の必要なDVRを選定するようにしましょう。
防水、防塵機能
野球場の中において屋外に防犯カメラを設置する場合は、防水、防塵機能のついた防犯カメラにするようにしましょう。特に軒下など雨のかからない場所であればIP65等級の防犯カメラで十分ですが、完全に雨ざらしの現場においてはIP66もしくはIP67等級の防水、防塵性能のカメラにするようにしましょう。
PTZ機能
PTZ機能とはカメラのレンズはパン、チルト、ズームができるカメラです。通常の防犯カメラは画角が固定されているのに対してPTZカメラは遠隔でカメラのレンズを動かすことができます。カメラ1台あれば全方位を見ることができます。また全方位カメラと呼ばれるカメラは360度全方位見ることができます。
野球場に防犯カメラの活用を
野球場に防犯カメラを設置することで、メリットはお分かりいただけたかと思います。ぜひ球場に防犯カメラを設置しましょう。
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